青春18きっぷとタイミーを使ってどれだけ安く旅できるか検証してみた
旅したい。でもお金がない。
そんな悩みをもったことはないだろうか。僕は何度もある。むしろ僕にとって旅とは、いかに資金を捻出するかの勝負ですらある。
大学の卒業旅行では、姉に100万円ほど借金をして資金をまかなった(社会人になってから返済)。2023年に実施した世界一周では、クラウドファンディングで旅を応援してくださる方から支援を募った。
もちろん一定期間しっかり働くなりして、お金を充分に貯めてから旅に出るのもいい。というかそれが正攻法だろう。
だが正攻法だけが唯一の正解ではない。正攻法以外の選択肢をいかにして持っておけるか。これも人生においては大切だ。世界中80億人全員に共通すること、それは今が一番若いということ。つまり、全人類にとって「今」がベストタイミングだということだ。
これまで42都道府県、47ヶ国を旅してきた。その経験から学んだのは、欲望にも賞味期限があるということだ。「行きたい」と思ったなら今、行くのが一番だ。「旅したい」と思ったその瞬間が、ベストタイミングなのだ。
いつか行こう。お金が貯まったら旅しよう。その「いつか」がやってくる保証はない。自分の体力や健康状態、仕事や家族の状況が変わるかもしれない。旅先の街の事情が変わることもある。コロナのように、旅ができない世の中になってしまう可能性だってある。
それに、仮にその日が来たとしても、そのときの自分は今の自分とは違う。5年前に行きたいと思っていたあの場所。その場所は変わっていないかもしれないが、5年前の自分はもうそこにはいない。欲望の鮮度が落ちているのだ。
だから僕は言いたい。旅をしたいと思ったなら今、旅に出よう。いろんな事情はあるだろうが、まずは「今」を旅に出る時期の筆頭候補に挙げよう。
お金が貯まったらじゃなく。5年後とかじゃなく。今、旅をする。そう決めたら、もう一度、この問題にぶち当たる。
旅したい。でもお金がない。
ここで朗報だ。この悩みの新たな解決方法が登場した。
スキマバイトサービス「タイミー」だ。
いや、別に今、登場したわけじゃない。タイミーのサービスが始まったのは2018年。ただ当時、僕はスキマバイトなんて知らなかった。タイミーがどんどん人気になるとともに存在を知るようになり、初めて使ってみたのが2023年12月。
初タイミー。
— 岡村幸治|取材ライター (@koji__O) December 8, 2023
和食居酒屋「越後屋金四郎」11:00-13:30
報酬:3,375円、まかない(サバのみりん干し定食をチョイス)
業務内容:配膳、テーブル片付け、テーブルセット、トレー拭きなどがメイン。たまにオーダー取りも。… pic.twitter.com/t3nzKsB649
これは社会を変えるサービスだと確信した。というか、すでに社会を変えているのだけど。それから何度かタイミーで働いたが、いつも家の近くの仕事を探していた。
ところが先月、こちらのnoteを読んで初めて気づいた。旅先でだってタイミーを使えるじゃん。そうすれば旅費を稼ぎながら旅ができる。
旅したい。でもお金がない。
その新たな解決手段として「タイミー」が浮上した瞬間だった。やろうと思えば2018年からできたわけだけど、このnoteに出会うまで「旅先でタイミーをする」という発想が僕にはなかった。なぜ今まで気が付かなかったのだろうか。
というわけで、タイミーで旅費を稼ぎながらの旅をやってみた。お金がなくても旅できるのかを検証してみた。
少しでも支出を抑えるため、交通手段には「青春18きっぷ」を利用した。青春18きっぷは簡単にいうと、JRの普通列車に乗り降り自由のきっぷ(新幹線や特急以外。実際に乗れる路線やルールなどは各自確認してほしい)。今回利用した2025年春だと、3日券が1万円、5日券が1万2,050円。「青春18」という名称だが年齢制限はない。JRの「生涯青春しよう」という思いが感じられる。
今回は5日券を購入。この時点で5日間の旅になることが決まった。行き先は岐阜県の下呂温泉と高山。せっかくの乗り放題なので横浜からそこそこ遠い場所にしたかったのと、温泉で温まりたいという理由から決めた。
青春18きっぷとタイミーを使うと、どれだけ安く旅できるのか。5日間の検証旅行が始まった。
1日目(横浜〜下呂へ。下呂1泊目)
4時半に起き、4時55分に家を出る。最寄り駅から横浜駅で乗り継ぎ、JR東海道本線へ。8時29分、静岡で途中下車。カフェで朝食をとる。

再び電車に乗り、ひたすら西へ。浜松、豊橋で乗り継ぎ、岐阜に到着。ここでJR高山本線へ。岐阜から下呂までが約2時間。同じ岐阜県なのにこんなに遠いとは知らなかった。15時16分、無事下呂駅に到着した。家を出てから10時間21分後のことだった。

