時給800円から年商10億円のカリスマ所長に
JR東日本で日本一お弁当を売るカリスマ主婦をご存じですか?
三浦由紀江さんです。
以前に、NHKの「プロフェッショナル~仕事の流儀」に三浦さんが登場したことがあります。
それが大反響を呼んで、この本を出版することになりました。
三浦さんは専業主婦だった44歳の時、駅弁を販売する会社でパート販売員と
して働き始めました。
主婦だった三浦さんが、本格的に仕事をするのはこれが初めてでした。
ところが…
三浦さんがお弁当を売り始めると、売店の売り上げが急上昇。
あっという間に社内でも、「弁当販売のカリスマ」として、その名を知られるようになりました。
こうした成果が認められて、数年後には正社員に登用。そして、53歳で埼玉・大宮営業所の所長に抜擢されました。
現在、JR大宮駅構内の売店など9つの店舗で100人を超える部下を統括するまでになりました。
そんな三浦さんの販売のヒミツは、主婦目線。
長年、主婦として買い物をしてきたことから、どういう接客がうれしいか身にしみて分かっています。
三浦さん曰く、「まだ買うか決めていない時に、押し売りのように店員に声をかけられるのが嫌だった」とのこと。
あまりに売りを強くするよりも、お客様につかず離れずで、世間話などして和ませるスタイル。
こうした販売姿勢が、結果的に売店の売上を伸ばしているのです。
こうした姿勢も素晴らしいと思いましたが、私が一番感銘を受けたのは、三浦さんが、赤字続きの大宮営業所を任されたときの話。
赴任当初、営業所の雰囲気は暗く、所員の士気は低かったそうです。
それに加えて、今までは現場で販売に携わっていれば良かったのに、管理者として数字の管理やデータ分析など苦手なPCを使った仕事が新たに求められました。
売上も主要に伸びず、ノイローゼ気味になり、夜も眠れない日が続きました。
そんな三浦さんを救ってくれたのが、販売店時代の元上司の一言。
「三浦さんの得意なことから始めれば?」
三浦さんは、それから、現場に立って得意な販売に集中するようにしました。
また、弁当の発注を現場のパートに任せるように、仕組みを変えました。
そして、苦手なパソコンは部下に頭を下げて代わりにやってもらいました。
こうやって、赤字店は黒字に転換し、好調に売り上げを伸ばすようになったので。
人は得てして、苦手なことに意識が集中してしまいます。
そして、苦手を克服しようとするあまり、得意なことを忘れてしまい、成果を出せない。
そんな時は、苦手なことをあえてやらずに、得意なことに集中することで、成果を出すことができます。
三浦さんのケースはその好例です。
講師の場合、人前で話すことやコミュニケーションについては、得意な方が多いでしょう。
一方、パソコンやIT関係については苦手という方も多い。
ただ、講師が主催者となって、集客していくためには、パソコンは避けて通れない部分です。
ホームページは自作できないまでも、ブログやメルマガぐらい発行できないと集客は難しい。
そんな人は、いっそ、苦手なパソコン業務は得意な人に任せてしまう。あるいは、お金を払って外注してしまう。
そして、その分、空いた時間をセミナーコンテンツの充実や講義の準備など得意分野に振り分けることができます。
それが、結果的には、あなたの講師としての価値を高めることにつながるはずです。
もし、あなたが苦手意識を抱えている分野があれば、得意なことだけに集中してみてはどうですか?
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