【大人の資格挑戦記⑤-5】潜水士⑤ 学習5日目!中学理科の記憶が蘇る、人体のメカニズム回!
こんにちは。小林です。
今日は、潜水士試験の勉強5日目の記録です。
今回はかなり学習が進んだので、お伝えしたい内容が盛りだくさんです。
というより、この「資格挑戦記」は、自分自身の復習のための備忘録でもあります。数日後の自分へ向けてメモを書いているような感覚でまとめているので、「あのとき勉強した内容って何だったかな?」というときに、自分で読み返せるようにしています(笑)。
それでは、今回学んだ内容をまとめていきます!
〇 各種装備のまとめ
まずは前回の続きで、各種装備について学習しました。
〇ドライスーツとウェットスーツ
水深が深くなるほど、水が内部へ入りにくい「ドライスーツ」の保温効果が重要になります。
ドライスーツには、スーツ内へ空気を送る「給気弁」と、余分な空気を排出する「排気弁」が備わっているのも特徴です。
〇フィン(足ヒレ)
スクーバ式潜水で使用します。
ブーツを履いたまま装着する「フルフィットタイプ」と、かかと側をストラップで固定する「オープンヒルタイプ」があります。
〇潜水靴(ヘルメット式)
ヘルメット式潜水では、水中で大きな浮力を受けても姿勢を安定させるため、一足約10kgもある非常に重い潜水靴を使用します。
BCと救命胴衣の違い(ここが引っ掛けポイント!)
BC(浮力調整具)は、タンクから中圧ホースを通して空気を送り込み膨らませます。
一方、救命胴衣は液化炭酸ガスによって膨張します。
試験では、この2つを逆にした選択肢が出題されそうなので、しっかり区別して覚えておきます。
さがり綱(潜降ロープ)
十分な太さのロープを使用し、水深の目安が分かるよう3mごとに目印を付けます。
〇 高気圧障害のいろいろ(人体の仕組み)
ここからは人体の仕組みについて学習しました。
内容は中学理科の生物分野そのものという感じで、「ここは覚えている!」と思える部分もたくさんありました。
(1)肺の仕組みと呼吸
肺呼吸とは、空気中の酸素を血液へ取り込み、血液中の二酸化炭素を体外へ排出するガス交換のことです。
取り入れた空気は、
気管 → 気管支 → 細気管支 → 呼吸細気管支 → 肺胞
という順番で進みます。
今回驚いたのは、私たちが吐き出す呼気の中にも酸素が約16%、二酸化炭素が約4%含まれていることです。
ちなみに、吸い込む空気は酸素約21%、二酸化炭素約0.04%です。
また、口から細気管支までの空間ではガス交換は行われません。この部分を「死腔(しくう)」と呼びます。
実際にガス交換が行われるのは、呼吸細気管支と肺胞です。
潜水器材を装着すると、この死腔の容積が増えるため注意が必要になります。
さらに、肺そのものには自力で膨らむ力はありません。
胸郭を動かす肋間筋や横隔膜の働きによって肺が引っ張られ、呼吸が行われています。
ちなみに、「気胸」は肺の外側にある胸膜腔へ空気が入り込み、肺がしぼんでしまう病気です。
一方、「肺気腫」は肺の組織そのものが壊れてしまう病気なので、混同しないよう注意したいところです。
(2)心臓と血液循環
ここは、まさに中学2年生で学習する「ヒトのからだ」の内容でした。
心臓には、
・左心房
・左心室
・右心房
・右心室
の4つの部屋があります。(テキストには左右逆に書いてありますね)
血液は次のような順番で循環しています。
【体循環】
左心室 → 大動脈 → 全身(末梢組織)→ 大静脈 → 右心房
【肺循環】
右心房 → 右心室 → 肺動脈 → 肺(ガス交換)→ 肺静脈 → 左心房
左心室から送り出された血液は酸素を多く含む動脈血ですが、全身へ酸素を届けると二酸化炭素を多く含む静脈血となり、大静脈を通って右心房へ戻ります。
一方、右心室から肺動脈を通って肺へ向かう血液は静脈血ですが、肺でガス交換を行った後は酸素を多く含む動脈血となり、肺静脈を通って左心房へ戻ります。
また、この強力なポンプである心臓自身にも酸素や栄養が必要です。
そのため、心臓の表面を取り巻く冠動脈が心筋へ血液を送り続けています。