初日はとにかく無事に到着できればそれでよかった。とはいえ時間があるので、ゲストハウスにチェックイン後、街歩き。まさかの雨が降っていたが、街中の足湯や温泉に入ったりして楽しんだ。

夜ご飯は下呂牛乳ラーメン。めっちゃおいしかった。

1日目は移動と軽い街歩き、温泉に入って夜ご飯食べて終了。
支出:4,798円
・ベーグルサンド+カフェラテ 1,320円
・湯めぐり手形 1500円
・いろはすマスカット 160円
・下呂牛乳ラーメン+小籠包 1,700円
・水2リットル 118円
収入:なし
2日目(10時〜17時タイミー。下呂2泊目)
朝起きたら、昨日の夜まで降り続いていた雨は止んでいた。ありがたい。雨が降らないだけで、旅のクオリティは格段に上がる。雨が必要なのは分かるけど、自分が旅行してるときには降らないでくれ、と思っちゃう。

朝からランニングして、シャワー浴びて、散歩して。いい過ごし方じゃないですか。そして、足湯へピットイン。

初日に足湯にハマってしまったので、この日は朝から足湯のはしごを決めた。そして、ここからタイミーだ。ついに旅先タイミーデビュー。
勤務先は超有名なプリン屋。観光客が押し寄せるので、店の前には常に行列ができている。その列整理をする仕事だった。勤務時間は10時〜17時(休憩45分)。
昼の休憩では街歩きをしたり、カレーパンを食べたりした。

店のスタッフさんは優しかったけど、行列のつくり方を教えてくれた後は、完全に放置された。仕事中はずっとひとりだったので、まあまあ大変だった。お客さんは色んなことを聞いてくる。「何分くらい並びますか?」「トイレはどこですか?」などなど。なんとかアドリブで乗り切ったり、伝家の宝刀「わかりません」を炸裂させたりした。わからないものはわからない。
これまでの人生経験から、わからないことを知ったかぶりしたり、適当なことを言ったりすることが最も危険な行為であることを、僕は知っていた。
ただ、人は成長する。午後には「わかりません」とほとんど言わなくなっていた。近くのトイレも案内できるようになっていたし(店のすぐ向かい側にあった)、店内に入れるまでの時間も「だいたいですよ」と保険をかけながらなら言えるようになっていた。できなかったことができるようになる。それは喜びだった。たった1日でも成長できるんだと思った。
時間が経つにつれ、僕はこのプリン屋が好きになっていた。なぜなら、お店から出てくるお客さんがみんないい顔をしているからだ。店の外のベンチに座ってプリンを食べるお客さんも多く、彼らは口々に「うまい」「めちゃくちゃまろやかじゃん」などと絶賛していた。僕は今日だけ働く1日限りのスタッフだが、「そうやろ。うちのプリンうまいやろ!」とどこか誇らしい気分になった。

17時、時間どおりに退勤。お客さんの声を聞けたのがとても面白かったが、屋外だったので、特に最後の1時間がきつかった。風が強くなり寒かった。退勤後すぐに店の前の足湯であったまった。
プリン屋にて店頭の列整理のお仕事。めっちゃ面白かった。お客さんが「うまい」「思った以上にまろやか」「やっば!美味しすぎる」と口々に言ってて、1日働くだけのバイトの身ながら誇らしかった。それにしてもこんなに「うまい」が連呼されるお店なかなかないでしょ。貴重な経験できました。#タイミー pic.twitter.com/mdy8F4uToy
— 岡村幸治|取材ライター (@koji__O) March 14, 2025
一日中ずっと立ちっぱなしだったので、まあまあ疲れた。旅先初タイミー出勤を終えた自分を労い、夜ご飯へ。下呂名物のケイちゃんを食べた。

今回の旅のテーマは「青春18きっぷとタイミーを使うと、どれだけ安く旅できるのかを検証しよう」である。ただし、とにかく安く済ませようという趣旨ではない。旅は楽しまなければ意味がない。旅のスタイルは旅人の数だけあるけれど、僕の方針はこうだ。宿泊費と交通費は極力節約する。観光の合間にタイミーで旅費を稼ぐ。一方で、観光と食にはお金を惜しまない。
ケイちゃんは定食にしたし、ドリンクもつけたのでまあまあの値段になったが、後悔はしていない。食事を終えると温泉へ。ここで僕は、働いた後の温泉の最高さを知る。僕は正直、働くことがそれほど好きじゃない。働かなくていいのなら、一生働きたくないと思っている。でも、働いた後の温泉があんなに気持ちいいのなら、たまには働いてやってもいいかもなと思った。なんでそんな上から目線なんだよ、と自分で自分にツッコミを入れたいところだが、とにかく働くのも悪くない、と思ったのだ。
温泉終わりに見る下呂の夜景が綺麗だった。僕は旅に出たんだなと、改めて感じた。

