私が非武装論者ではない理由
私は現行憲法を基本的に支持する。特に前文は全面的に支持する。日本国憲法の真髄は前文にある。
しかし私は拳法第9条を文字通りに読めばそうとしか読みようがない「武力放棄、非武装」論者ではない。それは、私にとって日本国憲法の理想より孫子の現実論の方が重要と思えるからだ。
孫子は言う。防衛は我が事、攻撃は相手次第だと。
時刻をどの様に防衛するかは自分で考え、決めることができる・・・独立国ならば。もっとも今の日本は事実上アメリカの属国だからそれが出来ないのだが。
しかし相手を責めるというのは、相手の出方次第で如何様にも変わる。こちらが防備を万全にしておいて相手が隙を見せれば勝てるが、相手が隙を見せるかどうかこちらが同行するというのは難しい。無論スパイ、諜報などは古代から存在したが、それでも相手がどうなるかは相手の問題であってこちらが主導権を握れる話ではない。
だから孫子は「まずは防衛」と説いたのだ。防衛は我が方が考え、決めることが出来るのだから、徹底的に防衛を固めろ、その上で相手に隙があり、しかも戦って勝てる見込みが充分あり、なおかつ戦ってなんらかの実利があれば戦え、しかしそもそも戦争というのは国の存立に関わるのだから、めったなことでするものではない。これが孫子の基本精神だ。
だから防衛はしっかりとやるべきだ。しかし防衛を攻撃と取られるようなことは孫子の兵法に照らせば愚かだ。日本はしっかりと自国の防衛を怠らないが、それは他国に敵意を示すことではないときちんと納得させなければならない。
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チップありがとうございます。と言うか、実はnoteのチップがどういうものか分かっていないんですが・・・。
