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広島・岩国への旅‼️ その2

今回は、先週末に行った広島・岩国への旅、2日目と3日目の記録です。
この日泊まった、「庭園の宿 石亭」に関しては、あまりに素晴らしい宿だったので、別途、記事を書くことにしたいと思います。

この日の朝ご飯は、前の日に宮島で買ったもみじ饅頭🍁。
ラウンジでコーヒーを調達してサクッと済ませて、直ぐに錦帯橋へ出発。

錦帯橋には30分程で到着。私は2回目でしたが妻は初めての訪問でした。

犬も連れて橋を渡っている人が沢山いました。犬は無料なのかな。

カメラのアングルによっては、結構傾斜がキツいのがわかります。

反対側からの錦帯橋は、こんな感じ。

そして、錦帯橋を上から観ようと思って岩国城へと登るロープウェイ🚠乗り場に行くと、何と「運休」でした。電気系統のトラブルということで運転再開の目処が立たないということなので、諦めて周辺を散策することにしました。

まず行ったのが国指定重要文化財の吉香神社。門も立派で庭も綺麗に手入れされている素敵な神社でした。

鳥居
本堂

そして、少し歩くと菖蒲園もありました。少し、ピークアウトしているものもありましたが、凄く沢山の種類の菖蒲が植えられていて、圧巻でした‼️

更に散策していると、岩国の銘酒「五橋」を醸している酒井酒造の美術館があったので入ってみました。

館内には様々な酒器の他、書画などが展示されており、他にお客さんはいなかったので、係の方がマンツーマンで詳しく説明してくださって楽しかったです。

この美術館に、そこそこ滞在していたので、急いで次の目的地、あの有名な日本酒「獺祭」を醸す獺祭株式会社の本社蔵を目指して出発。

蔵見学は事前予約制で、ネットで14時からの回を予約していました。

そして、この日は、朝ご飯はもみじ饅頭しか食べていなかったので、途中にある、有名な「いろり山賊」というお店で取ることに決めていました。

Google Mapのクチコミを見ても、地元民にも大人気のエンターテイメント・レストランで、週末は大混雑するとの記載があったので、入店待ちを覚悟して、少し早めの12時半くらいに着くように行ったのですが、既に第一駐車場は満車で、10分ほど待って、何とか第二駐車場に駐車。

入店待ちの行列に並びましたが、なかなか前に進むことができません。

地図を見ると、この敷地には3つの店舗があって、並んでいるのが「いろり山賊」への行列で、その他の2店舗は、受付に名前を書いて待つパターンで、比較的空いている、しかも食べられる料理は同じ!ということだったので、「竈」という別の店舗に名前を書いて待って、入店できたのが13時頃。この場所から獺祭までは20分くらいかかるので、13時半には食べ終えてお店を出たい!という状況だったのでギリギリでした。

店内の様子

店内も趣がある造りでしたが、雰囲気をゆっくり楽しむ余裕もなく、殆どの人がオーダーしている「山賊むすび」と「山賊焼」をオーダー。

メニュー

こちらが、その二品。山賊むすびは、巨大で中に、鮭、昆布、明太子?の3種類の具が入っています。山賊焼の方は、竹の串に刺してあって、炭火で、こんがり焼かれた鶏のもも肉を甘辛い醤油ダレにつけて豪快にいただくもので、こちらもボリュームたっぷり。

隣のテーブルの若い女性は、むすびを食べきれず、お持ち帰りのパックに入れてもらっていました。

山賊むすび 山賊焼

大急ぎで食べたので、ゆっくり味わうことができず、かなり苦しかったですが、まあ美味しかったです。

それにしても、もの凄い山奥にある、このお店にとんでもない数のお客さんが来ているのには本当に驚きました。

写真は撮っていませんが、子供向けのおもちゃを売ってたり、様々なお土産も売ってますから、付近の住民の方々にとっては、ここに来ることは週末の一大イベントなのかも知れませんね。

さて、お腹が満たされたところで、急いで獺祭本社へ向けて出発。
途中に、色々と獺祭関連の建物がありました。

原料米倉庫
商品出荷センター

そして、これが12階建の獺祭本社蔵です。噂には聞いていましたが、山の中に突如現れる、この巨大な建物、マジで凄いです。酒蔵の概念を根底から覆しますよね。因みに最上階は、会長のご自宅だそうです(驚!)。

そして、これが蔵見学予約者の集合場所である本社ストア。隈研吾さんの設計らしいです・・・。まあ、個人的には、隈研吾さんの建築には少し食傷気味なので「またか・・・」という気持ちになりました😁。

