いつもの反対じゃないとダメ?伝わる話し方 | 英語プレゼンの作法
英語プレゼンを聞いていて、
「あ、この人の話し方、分かりやすいな」
と感じる話し方には、パターンがあるように思いますので、今日はその点を解説していきたいと思います。
プレゼンではいつもと同じような話し方をすると伝わらない?
いつもと同じような話し方、とはどういうことでしょうか?
特に何も考えないで話す時、私たちがよくするのが、
スタート地点から話を始めて、
↓
途中の経緯をいくつか述べて、
↓
最後のゴールに行き着いて
↓
話をやめる
という話し方ではないでしょうか。
ある意味、自然ですよね、スタート地点から始めてゴールで終えるのですから。
ただ、プレゼンでは、このような話し方をすると、オーディエンスは注意力を保つことが難しいと感じます。
友人とゆっくりお茶をしているのと違い、ビジネスの場では、皆さん会議続きでメールも溜まっているし、忙しいですよね。
そんな中、相手はあなたに耳を傾けることにしたのですから、
貴重な時間を無駄にしている
と思われた瞬間、注意力が低下すると考えていいと思います。
それでは、どのように話せば、ちゃんと聞いてもらえるのでしょうか。
要点は何なんだ?
この質問にできる限り早く答えることが、英語プレゼンにおいて、また特にエグゼクティブレベルの場全般において効果的だと思います。
ちょっと具体例を見てみましょう。
例えば、
あなたがとあるプロジェクトのタイムラインについて説明しないといけない、というシナリオを考えてみましょう。
いつも通りの話し方をすると、こんな感じの説明になるのではないでしょうか。
”First we will develop the overall strategy for this project, then we will break this down into a specific list of deliverables, after that we will start building each deliverable, some of which will have dependencies, and towards the end, we will do end-to-end testing, and also staff training, and then finally we will launch this on 1st September. We will have a X-week period of hypercare after launch to ensure we fix any issues in the initial period.”
内容としては、間違ったことは一つも言っていないのですが、情報を提供する順番が、ビジネス環境に相応しくない、
要点は何なんだ?
というマインドセットに適っていない、というように思います。
一番大事な情報から始める
もしここで、話し方を反転させて、一番大事な情報から述べようとするとどうなるでしょう。
“We will launch this project on the 1st September in five countries. We will work towards launch in 4 key phases, strategy, refinement of scope, development and testing. Following the launch, we will address critical early stage issues in a X-week hypercare period with focused resources.”
話し方として、
結論・要点
(この場合、いつどこでローンチするのか)
↓
結論・要点に至るアプローチ
(この場合、何フェーズあるのか)
↓
追加・補足事項
(この場合、ローンチ後のケア)
という流れで話をすると、特に注意力が散漫なリーダーシップレベルの合意形成がしやすいと感じます。
始めの5秒で結論を伝えよう
もうひとつ、全く違うトピックですが例文を見てみましょう。
”Milk has a lot of calcium in it. Milk also helps us sleep. Also, milk is delicious. So we should all drink more milk.”
と話すよりも、
“We recommend that we all drink more milk, for 3 key reasons. One - milk has a lot of calcium in it. Two - milk also helps us sleep. Three - milk is delicious. For these 3 key reasons, it makes sense for all of us to drink more milk”
と話すと、
まず、何を提案しているのか始めの5秒で把握できる、
おまけに最初と最後に要点(提案)をそれぞれ述べて、一番大事な内容を繰り返し伝えることもできます。
皆さんは、メッセージができる限り早く相手に伝わるように、どのような工夫をしていますか?
来週も、違った切り口から英語プレゼンの作法について考えをシェアします。