支出:3,240円
・下呂カリーパン2個 950円
・ケイちゃん定食、ドリンク(半額クーポン利用) 2,150円
・マウンテンデュー缶 140円
収入:6,563円
・タイミー労働(6時間15分)
3日目(18時〜20時タイミー。下呂から高山へ。高山1泊目)
この日はタイミーが夕方なので、それまでは観光タイムだ。朝市に行ったり、合掌村を見学したり。

前日の職場に、今度は客として行った。昨日のお客さんの反応を参考に、3種類のプリンを買った。どれもほんとうにおいしかった。僕にとっては色んな意味で「思ひ出の味」となった。

下呂の温泉街はすべて徒歩圏内でコンパクトにまとまっている。それがとても良い。基本的に観光は1日あればひととおり回れると思う。温泉地だけに足湯や温泉を挟みつつ、温泉博物館や温泉寺を見学したり、食べ歩きをしたりした。






たっぷり観光を楽しんだ後、18時からタイミー。今回は飲食店で洗い場の仕事。ちなみに前日の夜ご飯を食べたお店だ。プリン屋はタイミーからのお客さん。ケイちゃん屋はお客さんからのタイミー。お店の人と客の両方の立場を経験できるのは、なんか面白い。
前日と違って室内だったので寒さの心配がなく快適に仕事ができた。ただ、鉄板が重くて、2時間だけでかなり体力を消耗した。仕事って大変だ。
昨日は下呂温泉の飲食店で2時間洗い場のお仕事。鉄板を洗ったり、食洗機をかけたり。暇になることがほぼなく、あっという間だった。やるべきことがあるって幸せなことだよね。#タイミー pic.twitter.com/9qussEPC9z
— 岡村幸治|取材ライター (@koji__O) March 15, 2025
退勤後、ゲストハウスに預けていたスーツケースを受け取って、すぐに下呂駅へ。下呂とはここでお別れだ。

夜の電車で第二の目的地・高山へ。ちょうど1時間で到着。ゲストハウスにチェックインして、速攻寝た。
支出:5,138円
・下呂合掌村入場料 800円
・五平餅 300円
・下呂プリン3個 1,430円
・温泉博物館&白鷺乃湯 600円
・水2リットル 118円
・バターサンド「キャラメルナッツ」 420円
・かえるパン 500円
・温玉ソフト 470円
・飛騨牛肉まん 500円
収入:2,600円
・タイミー労働(2時間)
4日目(17時30分〜22時タイミー。高山2泊目)
高山で朝を迎えた。この日も夕方のタイミーまでは街の観光。
朝市に向かっている途中、住宅街の中にある神通寺の前で思わず立ち止まる。樹木希林さんの言葉が書かれていた。

「おごらず 人と比べず 面白がって 平気に生きればいい」。心に残る言葉だった。「平気に生きる」という表現が独特で、樹木希林さんらしい言葉だと感じた。
「陣屋前朝市」と「飛騨高山宮川朝市」、2種類の朝市に行った。陣屋前朝市は規模こそ小さいが、面白かった。農園のりんご販売。せっかく高山に来たので「飛騨」という品種を買おうと決めた。「飛騨を1つください」と言ったが、おばちゃんはすぐに買わせてくれない。「飛騨は柔らかいよ」と一言。「硬いのがよければふじかシナノゴールド」と言う。
ふじもシナノゴールドも岐阜感がない。横浜でも食べられる。ここは圧倒的岐阜感のある「飛騨」だろうと思った。「飛騨を1つください」ともう一度言おうとした。しかしおばちゃんが一瞬、早かった。りんごの試食をくれた。ふじ、シナノゴールド、飛騨。すべて食べさせてくれた。試食をして心は決まった。ふじとシナノゴールドを1つずつ買おう。

圧倒的岐阜感のある「飛騨」は落選した。食べた瞬間、なるほどと思った。たしかにこれは柔らかい。味はおいしいが柔らかい。僕は、りんごは硬い方が好きだった。どちらかといえばとかではなく、完全なる「りんごは硬い派」だった。ここは岐阜感とかよりも、自分の好きなものを選ぼう。そう思った。おばちゃん、ありがとう。ちなみに、ふじもシナノゴールドもこちらの農園で栽培したものなので高山産ではあるという。岐阜感はなくとも、岐阜で育ったりんごだ。
2つ目の飛騨高山宮川朝市、こちらはより大規模でたくさんのお店が並んでいた。日本人よりも明らかに外国人の方が多く、外国みたいだった。

