妻と子供がGeminiに導かれて山に消えた話
こんにちは!
note業界No.1営業マンのfafaです。
今日は4分で読める、
「AIを信じすぎると、人は山に着く」
という実話(昨日の話)です。
AIは便利ですよね。
私も妻も普段から使っています。
ただ使い方を間違えると、人間は励まされながら山へ送られます。
しかも、かな〜り自然に。
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昨日は子どものテニスの送迎の日でした。
近くのクラブチームとの合同練習で、いつもより少し遠い場所です。
普段なら私が車で送迎するのですがあいにく仕事が入ってしまいました。
ということで、妻が送迎してくれることになりました。
ただ、うちの妻は免許がありません。
移動手段は、電車とバスです。
普段電車もバスもあまり乗らない妻と子供にとっては、テニス送迎というより、小さめの冒険です。
妻も子も少し浮き足立ちつつ、準備して家を出ました。

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私は仕事を終え、妻に連絡しました。
「どう?無事?テニスは終わった?」
すると妻から、
「何とか時間前にちゃんとたどり着けて、今から帰るところ」
と返事がありました。
よかった。
とりあえず無事らしい。
ただ、そのあと妻がこう言いました。
「行きのバス、Geminiに聞いたら嘘ばっかりで迷いそうになった」
この時点で私は笑いました。
「AIに道案内は絶対させたらだめだろ笑」
妻もAIが適当なことを言うことを知らないはずはない。
AIに比べれば、修学旅行中の小学生の方が道に詳しい可能性があります。
怖すぎる。
ただ、それでも行きは無事に着いたらしい。
まあそれならよいか。
私はそう思いました。
この時点では。
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そこから30分ほどして、妻からLINEが来ました。
「乗るバス間違えたっぽい」
おや?
急に雲行きが怪しくなってきました。
私はすぐに、
「どこ向かってるん?」
と聞きました。
すると、方向こそ違うものの、どうやら電車1本で帰れる場所には着きそうでした。
まあ、それならまだ大丈夫です。
人生には遠回りもあります。
バスの乗り間違いくらい、かわいいものです。
私は妻に、
「ドンマイ」
と送りました。

この時の私は、まだ余裕でした。
完全に他人事として楽しんでいました。
ところが、さらにしばらくして、またLINEが来ました。
「よく分からないところに降ろされた」
待て待て待て。
その文章は怖い。
よく分からないところという表現に、すでに遭難の香りがします。
私はすぐに、
「Googleマップで今の場所送って」
と伝えました。
すると送られてきた画像。
見た瞬間、私は声が出ました。

山。
しっかり山。
画面上のピンが、
「ここが目的地です」
みたいな顔で山の中に刺さっていました。
違う違う違う。
そこは家ではない。
住所をもとに最寄りの駅までのルートを調べたところ....
徒歩6時間
でした。
これはもう完全に遭難してる。
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私は電車の乗り換え中に、妻に電話しました。
「なんでそこ行ったん?」
すると妻は、信じられないくらい真っすぐな声で言いました。
「Geminiに聞いた。」
出ました。
Gemini。
またお前か。
しかも妻は続けます。
「Geminiに乗るバスを確認したら大丈夫って言われた」
怖い。
人間は「大丈夫」と言われると、
けっこう簡単に大丈夫な気がしてしまう生き物です。
「バスが向かう方角おかしいと思わなかった?」
と聞くと、
怪しいと思ってGeminiに聞いたら
「初めて乗るバスだと不安だよね。でも大丈夫!安心して!って励まされたもん」

...おい、AIよ。
今は寄り添い力はいらんのだよ。
ちゃんと間違いを正せ。
妻と子供たちはGeminiに励まされながら、バス30分以上乗り続け、気付けば終点。
県境の山の中の道の駅に到着したというわけです。
⸻
私は少し考えた後、現地にとどまるよう指示しました。
もしここで妻がもう一度Geminiに相談したら、
さらに奥地(県外)へ旅立つ可能性があります。
最悪、Geminiのやつが
「最寄り駅まで徒歩20分」
とか言い出して、
山道を進軍し始めるかもしれません。
違うぞ。
そこは最寄り駅まで徒歩6時間の場所だ。
⸻
仕事終わり。土曜日最後のクエストは、
「遭難した妻と子救出」
でした。
こんなことがあるから人生面白い。
あまりの事態に、私は妻とのやりとりに夢中になり。
電車を乗り過ごしました。
予定よりも救出が20分遅くなり、妻に怒られながら帰路につきました。

みなさん、AIに道案内させたらダメです。
間違えるだけでなく、励ましながら、どこまでも遠くに導きます。
そして電車に乗ってる時に考え事はもっと危険です。
妻に怒られます。
ではまた明日!
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