見出し画像

中村洋太さんの「『書くこと』がもたらした奇跡」を読んで

こんにちは。世界一周しているライターのコージーです。

今回は、現在noteで開催中の「創作大賞2023」の応募作品、中村洋太さんの「『書くこと』がもたらした奇跡」を読んだ感想を書きます。

※中村さんのnoteはこちら↓

感想をnoteで書く理由は主に3つあります。1つ目は、素晴らしい作品だったので、多くの人に読んでほしいと思ったから。

2つ目は、作品を読んだ感想をシェアすることでクリエイターを応援したいと思ったから。中村さんを応援することはもちろん、僕は世の中の「つくる人」全員をリスペクトし、応援したいと考えています。

僕たちは無料で情報を受け取ることにあまりにも慣れてしまっていますが本来、情報は有料です。世の中に良い影響を与える作品を生み出すクリエイターに対しては、もっと還元されるべきだと思います。その方法の一つが、感想をシェアすること。

僕自身、クリエイターの端くれとして、読者から感想をもらえることが一番嬉しい瞬間です。ということで、もっとクリエイターを応援する文化が育てばいいなという思いも込めて、感想を書きます。

3つ目は、中村さんの作品を読んで、自分の心の中に響いたことを忘れずに記録しておきたいと思ったから。色々書きましたが、これが一番大きな理由かもしれません。つまり、結局は自分のために感想noteを書くということです(笑)

前置きが長くなりました。それでは、ここから感想を書きます。

行動力のパワーは凄まじい

この作品を読んで最も強く感じたことは、行動力の持つパワーがすごいということ。中村さんの行動力が凄まじいのはもちろんだが、行動することがこれほどの奇跡を呼ぶのかと。

2010年、大学4年生だった中村さんは夏休み2ヶ月間のヨーロッパ自転車旅を計画。旅の資金を集めるため、一から企画書をつくり、企業に飛び込み営業を繰り返した。そして15社の企業協賛、300名の個人協賛を得て、旅を完走したのだ。

中村さんは当時「金なし、コネなしの無名の大学生だった」。そこからヨーロッパ自転車旅の目標に向かって、覚悟を決め、あらゆる可能性を考え、次々と行動を起こし、その過程を包み隠さずブログで発信した。

結果、自転車旅は見事な大成功を収めた。ひとつの行動が奇跡を呼び、その奇跡がまた新たな奇跡を呼ぶ。このようにして、中村さんは当初自身も想定していないところまでたどり着いたのだ。

ひとつの行動がそのままひとつの奇跡につながったわけではない。失敗や挫折を経験しながらも、中村さんはとにかく行動し続けた。たくさんの行動の中からひとつの奇跡が生まれ、そこからさらに行動を起こし、また新たな奇跡へとつながっていった。

全ては行動から始まる。中村さんの作品を読んで、改めてそう感じた。

純粋な欲求に忠実であれ

「行動力が大事」。いろんなところで耳にするが、中村さんの文章を読んで「行動」という言葉への解像度が上がった気がした。

中村さんの行動は、とにかく純粋だ。打算や迎合が一切見られない。自分がやりたいことをそのまま濁りなくやっている印象を受ける。

ヨーロッパ旅の前、大学3年の夏休み。中村さんは地元・横須賀から鹿児島までの自転車旅に挑戦した。その模様を描いたブログを読んだ女性からこんなメッセージが届いたという。

「中村さんの挑戦を見ていて、私も知らず知らずのうちに諦めてしまっていた夢があったことを思い出しました。その夢に向かってもう一度挑戦してみようと思います。ありがとうございました」

中村さんは、そのメッセージを以下のように受け止めた。

はじめは、感謝される理由がわからなかった。誰かを励まそうなんて一切思っていなかったし、ただ好きなことをやっていただけだから。

だけど結果的に、人の背中を押せていたんだと気付けた。

好奇心の赴くままに行動を起こせばいいんだ。そしてどこまでも突き抜けてしまえばいいんだ。自分の純粋な欲求を満たせば、それが他者貢献につながるんだ。

好きなことを一生懸命やることが、人のためになる。

誰かを励ますとか、何かを伝えるとか考えなくていい。純粋に自分の欲求を満たす。それが結果的に、誰かの背中を押したり、誰かを喜ばせたりすることにつながる。

僕自身、現在世界一周の旅をしているのだが、あれこれ考えすぎている気がした。もっと自分の純粋な欲求に従っていきたい。

欲求に従った純粋な行動こそが、きっと奇跡を呼ぶと思うから。

書き続けることで、良い「回り道」の人生を

中村さんは、大学時代に自転車旅をしながらブログを書き始めたことから「書くこと」の効用を知った。そこから紆余曲折を経て、現在はフリーランスのライターとして活躍している。

3年前からはライター育成事業にも取り組んでいる。今回の作品を執筆したのも「『書くこと』を通して豊かな人生を送る人を増やしたい」との思いからだった。

1万字におよぶ大作「『書くこと』がもたらした奇跡」は、このように結ばれている。

人生には、思い通りにならないことがたくさんある。失敗したり、挫折したりすることもある。でも後から振り返ってみると、むしろそういう「回り道」にこそ、豊かな人生を送るヒントがあるのかもしれない。

一見無駄に思える経験が、どこかで役に立つことがある。親への安否確認のために始めたブログが、ライターになる道につながっていたように。お金がなかったことが、「協賛集め」という貴重な経験につながっていたように。

(中略)何がどうつながるかわからない。だからこそ、気になることがあったら、あれこれ悩んでないでやってみようという気持ちでいる。何も起こらないかもしれない。だけど、もしかしたら、何かが起こるかもしれない。それが「書くこと」を通して、ぼくが学んできたことだった。

僕も、中村さんと同じ「書く人」として、これからも書き続けようと思った。良いことも、悪いことも。成功も、失敗も全てを書いていこう。

人生は難しい。正直、うまくいかないことだらけだ。それでも、好奇心の赴くままに行動を重ね、「書くこと」を続けていけば、きっと良い「回り道」の人生を送れるはず。そんな勇気をもらえるエッセイだった。

*****

冒頭にも貼りましたが、改めて中村さんの作品のリンクを。ぜひ読んでみてください。

ちなみに、僕も創作大賞の「エッセイ部門」に応募しています。合わせて読んでいただけたら嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!

コージー 最後まで読んでいただき、ありがとうございます!チップをいただけたら、海外マラソン挑戦費用に充てさせていただきます。