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BRICS時代の国際経済(10)~2026年大胆予想の裏を読む~

サクソから、2026大胆予想が発表されました。

https://www.home.saxo/-/media/documents/campaigns/outrageous-predictions/2026/outrageous-predictions-2026-jp.pdf?revision=3e9f7804-bcfd-45f2-9e42-4e87bd83a13f

非常によく練られた素晴らしい内容であり、小職もまた、シンクタンク勤務時代の年末のとんでも予想会議を想起いたしました。

私が気になったのは、
1.米中間選挙と2.金本位制人民元です。

1.米中間選挙

米中間選挙は、SNSによる拡散が、これまで世界中の選挙に影響を与えてきましたが、それが収束するというのが大胆予想です。

ご承知の通り、世界的にTVを観ない人が増えています。
特に若年層は、全く観ないことも多いのではないでしょうか。
観ているのはSNSです。
さらに、AIによるフェイクSNS拡散は、もはや日常茶飯事、あのビートたけしさんまで、その注意喚起広告に一役買っておられるほどです。

今や選挙≒SNS合戦、米国では、区割りを巡って、地上では共和党と民主党の攻防戦が続いていますが、空中ではSNS戦が繰り広げられます。
これを是正できるというのが大胆予想、つまり、普通にしていれば、悪化するということでしょう。

いずれにせよ、外交面で食料、エネルギー分野でトランプ関税の緩和と、製造業では、米国内投資圧力が高まり、最大の競合国中国との摩擦は、10月末の首脳会談で1年停戦の期限が切れる点が注目されます。

2.金本位制人民元

こちらは、個人的には、金回帰は、BRICS中心に続くとみています。他方で、難航しているロシアとウクライナがなんとか停戦となれば、ロシアは、人民元依存をステルスで解消を図ると見込みます。

米国から25%プラスロシアとの取引で25%、計50%の関税を課されてるインドについても、インドのロシア依存がある程度解消に向かうように思われます。

しかしながら、停戦がならなければ、BRICSは金本位を重視し、その中核に人民元が座るのではないかとみております。

その他、大胆予想では、肥満薬がペットにも広がるなどは興味深いです
日本では、医療用として厳格に管理されていますが、潜在ニーズは、世界的に高いでしょう。

3.サナエノミクス

話は変わりますが、
さて、流行語のほうは、働いて、働いて、働いて・・・・になりましたが、
サナエノミクスのほうは、
日銀の0.25%政策金利切り上げ見込みが、そもそも財政規律緩和で高まっていた長期金利をさらに押し上げて、10年物国債利回りは上昇を続けています。
これは、長期金利が、政策金利の長期予想を織り込んでいるというロジックが、日本国債の格下げ懸念による長期金利上昇と融合した形と言えるでしょう。

2026年は、円安による物価高は容易に抑制されず、長期金利の上昇は続くなかでも、日銀の政策金利のさらなる引き上げを迫られるのではないでしょうか。

それを回避できるとすれば、米国発のAI株の調整、米国雇用の悪化という米国発ということになるのではないでしょうか。

日本では、株一色だった2025年、不動産高騰がいくところまでいった感がありますが、金利のある世界で債券が注目され、不動産高騰には一定の待ったがかかるのが2026年といえそうです。

さて、ゼミの方は、「学生生活充実ファンド」(エンタメ)と「学生生活必需ファンド」(衣食住)、結局、この2つのファンドを合体させて、「学生生活ファンド」を組成する方向で調整中ですが、一筋縄ではいきません。

12月はばたばたしますが、なんとか、無事に着地させることに注力いたしましょう。

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