4,000円以下のおすすめワイン ベスト3〜1(2025年9月編)
はじめに
今月テイスティングしたワインの中から、コストパフォーマンスに優れた1本を順番にご紹介するシリーズ。
先日の記事では、2025年9月のベスト6〜4をご紹介しました。
今回はその続編として、いよいよベスト3〜1を発表いたします。
どれも「多くの方が手に取りやすい価格帯」であることも選定のポイントに含めています。ぜひ今後のワイン選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
それでは、さっそく発表してまいります。
【ベスト3】 品種本来の個性を美しく表現した南アフリカの白ワイン
まずご紹介するのは、南アフリカの白ワインです。

ブシャール・フィンレイソン サン・バリック シャルドネ 2023 2,882円(税込)
こちらのワインは、私が関わらせていただいている南アフリカワインショップ「アフリカー」の試飲会でも大人気だった1本。なんと、9月の試飲会において販売数No.1の座を獲得しました。
シャルドネと言えば「樽のニュアンス」を想像する方が多いことが予想される中、「サン・バリック」、つまり樽なしを意味する言葉をラベルに掲げて、品種本来の個性を素直に表現する潔さ。樽の風味のわかりやすさの方が勝ると予想していた中、こちらのワインがトップを取ったことに少し驚きつつも、シャルドネの魅力をあらためて実感する気づきにもなりました。
このワインは発酵・熟成に樽を使用していません。そのためピュアなシャルドネのアロマと風味を反映したクリーンさが特徴で、フレッシュさとミネラル、奥行きを感じるワインです。
リンゴや洋梨の香り、ほのかに貝殻やスイカズラを思わせるアロマ、シュールリー由来のほのかな旨味と奥行きを与えるミネラル感がバランスよく調和しています。
ブシャール・フィンレイソンは、南アフリカのウォーカーベイ地区ヘメル・アン・アード・ヴァレーに拠点を置く生産者で、冷涼気候に適したピノ・ノワールを中心に高品質ワインを手掛けています。創設者ピーター・フィンレイソンはステレンボッシュ大学で醸造学を修め、ドイツ・ガイゼンハイムで栽培醸造を学んだ後、ボッシェンダルやハミルトン・ラッセル・ヴィンヤーズで経験を積みました。1989年にはブルゴーニュの名門ブシャール家と提携。翌1990年に初の植樹を行い、1991年には買いブドウによるファーストヴィンテージをリリースしました。現在は2017年に就任したクリス・アルブレヒトがワインメーカーを務め、醸造チームを率いています。
◎おすすめペアリング料理
ホタテのカルパッチョ、エビマヨ、バーニャカウダ

ここから先は
¥ 300
最後までご覧いただき、心より感謝いたします🥂
