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「神代時代1.0」と「神代時代2.0」

 人類の歴史が神によって齎された「神代時代1.0」から、将来訪れるかもしれない「神代時代2.0」まで続く、「(宗教)戦争」についての考察ですω.ω

 戦争は「神代時代1.0」から始まり、現在も継続中ですが、「神代時代2.0」からは平和な時代が訪れるそうです。

 スペイン・ポルトガルによる「トルデシリャス条約(1494年:ローマ教皇の承認のもと成立した、世界を二分割する国際条約)」で、平和裏ω.ωに大航海時代(正しくは、15世紀半ばから17世紀半ばまでのヨーロッパ人によるアフリカ・アジア・アメリカ大陸への大規模な侵略時代)を過ごした欧州人は、その後の「帝国主義」によって領地の利権を確定していきました。

 欧州人にとっては、神の御加護の元「未開の地を先進国が開発し統治した」だけなので、正当な行為と考えていました。しかし、そこに大日本帝国が現れたことから、欧米人は「未開の地の原住民には、帝国を名乗る資格はない」と考えていたようで、太平洋戦争(大東亜戦争とは別の、欧米による対日制裁戦争)が仕組まれました。

 終戦後、日本のとんでもない主張であった「民族自決・自主独立」の思想がアジア・アフリカ地域を襲い、欧米人は大半の植民地を失って現在に至るのですが、そこには数多くの罠も仕掛けられていました。その一つが「敵対多民族の混在や、同一民族の分断を謀る恣意的な国境線」の確定で、しかも独立時には「過去に築き上げた宗主国資産の買い取り」を義務付けました。

 大航海時代(正しくは、大侵略時代)には「土地と原住民」が神の名のもとに占有されたのですが、帝国時代には「土地と人民」が正義の名のもとに領有され、現代は「土地と国民」が自由経済(経世済民ではない)の名のもとに国際化されています。

 大戦後のイランの場合は、当初は欧米の経済領土として認められたのですが、これに異を唱えたパーレビ国王は欧米の利権を奪い取って我が物にしてしまい、これに反発したホメイニ師(フランスに亡命中)がイスラム革命を起こして「イスラム独裁国家」となり、これまた総てを独占しました。

 ここまでは、如何にも人間らしい行動として捉える事が出来るのですが、此処に「神への妄想」が加わると見過ごすことが出来なくなります。多くの宗教にもあるのですが、兄弟宗教であるユダヤ教・キリスト教・イスラム教では、それぞれに「終末論」を固く信じている過激派が存在し、天災や人災を問わず人類の2/3以上が死滅すると「人類の歴史が終わり」、神が降臨(キリストの場合は再臨)して「神代時代2.0」が始まり、神と共に、神を信じる者だけが平和に暮らせる世界が訪れるそうです。

 そこにせっかちな宗教家(学者)が現れ、「自分は神を信じていて正しいのだから、(神の意思により)自ら終末を齎すことで少しでも早く、この薄汚い争いに塗れた世界を、清浄で平和に満ちた世界に変える。」と主張しています。これは兄弟宗教それぞれが「自分が正しい」ので、互いに「歴史を終わらせる」ことには異論がないようで、核爆弾を利用するのが手っ取り早いと考えているようです。

 但し、そこには人間らしい躊躇も有り、自分の過去の言動を振り返り「果して自分の行動を神が認めて救ってくれるか?」と云う心配です。そして、人間らしさを失った者が核保有した場合は、神によって救われる事は無いので「核を所有する前に処分し、神に届け出た方が良いのではないか」と考えても不思議ではありません。何故なら、自ら終末を齎そうとした神のしもべは「自分は神によって救われる」と信じているので、問題は有りません。

 「(宗教)戦争」はこうして起こるのですが、「他国の(終末論を主張する)宗教指導者を殺害するのは国際法違反だ」と言う人は、神を信じていないと自ら告白した事に成り、これも「(宗教)戦争」を誘発しますω.ω

 「ヤハウェ」「ゴッド」「アッラー」が同じ神を示しているのかどうかは私には分りませんが、私は「八百萬の神(内在神)」を信仰しているので、これらの神もこれに加えて「八百万三(キリストも加えると8,000,004)体」とした方が良いと思います。

・・・・私自身の終末を未だ迎えたくないので、これ以上何も申しますまいω.ω


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