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韓麻 戦術考察メモ

はじめに

韓国仁川にあるカジノ、パラダイスシティに麻雀が登場しました!!韓国式麻雀の「韓麻(ハンマ)」が採用され、じわじわと注目を集めています🀄️

ルールについては、すでに何名かが取り上げているので、ここでは細かいルール説明は省略します。以下のXのポストを参考にしてください。

個人的な印象としては日本式のリーチ麻雀よりもシンプルで且つ、フリテンがないため初心者にもかなり参入しやすいルールだと感じています。
直感的に遊びやすく、初めて触る人でも入りやすい設計です。カジノ向けのゲームとしても相性が良さそうだな、というのが率直な感想です。

ただ、その一方で気になることもあります。

ルールが簡潔で遊びやすいということは、果たしてどのくらい実力差が出るゲームなのか、という点です。

運の要素が強いのか。それとも判断の積み重ねでしっかり差がつくのか。残念ながら、このあたりは実際に打ちながら整理していかないと見えてきません。

そこで今回は韓麻における戦略面に主にフォーカスして、
• 基本的な戦略、考え方
• 鳴きとリーチの判断
• ロン牌の見逃し判断


といったポイントを、自分なりに整理してみたいと思います。

ルール紹介というよりは、「どう考えればよいのか」という思考のメモに近い内容になります。韓麻を打つ際のひとつの視点として、読んでいただければうれしいです。


第1章:韓麻の基本戦略

1-1:リーチの強さ

日本麻雀の平均リーチ巡目である8〜10巡目に決着(もしくはリーチ)を前提とすると、和了までに手牌に入る牌はおよそ21〜23枚。そのうち約14.7%がドラであり、さらにその8〜9割を実際に手牌で使えると仮定すれば、平均2.5〜3枚のドラが和了形に絡む、という計算になる。

それに対してリーチ2点、裏ドラ期待約0.7、0.8点のリーチ純増約2.8点というのはかなり強力である。安易に鳴いて打点効率を下げるのは損になるパターンもありそうです。

ドラ1~3点どまりの良形の手形はリーチをみる。ドラ5点以上は鳴いて鳴いて、ひたすら聴牌効率といった日本式麻雀でいうと満貫ベースの手作り、みたいなバランスがありそうです
(ここであげたドラ枚数は感覚値です)

1-2:韓麻の押し引き

対リーチに対して
放銃:ドラ平均約3+リーチ純増2.8+ロン6=約11.5
被ツモ:ドラ平均約3+リーチ純増2.8+ツモ2=約7.5

放銃すると1.5倍近く高い打点を払うのであれば、ちゃんとした押し引きが存在しそうです。例を挙げるなら日本式麻雀の親で放銃すると満貫、ツモられると跳満という場面はちょうど1.5倍の差がありますので、日本式麻雀の親より少し押しより、という程度なのかなと思います。

東天紅風と聞くとめちゃくちゃ押しよりに考えていましたが、アガリから遠いところからはぜんぜん押せないということが考えられますね。

*フリテンがないためベタオリ失敗率もそこそこ高く、上記のことを考慮しても日本式麻雀よりはだいぶ押し有利な場面は増えそうとはいえますが…


第2章:リーチ後の見逃し判断

韓麻ではフリテンが存在しないため、リーチ後であってもロン牌を見逃すことができます。これは日本式のリーチ麻雀にはない大きな特徴です。

さらに、ツモ和了の場合は3人から点数を受け取る形になります。この構造を考えると、「出上がりを取るべき巡目」と「見逃してツモを待つべき巡目」の間には、どこかに均衡点が存在するはずです。

ではその均衡はどこにあるのでしょうか。ここからは日本式麻雀の実際のデータと解析結果をもとに、リーチ後の見逃し判断を考察・整理していきます。

有料部分には、待ちの形、巡目、打点によって一目で分かる以下のような表や、実戦での応用の仕方を考察をしています!巡目・待ち形・打点別に細かく分類しているため、データ量はやや多めです。

もし途中で複雑に感じた場合は、無理にすべてを追わず、章末の「まとめ」だけ読んでいただいても問題ありません

直感的にわかりやすい表を載せています

2-1:両面リーチ(2-5,5-8待ち)

リーチ後の見逃しを考えるうえで、まずは最も基本的な形から整理していきます。2-5,5-8待ちリーチのデータを用いて、出上がりと見逃しの差を具体的に確認していきます。数字は他家に副露が入っておらず、先制リーチをしたものになります。

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