新宿の神社でおかしな動きをしていた女性と花園神社の過去のすごい戦略-新宿(1)-
2023年に書いたメモが残っていたので発掘掲載。そういえば、神社や地域について書いたのはこれが初めてだったかもしれない。【注意】R指定
新宿の花園神社の例大祭があった。生憎行けなかったけれど、後宴祭なるものがあり、興味本位で見にいった。ただ、拝殿が開いていたけれども目立つものは何もなかった(笑)残念。
花園神社に行くときは酉の市のとき。混み合っているから、つぶさに見ることはない。
神紋が3つ
花園神社内を見渡す。花園神社は独立した神社でなく、大鳥神社と雷電神社が合わさる。これは神紋(家紋みたいなやつ)で分かる。
写真の賽銭箱を見てほしい。

大鳥神社は鷲神社。酉の市を担う。鷲神社の酉の市は本場者だ。だから、花園神社イコール酉の市のイメージがあるけれども、花園神社の中の一機能である大鳥神社が酉の市をやっていると推察される。かつてのM&Aのようなものか。
花園神社は花園稲荷神社
花園神社はよく見ると花園稲荷神社と書いてある。稲荷の語源は稲が成るなので商売繁盛を司る。歌舞伎町の土地柄そんなもんかなと思っていたら、花園神社の中央にどんと稲荷神社がある。威徳稲荷神社という。
威徳稲荷神社でひたすら擦る
そこでおかしな動きをする女性をみつけた。
威徳稲荷には右側になぜか台がある。そこに登り、お社の上にある何かをひたすら擦っている。これが何かはあえていうまいが、かなまら祭り的なオブジェクトとだけ書いておく。
男女和合だそうで、それが商売繁盛につながるところが新宿らしい。つまり、少し前に書いた通り、内藤新宿と繋がるこの地域はこれが商売繁盛に繋がっていたということだ。ということは、歓楽街にはこの手のものが多いのか。
客先でたまたま稲荷好きの人事部長がいて、話したところ、威徳稲荷には上だけでなく裏にもそれがありますよと。見たらたしかにそちらにもあった。知ってる人は知っているものだと驚く。
雷電、君はなぜ一緒になったの?
さて、雷電神社はなぜ一緒になっているのか。花園神社とは別に雷電稲荷神社というのが会社の直ぐ側にある。新宿高校の並びだ。雷避けのご利益があるらしい。これが移転して花園神社に合祀されたそうなのだが、元のところにもなぜか再建されたそう。小さな神社。
雷電と稲荷はベストカップル
なぜ、稲荷に雷電が必要だったのか。稲が成るためには、雷光(とそれに伴う雨)が欠かせないとされていたらしく、イナズマは稲(イナ)の夫(ツマ)という意味があるそうな。だから、稲荷がより繁栄するように雷電を引っ張ったのだと推察。
ところが謎の雷電神社の復活
ただ、おそらくそれを快く思わなかった人たちがいたのだろう。いつの間にか再建された雷電稲荷神社は社の形式も神紋も違う。
神社の建物には個性がある。大社、つまり出雲系と神宮系の相性は悪い。滅ぼした側と滅ぼされた側である。
雷電稲荷神社は出雲大社系列の大社造。花園神社は神宮系の神明造になっている。いつの時代も理念と異なるM&Aがなされると、異を唱える人たちが独立起業するものなのだと思った。
まとめ
よく観察すると神社は色々な発見がある。謎も見つかる。境内には他にも浅間神社なども。
狛犬が子連れだったのも面白い。狛犬が子連れの場合、子孫繁栄、商売繁盛を表すらしく、この神社の狛犬にはふさわしいなぁと。
※特定の宗教及びスピリチュアルには一切属しておらず、単に人の営みの一部として作られたものたちに興味があるだけです。花園神社およびその氏子の方などに対しての悪意等もありません。
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