ビアホールの一杯を缶に ~ 銀座ライオンが受け継ぐ設計思想 ~
今晩の銘柄は、
サッポロ『銀座ライオン ビアホールスペシャル』。
前回飲んだ時は、
どこか物足りない印象だった。
だからこそ、
もう一度向き合ってみた。

缶を開けた瞬間に広がる香ばしい香り。
「今日は美味いかも。」
そんな期待を抱かせてくれる。
グラスに注ぐと、
ラガーらしい美しい黄金色。
一口飲めば、
しっかりとしたコク。
喉越しも心地よく、
飲み終えた後の雑味や違和感もない。
派手さはないが、
自然と次の一口を求めてしまう。
今回、
飲んで感じたのは、このビールは、
缶ビールとして完成させたのではない。
ビアホールで飲む生ビールを、
缶で再現することを目指したのではないか
ということ。
サッポロには、
黒ラベルという
「飲み続けることを極めたビール」
がある。
一方、
この『銀座ライオン ビアホールスペシャル』は、
ビアホールで仲間と語らいながら、
何杯でも楽しめる生ビールを目指した一本。
だからこそ、
派手な個性よりも、
料理と会話に寄り添うバランスを
優先度高く大切にしている。
そんな設計思想を感じた。
やはり、
この銘柄の本当の答えは、
缶ではなく店にあるのかもしれない。
是非とも、
銀座ライオンのビアホールで、
この一杯を味わってみたい。
🍺【こばっちビールレビュー】
サッポロ 『銀座ライオン ビアホールスペシャル』
「ビアホールで味わう生ビールを、
自宅でも楽しめるように仕立てたビール。」
⭐ 香り・味わい ★★★★☆
⭐ 設計思想 ★★★★★
⭐ もう一本飲みたい ★★★★☆