建物の中に入ると、島耕作と桜井会長と息子の桜井社長が迎えてくれます。
会長は、私と同じ早稲田大学の先輩なので勝手に親近感持ってたんですよね。

店内には様々な獺祭ブランドのお酒はもちろん、色々なグッズも販売しています。

このソフトクリームが美味しいとのクチコミもありましたが、今回は食べませんでした。

そして、いよいよ蔵見学がスタート。この日の蔵見学予約者は我々を含めて6名でした。

そして、案内役の若い社員の方とビルに入ると、見覚えのある方が出迎えてくださいました。

何と、迎えてくれた、その方は桜井社長、その人だったのです。

日曜日の午後の、我々のような素人向け蔵見学の冒頭に、わざわざ出迎えてくださって、簡単な蔵の紹介と挨拶をしてくださいまして、これには、ちょっと、感動しました。

そして、全員、髪の毛を覆うネットをかぶり、白い服を着て、ボタンを押すと強い風が吹き付けられて埃を吹き飛ばす?狭い空間に入ってから製造現場へ入っていきます。何か、SF映画みたいな感じです(笑)。

案内役の社員の方も機械の中に

ここからは蔵の内部の説明になります。これは蒸した米を醸造タンクに移動させる機械。

これもそうかな?

ここは酒米を洗って、水につけて浸漬という工程を行う場所。米に水をどれだけ吸わせるかで、その後の発酵のプロセスに重大な影響がありますので、厳密に管理します。

そして、ここが醸造タンクが並べられている部屋。

獺祭にも、米の磨き具合の違いで何種類ものお酒がありますし、それぞれについて仕込み時期も異なりますので、膨大な数のタンクがあります。その一つ一つのタンクの発酵の進み具合を見ながら温度管理などを行なっていくとのことで、流石に、ここは機械任せではなく、人間が管理しているんですね。

発酵が進むと、白い泡が盛り上がってきていて、良い香りが漂ってきます。

これが発酵を終えた日本酒を搾る機械。ヤブタ式と言われる機械で、何枚もパネルのようなものが重なっている中に発酵した醪(もろみ)を入れて搾ると、お酒と酒粕に分離されるのです。獺祭では、搾る際に「遠心分離機」も使っているとの話があったので、興味あったのですが、それは見れませんでした。

そして、ここが分析室。研究所のような場所で、白衣を着た社員の方々が、発酵中のタンクのお酒の状態を管理しています。

こんな感じで、各醸造タンクの温度や、アルコール度数などの数値もグラフ化して管理しているとのこと。

これは、タンクの酒を試飲するスペース。会長や社長も試飲に参加なさるんだそうです。こんな場所まで見せてくれるなんて感激です。

自分は、これまで何度も酒蔵見学をさせてもらいましたが、ここまで近代的な施設は初めてでした。

ご存知の方も多いと思いますが、獺祭を造っている、この蔵には、

醸造責任者=杜氏

と呼ばれる人が存在しません。

以前、桜井会長が雑誌のインタビューか何かで次のようなことを話していらっしゃいました。

杜氏という個人の力に頼らず、酒造りの技術を多くの社員達が共有して、再現性のある高品質の美味しいお酒を、通年で醸して大量に供給することで価格も抑える

このような酒造りには賛否両論あるのは私も知っています。

昔ながらの、経験に裏打ちされた杜氏が醸すことが、伝統的な酒造りであって、それにこそ価値がある!という考え方をする人もいます。自分も、そうした酒造りは、それはそれで引き継がれるべきだと思うし大好きです。

でも、そうした酒蔵は少量の生産に留まり、これまで、長い期間、日本酒のマーケットには、兵庫県の灘や京都の伏見の大手酒造メーカーが工業的に造った普通酒と呼ばれる質の悪いお酒が大量に出回っていて圧倒的なシェアを誇っていました。

そこに風穴を開けたのが獺祭です。獺祭も、最初は品薄になるくらい人気が出てプレミア価格がついていた時もありましたが、今は、高品質の純米大吟醸酒を大量に供給できる体制が整ったことで、価格も安定し、桜井会長の目指した状態が実現できているわけですね。

