【創作大賞】もしもシンデレラが敏腕営業マンだったら
こんにちは!
note業界No.1営業マンのfafaです。
今日は、4分で読める「創作童話」をお届けします。
昔々、あるところにシンデレラという「敏腕営業マン」の少女がいました。
彼女は意地悪な継母と二人の義理の姉に、毎日メイドのようにこき使われていました。
「シンデレラ!床をピカピカに磨きなさい!夕食の準備もね!」
普通なら泣き崩れるシチュエーション。
しかし、シンデレラは涼しい顔をしていました。
なぜなら彼女は、家事のすべてを
【プロの家事代行サービス】
に完全外注していたからです。
アウトソーシングを駆使し、完璧な家事を実現する彼女ら、継母や姉たちに文句を言わせる隙を1ミリも与えません。
彼女自身はサッとオーダースーツに着替え、自室からWeb会議で数億円の商談を成立。
その後は、優雅に淹れたコーヒーを飲みながら、最高級のソファで「シエスタ(昼寝)」を堪能していました。
...。
ー
そんなある日、シンデレラが日課である日経ビジネス(経済誌)を読み漁っていると
【王子様のお妃選びの舞踏会】
の参加者公募という特大ニュースが目に飛び込んできました。
「将来の国王との結婚💕!?」
超ロジカルな敏腕営業マンであるシンデレラですが、実は脳内の半分は「お花畑」でした。
王子様との甘〜いラブロマンスを脳内で爆発させ、1人で「グフフっ…」と気持ちの悪い笑い声をあげていました。
継母たちに全く気づかれることなく舞踏会への参加券を手に入れた彼女。
すぐさま最高級のドレスと輝くガラスの靴、そして会場までの往復航空券をAmazonでポチりました。
しかし、
ここで予想外のトラブルが発生します。
お城周辺の「最高級ホテル」がすべて満室で、当日の宿が確保できなかったのです。
「ビジネスホテルに泊まるくらいなら、日帰りでさっさと家に帰って、心と体をしっかり休めたいわ(睡眠の質は営業の命よ)」
そう判断した彼女は、復路のフライト時間から逆算し、ボソッと独り言をこぼしました。
「……つまり、12時の鐘が鳴るまでにお城を出ないといけないのね。なんだか、本物のプリンセスみたい!グフフ🤭」
自ら設定した「12時の制約」に、彼女のテンションは最高潮に達しました。
ー
舞踏会当日。
お城に着くと、国中の女性たちが王子に群がっていました。
「王子様!私のドレス(機能)を見て!」
「私と踊って!(私を買って!)」
しかし、敏腕営業マン・シンデレラは、そんな三流の「押し売り」などしません。
彼女はこっそりお城の警備兵の懐に札束をねじ込み(買収)、
“大きな物音と共に、会場の電気をすべて落とすように“
と指示を出しました。
王子様に接近できたタイミングで彼女は合図を送ります。
「いまよ!!」
ドカン!バチバチッ!(停電)
「キャー!何事!?」
「誰か!何事だ!!王子様を守れ!」
パニックに陥る会場。
シンデレラは混乱するふりをして、静かに王子様に言いました。
「王子、ここは危険です。あちらに安全なVIPルームがあると聞きました。急ぎましょう」
吊り橋効果を演出しながら、自然と王子様と手を繋ぎ、距離を詰めるシンデレラ。
会場が落ち着きを取り戻す頃には、静かな別室で、持ち前の「圧倒的な傾聴力」を発揮し、王子様の心を完全に鷲掴みにしていました。
「なんて心地よい時間だ。彼女となら、生涯のパートナーとして共に歩める……!」
王子様が完全にオチた(クロージングのサインが出た)と確信したその時、無情にも時計が12時を打ち始めました
(※フライトの時間が迫っています)。
「あ、もうこんな時間!私、帰らなきゃ!(飛行機乗り遅れる!)」
「えっ!?待ってくれ、君の名前は!?」
シンデレラは名乗らずにその場を走り去りました。
そして階段で、わざと「ガラスの靴」を片方だけ落としていったのです。
(よし。一番盛り上がったところで商談を切り上げることで、相手の脳内に強烈な『未完了感(ツァイガルニク効果)』を残したわ。
おまけに物理的な『次へのフック(靴)』も置いた。これで彼は必ず、私のところに戻ってくる)
ー
翌日。
王子は「この靴にピッタリ合う女性をお妃にする!」と血眼になって国中を回り始めました。
ついにシンデレラの家にやってきた王子様。
姉たちが必死に足を押し込もうとするのを横目に、シンデレラは靴を履くまでもなく、涼しい顔で言い放ちました。
「あ、そのガラスの靴の『製造No.』、A-893452Bですよね。私のAmazonの購入履歴と一致します」
「おお、確かに君だ!僕と結婚してくれ!」
「はい😍
喜んでお受けいたします💕」
こうしてシンデレラは、見事に王子のハートと生涯の玉の輿を射止め、幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
...。
ー
「……グフフっ!これ、これよ!今日の妄想と最高のストーリーね!」
自室のソファで、盛大な「妄想」を終えて気持ちの悪い笑い声をあげるシンデレラ。
彼女は「よし、そろそろ仕事ね。」といつものようにビシッとスーツを着こなし、リアルな客先へと向かっていきましたとさ。
彼女が結婚する日はまだ遠そうです。
【CM】
創作物語も書けますが、note攻略の方が得意です。
営業マンの知恵と試行錯誤をまとめたマガジンはこちらから💁
いいなと思ったら応援しよう!
応援してくれると喜びます🤩
頂いたチップは今後のnoteをより有意義にする為に使用致します!!