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高山羽根子『パンダ・パシフィカ』(朝日新聞出版 2024)


図書館に本を返しに行った。返却だけのはずが、新着本コーナーに何気なく目をやると「パンダ」の文字を発見した。この本があった。そして借りた。


こんなんみつけたら借りるだろ。

都内に住む主人公モトコは、同じバイト先の村崎さんから突然頼み事をされる。

海外に行くことになったので、家にいる生き物の世話をしてほしいと。

そのネズミや魚など生き物たちの世話のため、メールでやりとりをしていく。その中でジャイアントパンダの歴史や話がたびたび登場する。まるで何かの暗示のように。

そしてモトコは、村崎さんから家の生き物のこととはまた別の頼み事をされるようになる。その中にはパンダにまつわると思われることも。

その頼み事の最後が「ある生き物をあずかること」。その世話にはいろいろ用意が必要らしい。村崎さんの家には必要なものが揃っていて、それを持って引取に行く。

引き取った小さな生き物はネズミよりも小さいなにか。それはまさか…

生き物を買うことと命がテーマになっているようだ。

参考文献には
家永真幸『中国パンダ外交史』(講談社選書メチエ 2022)
中川美帆『パンタワールド We love PANDA』(大和書房 2019)とある。

道理で。どちらも読んだ。なんなら家にある。

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