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ブリスターパックがお似合いさ

新型カメラが登場しても何も感じることなく、すっかりカメラ熱が冷めた僕だが、このたび長年愛用したリコーGRDIIと死別、ひさびさ新しいカメラを手に入れた。ドンキで見かけたケンコーKC-AF11。ブリスターパックに入って、セールで7000円台の値札が貼られていた。GRDの後継はGRシリーズから選ぶつもりだったが、こいつを目にした瞬間「あ、これいいね」と。

SNSで「カメラはなんでもいい」「いや、そんなこたあない」なんて噛み合わない議論を見るが、僕はカメラにこだわらず写真を撮りたい。かといってカメラはなんでもいいと思っているわけでもなく、用途に合うかどうかは道具としてもっとも重視する点だ。ただこのカメラに関しては、そんなことどうでもいいって気分でいたいから選んだというわけだ。

ドンキの店員さんが「このカメラ、メモリーカードが必要なんですよ」と説明してくれる。僕は「そうなんですね、じゃそれも」とまるきり初心者。ま、1976年にカメラ始めてたかが半世紀。初心者に毛が生えたようなもんだ。

付属のType-CケーブルをPCのUSBポートにつないで充電。スタンバイするとやっぱりなんかいい感じだ。質感がいいでもなく、値段なりのチープさが心地良い。そのぶん写真を撮る純度が高まる気がする。たとえ錯覚でもいい。写真なんてどっちみちどこか錯覚なんだから。

そして翌日、優愛さんを撮った。
このカメラは白黒とかセピアとか効果を選ぶことができて、数ある効果の一つに「低彩度」ってのがあった。気軽なカメラに似合うような気がして今回は低彩度にセットして撮った。

約500万画素でレンズは換算33.8mm。GRDIIの28mmも良かったけど、35mmに近いこの感じもなかなか撮りやすくていい。このあたりは平凡な写りになりがちで難しいとも言われたりするけど、僕の場合は平凡な写りこそ求めているものなのでちょうどいいのだ。

優愛さんを撮ったあとは、なつきさんとペニンシュラでヌン活wwwしたのだがそこでもこのカメラが活躍してくれた。

28mmなら全部入るとこなんだけどちょっと上が切れちゃった。あまり引くのも嫌なんでそのまま撮った。これでいいのだ!笑

低彩度モードなかなか気に入った。

手ブレ軽減がついているんだけど、うっかりするとブレちゃう。こういうカメラだと撮り方がラフになるしね。でもそこがまたいいんだよ。

写真はね、もう気軽に撮ることにしたんだ。
SNSでもあまり写真に関してシリアスな発言とかしたくないんだ。写真ずっと撮ってきた人生だからつい語っちゃうときもあるんだけど、そういう自分が好きじゃないんだよ。

いまの僕にはブリスターパックのこのカメラがお似合いなんだ。ポートレートでも、このカメラでいいって人を撮りたいよ。

言葉は誤解を招くからおそろしいものでもあるけど、あえて誤解されるの覚悟で気楽に言葉も発していたい。僕のことをわかってくれる人はわかってくれるから、それでいい。

誤解されるぐらいがちょうどいいんだ。
いろんな人に良く思われる必要なんてないのさ。


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