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「好き」にあこがれて #俺達の少女A


自分の「好き」を熱く語れるヤツはカッコいい


私がアイマスP(※)だった期間は1年足らず、しかしその1年間は全国ツアーの千秋楽に現地参戦したり、推しCPの小説を合同誌に出してちゃっかりコミケデビューを果たしたりと、なかなか濃いハマり方をしました。

※ゲーム『アイドルマスター』シリーズではプレイヤーはプロデューサー(P)となり、アイドルをスカウトして育てていく。ボカロPの元ネタでもある。

今はとりあえずアイマスからは足を洗っていますが、なぜPを引退したのか とか今回はそういうことを語りに来たわけじゃない。

あ、この文章はいちおうアイマスP以外のひとを想定して書いてます。だから「アイマス?何それ、はいブラウザバック〜」はちょっと待って。

このnoteは誰かが「好き」を熱く語ってるのを聞くのが好きなひと自分の「好き」を表現したいと少しでも思ってたことがある全てのひとを対象にしています。


今回、わたしが紹介したいのは「俺達の少女A」というアイマスPたちによるプレゼン企画です。

参加するプロデューサーが、アイドルマスターシリーズに登場する担当アイドル・好きなアイドルについて3分以内でその魅力などについてプレゼンするという企画である。当初はスカイプでつないでしゃべってもらうという形だったが、途中から制作した音源を送るという形になった。内容は思いのたけを訥々と話すものからネタに走るものまで様々である。 (ニコニコ大百科の上記ページより引用)

半年に1回ほどのペースで、ニコ生の主催者コミュニティにて行われています。

前述の通りわたしは現在アイマスPではありませんが、しかしPを辞めたあとでも「俺達の少女A」だけは見続けようと決めています。なぜなら

・自分の「好き」の伝え方、その創意工夫がとても参考になる
・担当Pの肉声によるプレゼンで、直にアイドルへの愛が伝わってくる(泣ける)

などの理由からです。とにかく「「最高」」の企画なんです。この理由からも分かる通り、「俺達の少女A」はアイマスに興味がなくても十分に見る価値があると思っています。

実例を観てもらったほうが早いでしょう。「俺達の少女A」自体は生放送の企画であり、全体の録画は観れませんが、個々のプレゼンの一部はニコニコ動画に上げられています。

スイP / 今井加奈(第8回)

「いま来てる」今井加奈ちゃん、ぜひ注目してあげてくださいね!

「少女A」ではパロディやネタに走ったプレゼンも多く、それらで大いに笑うのも醍醐味のひとつですが、まずはどこまでもストレートに響いてくるプレゼンを。

スイPによるこのプレゼンの魅力は、まずなんと言っても彼自身のみずみずしく情感のこもった語り口。それでいて、目を引くキャッチコピーや「このワード、覚えておいて下さいね」と前置きをする構成など、実はかなり技巧的に作り込まれた作品だと思います。それを「技巧的に見せない」のがすごい…。

一聴したら今井加奈が魅力的に思えてきて、なぜだかワクワクしてくる、そんな「少女A」を代表する名プレゼンだと思うので、最初に紹介させていただきました!



次に、トリッキーでクスッと笑えて惹き込まれる、大好きなプレゼンを。

ナ月P / 白菊ほたる(第9回)

今回は、私、ダークサイドのほたるPの想いを聴いてください。

「講話」と称するように特徴的な語り口から、効果的なSEやBGM、そして「えっ!?」とツッコミを入れたくなる展開まで、何度聴いても面白い名プレゼン。

「担当アイドルを不幸にしたい」という一見物議を醸しそうなフレーズをフックとして、最後には笑いとともに納得感が得られるのがすごい。大好き。


続いて、「紹介」のプロを完コピすれば名プレゼンになるだろう!という発想から生まれた一作がこちら。

マネキントP / 古澤頼子(第9回)

元ネタをほとんど観たことがなくても大体伝わってしまうという流石のクオリティ。「少女A」のレギュレーションのため1枚絵ですが、映像がありありと想像できます。

そして、このプレゼンの素晴らしいのは後半で「プロデュース活動を通じて、見る側から発信する側に」と、現実のプロデューサーたちの活動を紹介アイドルの軌跡とリンクさせ、表題の『古澤頼子はアイマスなんです!』に繋げるところ。

