生きることに執着した男がなぜ特攻に
佐伯健太郎と慶子は、実の祖父だと思っていた賢一郎とは血のつながりがなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻により戦死した宮部久蔵という人物であることを知る。久蔵について調べ始めた2人は、祖父が凄腕のパイロットであり、生きることに強く執着した人物であったことを知るのです。
そこで疑問が生まれます。「そんな祖父がなぜ特攻に志願したのか?」
零戦とは何か
零戦――日中戦争から太平洋戦争にかけて活躍した戦闘機です。
太平洋末期には特攻機にも応用された機体。この「零」という文字に、どれだけの若者の命が刻まれているのでしょうか😢
広島で育った私が感じたこと
僕は広島で育ちました。また日本史が好きなこともあり、小さい頃から明治から昭和にかけての戦争については知っていました。特攻についても知っていました。
特攻には私と同じような若者が選ばれていた――この事実を改めて突きつけられたとき、胸が苦しくなりました。
なぜ上のものは命令だけするのか
昔から感じていたことがあります。
もちろん統率を取る人間は必要です。でも、戦もそうだし戦争も、なぜ上のものは命令だけし、若者の命を簡単に扱うことができるのか?
本作品を見て、そう改めて強く感じました。理不尽すぎます。
残酷な環境下でも希望を捨てない生き方
そんな残酷な環境下でも生きる希望を捨てない生き方には、かっこよさを感じます。絶望の中でも人間らしさを失わない強さ。それが宮部久蔵という人物に象徴されています✨
現代の若者へのメッセージ
本作品は、現代の若者が曽祖父、曽祖母、ご先祖様がどう戦時中を生き抜いてきたのか、希望を持っていたのかを考えるきっかけを上手く描いています。
健太郎と慶子が祖父について調べていく過程は、まさに私たち自身の旅でもあったのです。僕の曽祖父は幸いにも戦争から帰還でき、祖父も大きな空襲に合わなかったので、僕がいます。残酷な戦争でたくさんの人が亡くなってはいますが、こうして元気に生きている今の奇跡に感謝です🙏
戦後80年、だからこそ見るべき
戦後80年となり、戦争を経験した人間は少なくなっています。
だからこそ、こういう作品を見る必要があると思います。
目を背けたくなることもあります。でも、知らないふりをしてはいけなし、決して忘れてはいけないと思う。
戦争をしないためには、知って理解することが一番だと思います。
ぜひ、見てほしい
私たちが今こうして平和に生きていられるのは、誰かが命を懸けて守ってくれたから。その「誰か」の物語を知る権利が、私たちにはあります。
あなたも宮部久蔵の物語を、ぜひ見届けてください🕊️
