闘病2年で原発不明がん寛解したけど再発した男 Part8
2025.9.10記
お久しぶりです。
前回からだいぶ時間が経ちましたが、色々あったので時系列で闘病記録を残します。
結論から言いますと、寛解から約半年で再発してしまい現在治療に向け準備中です。
2回も開腹したのに半年しか持たなかったのは悲しいけど、同時にがんって怖い病気と再認識。
今回の記事をご覧頂き、治療方法や治療再開に向けたスピード感のご参考になれば幸いです。
もう慣れましたが、異常が見つかってから治療再開するまで結構時間かかる場合があります
(今回がそう)。
色々検査したりで無治療期間が長くなるのは仕方ないですが、がん治療のストレスの一つと言えるので慣れる必要があります。既に次使う薬が決まってたら別だと思いますが。
◆2025.5~6月
落ち着いていたCA125(腫瘍マーカー)が急上昇(基準値35以下)。
5月→90U/ml
6月→132U/ml
腫瘍マーカーが順調に上昇していたため、追加検査を行う必要あるとのこと。
この時点ではまだがんの再発か分からないため、悪性かどうか判断していく流れ。
◆2025.7月上旬 CT
→腫瘍ぽいのあり。前回と同じ位置。大きさは4~5cmくらい(前回は14cmなのでまだマシ)。
ただ小腸が腫れているだけかもしれなかったため、PET-CTで悪性か見極める必要あり。
◆2025.7月上旬 PET-CT
→やはり腫瘍。球状に綺麗に独立して光っていた。ほぼ悪性だと思うが、炎症でも光るため生検して最終確認する必要あり。
◆2025.7月中旬 生検
→2泊3日で入院し生検。内視鏡で小腸まで到達したのち腸越しに腫瘍へ針生検。
検査中は眠らされていたため特に痛みは無かったが、術直前にパニック発作が出てしまった
(おそらく再発のストレス)。
◆2025.7月下旬
→生検した医者からあっさり再発ですねと告げられた。消化管由来の腺がんで同じ原発不明がん。今後の治療は主治医と良く話してくださいとのこと。
自分は何も思わなかったが、帰ってから妻に話したら医者の態度にブチ切れ。
妻曰く、そんな深刻な話を主治医でもない奴が勝手に喋り出すのはおかしい。しかも再発という重い話をあなた一人で聞くなんて。少なくとも結果を話していいかくらいは確認してから喋るべき。クレーム入れてやる!!って言っていました。
なるほど確かに…
◆2025.8月上旬
→主治医と話し、ニボルマブを再開するか、もしくは重粒子線治療というのも候補になるとの事。
ここで現在の状況と治療方針についてまとめる。
・再発状況
原発不明がんの再発を確認。場所は肝臓と膵臓と十二指腸の近くで4~5cm。前回と同じ場所。
リンパ節転移であるが、今のところ他に転移している所は無く限局している状態。
①外科切除
腫瘍は肝動脈を巻き込んでいるため手術不可。
②化学療法
ニボルマブが第一選択肢。これまで3回打ってきたが、著効していたので多分効くだろうとのこと。
生検結果からもニボルマブに50%以上効くがん細胞で多分奏功しそう。他に使える薬は今のところ無し。原発不明がんに効く薬は極端に少ないのが現状です。
③重粒子線治療
今回初めて提案された。放射線の強力版みたいな感じ。直接がんを殺すため殺傷能力が化学療法よりも高い。
がん種や位置にもよるが7~8割は根治できるらしい。ただし、転移無くピンポイントにがんがあれば適用となる。今回はOK。腹膜播種まで進んでいたら恐らく×。
診断名によって先進医療に区分され全額自費(350万円)となる。原発不明がんは残念ながら全額自費(泣)
④放射線治療
一般的な放射線治療。ニボルマブと併用できるとの事。
最終的に根治を目指しているため、重粒子線治療を選択した。お金はかかるが死ぬよりはマシ。
転移して重粒子線治療が出来なくなるのも嫌だし。念のためパネル検査も並行して実施することにした。
ちなみにパネル検査は保険適用で14万くらい、6週間で結果分かる。薬が見つかる確率は約12%。
◆2025.8月中旬
→1か月かけて重粒子線治療に向け準備。すぐ重粒子線治療ができるわけではなく、自分の場合は腫瘍が腸と接しているため、このまま重粒子線を当てると腸にも当たり、穴が開くとのこと。
そのために腫瘍と腸の間にスペーサーを入れる手術が必要との事。、、、また開腹かい!
◆2025.9月頭
→開腹手術を行い無事スペーサーを留置できた。十二指腸と腫瘍がかなり癒着しており手術が難航したとの事。それでも留置できたよと先生が言ってくれてすごくホッとした。
医療従事者の皆様方には本当に感謝しております。
でも開腹はやっぱりツラかった。この1年半で開腹3回したの俺ぐらいじゃないかな笑
◆2025.10月
→重粒子線治療開始予定
という怒涛の数か月でした….
時系列で示した通り、マーカーが上がってから最適な治療方法を再開するまでに約4か月かかります。メンタルが強い自分でもしばらく塞ぎ込んでいた時期があります。
特に突発的な腹痛で早退したりと症状が悪化していく状況下だったので、かなり辛い時期でした。
最終的には、どうせ同じ時間を過ごすなら楽しく前向きにいこうとマインドを切替え吹っ切れました。
重粒子線治療をしても再発してお金が無駄になるかもしれませんが、それは結果論だしそんなことを考えてもしょうがない。
最善の治療方法を最短でやっていくのがベストだと思っています。とにかく目の前の事に集中。がん治療はそこが一番大事だからブレないように…。
次回は重粒子線治療終了後に更新予定です。恐らく年末あたり。
