【じまこちゃ夏祭り】暑い夏を涼しくする夏の怪談話
こんにちは!
note業界No.1営業マンのfafaです。
こちらの記事はじまこちゃ夏祭り企画に参加しています!
最近暑い日が増えてきましたね。
夏といえば夏祭り
夏祭りといえば屋台。
屋台といえば怪談話でしょ!
ということで、今日は3分で読める私の怪談話で涼しくなってください!
これは私が20歳の頃に実際に体験した怪談話です。
人生で初めて「死」を身近に感じた出来事でした。
もしよければ、最後まで聞いていってください。
⸻
当時の私は人口10万人ほどの小さな町に住む大学生。
国道沿いにはイオンやガソリンスタンド、飲食店が並び、少し外れれば山と住宅街。
夏休みは毎日のように仲の良い友人3人と遊び回っていました。
そんなある日。
「今日は肝試しでも行こうか。」
という話になりました。
私の住んでいた街は戦国時代の合戦場だったこともあり、有名な心霊スポットがいくつもあります。
でも、有名どころじゃ面白くない。
私たちが選んだのは、首塚神社の近くで偶然見つけた、山奥の廃屋でした。
昼間に下見へ行くと、
車検が2年以上切れたボロボロの白いセダン。
窓ガラスはほとんど割れ、家の中まで木が侵入している廃屋。
人の気配はまったくありません。
「ここにしよう。」
全員一致でした。
⸻
その日の深夜。
懐中電灯とライターを持って再び現地へ。
ルールは単純です。
割れた窓から家へ入り、
2階の階段上とトイレにライターを置く。
次の人がそのライターを回収する。
じゃんけんの結果、私は3番目。
一人目、二人目は笑いながら帰ってきました。
「やべぇ女の幽霊でた!」←絶対出てないパターンのやつ
そんな雰囲気です。
そして私の番。
現地で拾った長い木の枝で草木を押しのけながら窓から侵入。
床からも雑草が生え、家なのか外なのかも分からないほど荒れた室内。
歩くたびにフローリングがミシ…ミシ…。
ビビリな私は誰もいないはずなのに、誰かに見られているような感覚に襲われました。
早歩きで家の中を歩き回り何とか階段とトイレへライターを置き、急いで外へ戻りました。
遠くから聞こえる友人たちの笑い声が、救いでした。
4番目の友人が建物に入ったのを確認して、3人で身を潜めて隠れました。
戻ってきた友人は、
「まじやめろよwww出てこいよwww」
と叫んでいました。
全員が合流したのち、最後に全員で室内を探索しましたが、
結局何も起きませんでした。
やっぱり肝試しなんて、こんなものです。
男4人でゲラゲラ笑いながらさらに周囲を少し散策し、
空がうっすらと明るくなり、肝試しの緊張感も消え去った頃、私たちは帰ることにしました。
「腹減ったな。」
「ファミレスでも行くか。」
そんな話をしながら車の場所まで獣道を歩いていた、その時でした。
⸻
ッバーン!!
山中に響き渡る爆発音。
いや、違う。
銃声でした。
しかも、かなり近い。
全員が無言になりました。
目を合わせ、自然と早足になります。
すると少しして、
ッバーン!!
もう一発。
今度は少し遠くに聞こえました。
「急ごう。」
そう言って車へ向かうと、手前には大きな有刺鉄線のフェンス。
壊れた隙間から何とか外へ出て車に乗り込もうとしたその瞬間。
友人がフェンスの看板を見つめたまま、小さな声で言いました。
「おい……。」
「俺らがさっきまでいた場所……。」
「狩猟区域や。」
全員、一瞬言葉を失いました。
私たちは幽霊を探しに行ったつもりでした。
でも、本当に怖かったのは幽霊ではありません。
猟師さんからすれば、人がいるとは思わない時間と場所。
薄暗い山の中を歩き回る私たちは完全に想定外の存在です。
もし、あと少し場所が違っていたら。
もし、音だけで獣と判断されていたら。
私は今、この記事を書いていなかったかもしれません。
⸻
これが、私の人生で一番怖かった肝試しの話です。
……さて。
今年、肝試しに行く予定のある人。
あなたの行く場所が狩猟区域じゃないか。
それだけは確認してくださいね笑
ではまた明日♪
※所有者の許可なく建物や敷地へ入る行為は絶対に辞めましょう。
著者の若気の至りとしてお読みください。【CM】
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