人生を変えるきっかけをくれた宿題
2012年の5月に私は初めての本を出版しました。
「毎日、日記を書く」という宿題
小学校に入学した時、私があまりに何も知らないわかってないおバカさんだったので、1年生の時の担任の先生は私のことを嫌っていたみたいです。
2年にあがる時に児童数の関係でクラス替えがあり(本来は1、2年が同じメンバー、同じ担任のはずでした)、産休でお休み中の先生のクラスになりました。1学期は代理の先生が受け持ってくれて、2学期が始まってから、
産休が明けたE先生に変わりました。
今振り返って思い出すと、私は先生の話が理解できない、勉強できない、
忘れ物ばかりする、友達とトラブルばかり起こす相当なこまったちゃんだったと思います。そのこまったちゃんの私のために、先生が考えてくださったのは、「毎日、日記を書く」という宿題を出すことでした。
最初は意味もわからず書き始めた日記でしたが、先生がつけてくれる花丸と
コメントがうれしくて、他のことはすべて忘れても日記だけは欠かさず書き続けました。どう書いたら、読んでくれる先生に伝わるのか、いっぱい花丸がもらえるのか、うれしいコメントを書いてもらえるか、毎日毎日そのことを考えるのが楽しくて楽しくてしかたがなかったことを、つい昨日のことのように思い出すことができます。
文章を書いて人に読んでもらうことが好きになったのは、E先生の宿題のおかげです。
小学校の途中で引っ越してからも、中学、高校、大人になって、結婚して、
子どもを産んで……その間も先生には年に数回お手紙やハガキを出し続けて
きました。そのたびに、私の文章を昔と変わらず褒めてくださる先生。
書籍『天使が我が家にいるらしい』を出版した時、ちょうど次男が小学2年生でした。あの子を見ながら「ああ、私はこんなに小さい時に先生と出会ったんだ」としみじみ思い、この出会いが今の自分のもとを作ってくれたということに驚き、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そしてこの2012年の夏いつもの残暑お見舞いのハガキの代わりに、E先生に自分の本を送りました。
実は、本を出版したことはもちろん、出版しようと思っていたということは、E先生には伝えていませんでした。
注*kokkoくらぶメンバーさんで有料部分を読みたい方は、記事購入前にご連絡ください。この記事プレゼントします!
ここから先は
記事をここまでお読み頂きありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 頂いたご支援は書籍購入及び今後の執筆活動のために使わせていただきます<(_ _)>
