いわゆるマイギター6:Ovation 1990 Collector's
前回に続いてかつてのマイギターの回想など書いて行こうと思います。
1 本日のギター
メーカー:Ovation 1990 Collector's
トップ材:バーズアイメイプル
バック材:リコラード(スーパーシャロー)
入手経路:布施駅のスクラッチで購入
使用期間:4年ほど
(性能評価)10点満点・あくまで個人的評価
立ち上がり:6
ボリューム:3
基音の太さ:6
サステイン:6
リバーブ感:5
音のツヤ感:6
弾きやすさ:9
ジャンル幅:6
合計 :47/80
2 入手の経緯
当時ギブソンのJ-45をエレアコとして使っていたのですが、あまり好みではなかったため、新しいエレアコを探していました。当時は大学生でしたね。
そのときに、大阪の近鉄布施駅の高架下にあったスクラッチというギターショップのホームページでこのギターを見つけました。お店自体は基本エレキ中心の店でしたが、少しアコギもある感じ。現在は閉店しているようです。
ショップの近所に住んでいた高校時代の友人と一緒にお店へGO。
元々メインギターのテイラーがメイプルサイドバックであったこともあり、メイプル自体に非常に好意的だったのですが、当時は(というか今でも)珍しいメイプルトップということで、見た目の印象は100点。当時はバーズアイが何なのかも分かってなかったですが。
ネックも薄く非常に弾きやすかったので、その場で購入。
3 オールマイティーなギターとして使用
このギターに載っていたプリアンプはOP24というものだったのですが、まあいわゆるオベーションの音でした。いつ聴いても個性的。
正直言ってアコースティックな音かと言われるとアレですが、少なくとも指弾きやリードを弾く分にはそこまで違和感はないんですよね。コードだと途端にオベーションらしさがぬーっと顔を出してきますが。
雨の日の野外とかでも気軽に使えたのもいい思い出(今思うとオベーションでもダメだけど)。
あと、オベーションって案外生音をマイクで録音するといい感じなんですよね。不要な響きが少ないので弦の音がクリアに聞こえます。
さらに言うとサイレントギターほどではないにしろ、普通のギターより音量が少ないので夜に自宅で弾くのにももってこい。
今でもオベーションって個性的なイメージが強いと思いますし、実際音は個性的ですが、案外使い方は色々あったりします。
4 ライちゃんの思い出
その後、サンタクルーズのギターを購入してエレアコ化したので、このギターの出番は少なくなりました。そのため、大学の友人であるライちゃんに買い取ってもらったんですが、ライちゃんとの出会いは非常に運命的でした。
ある日放課後の大学の教室でギターを弾いていました(さも当然のように書いていますが、こんな自由な大学はあんまりないはず)。
当時は押尾コータロー全盛期でしたから私も色々コピーしていました。特にセカンドアルバムに入っている Splashは人前でもよく弾きました。
その日もいつものルーティンで練習を進め、レギュラーチューニングから始まり徐々にチューニングダウンしていき、DADGADまで下がったので、Splashの練習を始めました。
あれ?生音なのになぜかテープエコーがかかっているように聞こえる。
・・・隣の教室から同じ曲が聞こえているやんか!
ということで隣の教室に行くと一人のにーちゃんがSplashを弾いていました。
これがライちゃんと私の出会いです。
図書館で同じ本を取ろうとしてイケメンや美少女と手が手が触れ合うよりもものすごい低い確率で私たちは出会いました。
いや、ほんとかわいこちゃんやったら一発で恋に落ちてたであろうことは疑いがない。
その後、彼や彼の所属している軽音サークルのメンバーとも交流ができたのですが、彼はギター部にも所属していました。副部長だったっけ。
あるとき彼がギター部の同期の友人を紹介してくれたのですが、なんとコンクールでも入賞している実力者。その方にも色々教えてもらいましたが、一番覚えているやりとりは右手で弾く際の弦へのテンションのかけ方。
当時、私は弦に対して垂直方向(自分から見て上下の方向。1弦であれば真下から真上)にテンションをかけていたのです。クラシックの教本とかでもそうやって弾くように書いてたしね。
ただ、彼が言うには上手な人で実際にそんな弾き方をしている人は少ないらしく、むしろ、弦に対して平行方向(自分から見て手前から奥へというイメージ。サウンドホールに向けて押し込むイメージです。)からテンションをかける方が音も太く安定するとのことでした。
当時の私はテンションをかけること自体は意識していたものの、その方向まではあまり意識していなかったので、彼のアドバイスは目から鱗でしたし、実際にそうやって弾くとめちゃくちゃ音が良くなりました。今でも大切にしているアドバイスです。
ちなみにライちゃんは結婚式にも呼んでくれましたし、今もほっそりと交流は続いております。不思議な縁だ。
5 次回予告
次回は人生初めてのオーダー、塩崎さんのギターについて書こうと思います。2回くらいに分けて書くことになるかな。