分かっているつもりでも、試験の選択肢になると迷いそうなので、このあたりは繰り返し練習して覚えたいと思います。
(3)神経系について
神経系は、「中枢神経系」と「末梢神経系」に分けられます。
【中枢神経系】
・大脳:運動や感覚、記憶などを司る司令塔
・小脳:随意運動や平衡感覚を調整する
・延髄:呼吸や心拍など生命維持に欠かせない働きを担う
・脊髄:脳からの命令を全身へ伝え、全身からの情報を脳へ送る
【末梢神経系】
体性神経は「感覚神経」と「運動神経」に分けられます。
また、自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられます。
交感神経は活動時に働き、心拍数や血圧を上昇させます。
反対に、副交感神経は安静時に働き、心拍数や血圧を下げる方向へ作用します。
この2つの神経がお互いにバランスを取りながら身体を調整しています。
(4)低体温症について
人は代謝によって体内で熱を作り(産熱)、周囲へ熱を逃がしています(放熱)。
ここで驚いたのは、水の熱伝導率は空気のおよそ25倍もあるということです。
つまり、水中では体温が想像以上の速さで奪われてしまいます。
深部体温が35℃以下になると「低体温症」と呼ばれます。
体温が低下すると激しい震えが起こり、酸素消費量も増加します。
さらに症状が進行すると、意識が混濁し、最終的には意識を失う危険もあります。
そのため、水温が低い環境や長時間の潜水では、ウェットスーツより保温性の高いドライスーツが重要になります。
軽症であれば温かいシャワーや入浴で体を温めますが、重症の場合は速やかに医療機関へ搬送します。
なお、「体を温めるためにお酒を飲ませる」という方法は逆効果なので、絶対に行ってはいけません。
(5)圧外傷(スクイーズとブロック)
圧外傷とは、水圧が身体の一部へ不均等に加わることで起こります。
これは2m程度の浅いプールでも起こるため、水深だけが原因ではありません。
潜降時には、水圧の上昇によって体内の空気が縮み、組織が引っ張られる「スクイーズ」が起こります。
反対に、浮上時には体内の空気が膨張するにもかかわらず、うまく排出できない「ブロック」が起こることがあります。
特に怖いのは、肺が過膨張して破れ、空気が動脈へ入り込む「空気塞栓症」です。
これによって脳をはじめとする全身の動脈が詰まり、意識障害やけいれんなど重い症状を引き起こす危険があります。
こうした重大事故を防ぐためには、
・浮上速度は毎分10m以下を守ること
・浮上中は絶対に息を止めず、呼吸を続けること
この2つが鉄則になります。
また、治療途中の虫歯など歯の内部に空洞がある場合は、歯のスクイーズやブロックが起こることもあります。
〇副鼻腔圧外傷
副鼻腔の通り道が詰まることで起こり、額や目の周囲の痛み、鼻血などがみられます。
(耳の圧外傷)
〇外耳
耳栓をしたまま潜ると外耳道が閉鎖空間となり、鼓膜を傷つける原因になるため耳栓は使用できません。
〇中耳
耳抜きができないと鼓膜の内外に圧力差が生じ、激しい痛みや難聴を起こします。
〇内耳
中耳と内耳を隔てる膜が破れ、リンパ液が漏れることで、激しいめまいや難聴、耳鳴りなどが起こります。
以上が、今回学習した内容です!
実は勉強そのものは、この先までかなり進んでいます(笑)。
ただ、学習内容を記事としてまとめる作業が少し追いついていません。残りの内容も、順番に整理しながらnoteへ投稿していこうと思っています。
中学2年生で習った内容も多く含まれていましたが、専門用語が多く、一度読んだだけではなかなか覚えられません。
それでも、こうして記事に書き出すことで、自分自身にとって良い復習になっていると感じています。
まずはテキストを最後まで一通り終わらせ、その後は問題演習に集中する時間をしっかり確保したいと思います。
それでは、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
潜水士試験勉強5日目終了!