下の表をご覧ください。今や、売上高ベースでは、獺祭は名だたる大手酒造メーカーを押しのけて、第3位まで順位を上げていますし、出荷量ベースでも10位となっています。

これは、ある意味日本酒業界の革命だと思います。だから、今回の旅行で、どうしても蔵を見学したいと思っていたので本当に良かったです。

さて、蔵見学が終わった後は、試飲です!車は妻が運転してくれるので、私だけ飲みました(笑)。

お土産に炭酸水とグラスもいただきました。

精米歩合の違いがわかる、こんな可愛い?カードもいただきました‼️

あと、このショップでしか購入できない獺祭がNYに建てた蔵で醸したお酒を2本買いました。飲むのが楽しみです!😊

そして、楽しかった蔵見学を終えて、この日の宿である「お庭の宿 石亭」へ向かったのでした。

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冒頭にも書きましたが、宿の記事は別途書きますので、続いて旅行3日目の記録に行きますね。

宿には、チェックアウト期限の11時まで、ゆっくり寛がせてもらって、呉に向けて出発しました。

高速道路を使えば、呉までは1時間ほどで、お昼過ぎには駐車場に車を停めることができました。

この鉄のくじら館、いつ見てもデカくて存在感すごいんですよね。無料で中に入れますし、呉に初めて来られた方は絶対入ることをお勧めします。

鉄のくじら館

今回の旅行、呉では「艦船めぐりクルーズ」に参加することとしていて、その後は、大規模な改装を終えた大和ミュージアムに行くことにしていました。

まだクルーズがスタートする13時までは時間がありましたが、朝ごはんをたっぷり食べたことから、ランチは抜くことにして、この後、実家に行ったときに飲む日本酒を調達しました。大好きな呉のお酒が買えたので大満足‼️

大好きな宝剣が、こんなに沢山‼️素敵です。さすが地元。

そして、いよいよ艦船めぐりのスタートです。ここが受付兼集合場所。

大和の大きなパネルも飾ってあって気分があがります!

これがチケット。

これがクルーズ船。天気が良かったので、殆どの参加者は屋外の席に陣取って出発‼️

出発早々、目に入ってくるのは「大和ふるさと」と書かれた、大和を建造したドック。

そして、ガイドさんが、それぞれの輸送艦や護衛艦の詳しい説明をしてくれながら呉湾を巡って行きます。

そして潜水艦も!潜水艦は、横須賀と呉の基地にしかいないんだそうです。
呉に住んでいると、潜水艦って、結構身近な存在なんですけど、そんなに珍しいんですね。

実はこの日は、出港する潜水艦がいたようで、その貴重な汽笛の音を聞くことができました。潜水艦の任務は極秘なので、乗組員本人にも、もちろんその家族にも、出港日は直前まで知らせられないし、目的地も乗組員に当日、知らされるだけだと聞いたことがあります。大変な任務ですよね。

この40分あまりの艦船めぐり、初めて参加しましたが、陸から見るより、近くで見れますし、凄く良かったです。

そして、上陸後は、直ぐに大和ミュージアムへ。

入って直ぐにあるのが、圧倒的迫力の1/10スケールの戦艦大和模型‼️
色んな場所から、違うアングルで写真撮ったので、全部載せます(笑)。

そして、大和以外の展示品もあります。

2回の広大なスペースには、色んな戦艦の模型や、エンジン、プロペラ、スクリューなどの展示もあります。

子供が喜びそうな木製の立体パズルもありました。
こちらは戦艦大和。

そして、こちらはボーイング777。

写真は撮っていませんが、呉市の歴史、鎮守府が置かれる前と後、軍港として発展していく様子、第二次世界大戦時の空襲、戦後の復興など、時系列的に、写真や映像で詳しく見れるように展示されていて、わかりやすく、かつ見応えがある展示となっていました。

ただ、以前はあった、大和の乗組員達の両親に宛てた手紙などの資料が一切展示されていなかったのは気になりました。

さて、旅行は、ここまでで、妻とは広島空港で別れて、妻は横浜の自宅に帰り、私は実家に行き、3泊して、母を病院に連れてったり、施設への入所の準備をしたりと大忙しの毎日を過ごしたのですが、そうした「現実」を前に妻と楽しい時間を過ごして息抜きできたのは良かったです。

今後も、母の状態が思わしくなく、1箇所の施設に長期で入れる状況とならない場合は、毎月のように広島に行くことになりそうですが、その際も、高校時代の友人や、知り合いの酒蔵の社長なんかと飲んだり、一人で、呉の街や尾道などにも出掛けて気分転換しながら、母をしっかりサポートしていきたいと思ってます。

次回は「お庭の宿 石亭」について書きます。





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