下呂も街歩きが楽しかったが、高山もまた散策が楽しい街だ。高山ラーメンを食べたり、カフェでスイーツを食べたり、伝統的建造物が並ぶ街を歩いたりした。



そしてタイミー出勤前に、飛騨牛握り。10年ぶり2度目の飛騨牛。ほんと好き。

17時30分にタイミー出勤。初めてのタイミー3連勤だ。居酒屋で洗い物。2日連続で食洗機をかけたので、食洗機の使い方を完全にマスターした。直接的な接客業務はしないのだけど、カウンターに立って皿を洗っていたので「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございます」とかは積極的に言うようにした。
就活のとき、「とりあえず接客の仕事以外」と考えていたくらいに僕は接客に苦手意識を持っていた。けれど、「ありがとうございます」と言うのは好きだと気づいた。あと、少し通る大きめの声を出すのが好きだ。
仕事は忙しかった。皿を何枚洗ったかわからない。仕事をした感、役に立った感がとてもあり、働きがいのある職場だった。
旅先タイミー3連勤。今回は高山の居酒屋でひたすら洗い物。繁盛していて仕事が途切れなかった。カウンターに立ってひたすら食器を洗っていたのだけど、背中側にはテレビがあって野球中継が流れてた。大谷翔平を背後に感じながら自分の仕事に徹した。#タイミー pic.twitter.com/UaoWhPSlrC
— 岡村幸治|取材ライター (@koji__O) March 16, 2025
タイミー退勤後、遅めの夜ご飯を食べるか迷ったけど、空いているお店もなさそうなこともあり、あきらめた。
支出:5,708円
・りんご2個 290円
・豆菓子 520円
・中華そば(並) 900円
・抹茶クリーム白玉 1,200円
・水2リットル 120円
・飛騨牛づくし 2,178円
・コーヒー 500円
収入:4,950円
・タイミー労働(4時間30分)
5日目(高山から横浜へ)
ついに旅の最終日。今日は基本的に移動だけだが、最後にモーニングだけは楽しむことにした。

このモーニングセットが500円。なかなかに良い。フルーツがおいしかった。
10時23分、高山発。

帰りは必要な乗り換え以外、一切の途中下車をしなかった。車内では本を読んだり、noteを書いたり、車窓を眺めたり。小腹が空いたタイミングで、前日の朝市で買ったりんごと豆菓子を食べた。
最寄り駅に着いたのは20時57分。5日間の岐阜旅行が幕を閉じた。
支出:500円
・モーニングセット 500円
収入:なし
まとめ
現地費用以外にかかった支出はこちら。
交通費(青春18きっぷ5日券)12,050円
宿泊費(下呂2泊、高山2泊)13,603円
宿泊費は基本的に最安を探したが、下呂が高かった。3月の卒業旅行シーズンということもあったかもしれない。
現地のタイミーで稼いだ3日間の合計額は計14,113円だった。

今回の旅での収入と支出を整理すると、このようになる。
収入:14,113円
支出:45,037円
(交通費12,050円+宿泊費13,603円+現地食費・観光費19,384円)
14,113円ー45,037円=ー30,924円
30,924円の赤字となった。タイミーで稼げばプラマイゼロになるのでは、と思ったが、さすがに甘かった。ただ、タイミーで働きながらなら3万円ちょっとの持ち出しで5日間の岐阜旅行ができることが分かった。それも、現地では我慢をせず好きなものを食べて、だ。飛騨牛高いけど、そこは渋らずにいった。
しかもタイミーは手数料なしで即日入金可能なので、手元に3万円しかない状況でも、本当に旅ができる。
それともう一つ。今回、タイミーを利用した目的は旅費を稼ぐことだったわけだが、旅先でのタイミーは単純なお金稼ぎ以上の経験になると感じた。
旅の醍醐味はたくさんあるが、そのうちの一つに現地の方との触れ合いがある。ただ僕は陰キャ。地元の居酒屋で友達をつくって、とかはできない。そこでタイミーだ。自由な空間で自分から声をかけることはハードルが高いが、タイミーは仕事だ。ある種の強制力。自然発生的にコミュニケーションが生まれる。
旅先で現地の人とコミュニケーションを取ろうと思うと、たいてい自分は客の立場になってしまう。そこで交わされる会話は、サービスを受ける側とサービスを提供する側によるものだ。それが悪いとは言わないが、フラットな会話とはいえないだろう。
一方、タイミーでは地元住民と同じ「働き手」という立場で会話ができる。「横浜から旅行で来たんです。旅費を稼ぐために働きに来ました」と言うと驚かれたが、観光客とは違う立場で彼らと触れ合えた気がする。旅先で働くこと。それは、旅の濃度をより高めてくれるかもしれない。
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今回の旅を企画するきっかけになったnoteです。みかんの缶詰めさん、感謝です。
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