わたしはアイマスの本質は「ファンではなく"プロデューサー"であること」つまり、そもそもの公式から与えられた世界観(設定)として「好きなアイドルの魅力を(現実世界においても)積極的に広めることが推奨されている」点にあると思っています。他の界隈のオタクも二次創作やnoteなどを通じて自分の「好き」を広めたりはしていますが、あくまでそれは自発的な欲求からです。しかしアイマスにおいてはそれこそが、ゲームをプレイするよりも、アプリに課金するよりも、何よりも大事で"王道の"行為なのです。

で、アイマスを布教したいわけじゃなくて(Pではないので)、こうした「布教活動」が核となっているコンテンツだからこそ、「俺達の少女A」のような企画が大きな熱を持って続いているのであり、アイマス界隈以外のひとでも彼らから学べるところ、刺激を受けるところがあると思うのです。


さて、次に特定のオタクに刺さりそうな名(迷?)プレゼンを。

59P / 橘ありす(第11回)

特定のオタクとは、ロリコn…ではなく、「2次元キャラである」というメタ設定を引き合いに出されることに弱いオタク、あなたのことです。

だって12歳ですよ、来年も再来年もずーーっと12歳、大人になれないじゃないですか

前半の変態的な前振りが見事に結実する終盤は何度聴いてもうるっと来る。

最後まで聞けば、一見何気ないコラージュにみえる一枚絵がどれだけ作り込まれたものかも分かって感動することでしょう。


「画面の向こう側」であることを利用したプレゼンがあれば、その逆もあります。

ユーリ,しらせ,りんご(夏),るんぱっぱ(敬称略) / 今井加奈(第9回)

発想の勝利。こういうのに弱いオタク、絶対いるでしょ…(涙を拭きながら)

音源のあとでMCさんたちもおっしゃる通り、「今井加奈だからこそ」この方法を選ぶというのが本当に素晴らしい。彼女を実在させるか否かは我々にかかっている。


さて、ここでわたしがこれまで見てきた少女Aのプレゼンのなかでいちばん好きなものを紹介します。


ジョルジュP / 服部瞳子(第8回)

人生を選べ

生放送で最初に聴いたときの衝撃といったら、本当に大きなモノでした。「こんなことをできる人がいるのか」と。

最初っから最後の1秒まで、息継ぎや声の抑揚まで全て完璧で、異色すぎるのに真っ直ぐに胸に突き刺さる。ふと我に返っての「なに言ってんだろな…(小声)」が最高、かっこよすぎて惚れる。

ちなみに、これの影響で映画『トレインスポッティング』シリーズを観ました。

1作目はアマゾンプライムで絶賛配信中!!!

ジョルジュさん自身もnoteで布教しています。

ジョルジュさんの他の回のプレゼンも素晴らしいものばかりで、特に先月行われた「俺達の少女A」第11回の大トリに選ばれたこのプレゼンは必見。

常々思ってたことがあるんだ…こいつ、なんでアイドルになったんだろうって。

語り口、演出、構成、そしてアイドルへの愛、全てがとんでもないレベルで融合している傑作。ジョルジュPとしての集大成感がすごい。

シンデレラガール、おめでとうございます。



最後に、「俺達の少女A」歴代プレゼンのなかでも最も評価の高い一作と、同Pの最新作を2つ続けてご覧ください。どうしてもこれは両方紹介したい。

戯念P / 綾瀬穂乃香(第7回・第11回)

皆さんは担当アイドルの脚、好きですか?ぼくは大好きです。
例えば子供のころ何度も読んだお気に入りの絵本とか。
例えば部活の練習で履きつぶしてしまった靴とか。
思い入れがあるもの 大事なものって、なかなか捨てられないものです。
でも、捨てたアイドルがいます。

『綾瀬穂乃香の足/脚の話をしよう』は、「皆さんは担当アイドルの脚、好きですか?ぼくは大好きです(ぐへへ)」という若干気持ち悪い告白から始まる、ひとりのアイドルの脚の秘密についての考察。最初と最後で伏線回収が完璧に決まっていて、3分間でまさに彼女の見方が変わります。

戯念さんはプレゼン原稿の作り込みが凄まじく、文字通り一字一句、伝えたいことがいちばん効果的に伝えられるように吟味して書いていると聞きました。そこまでして、自分が大好きなアイドルのことを伝えたいんです。それを聞く我々は、結果的に彼の「好き」の途方もなさ、本気さに畏怖の念さえも覚えます。

『それをすてるなんてとんでもない!』は戯念さんのそうした執念とも呼べる情熱が更に極まった一作。紹介するアイドルの絵すら排した画面構成から、「とにかく俺の話に耳を傾けてくれ」という本気さ、「俺の話ひとつだけで惹き込んでやる」という実力に裏打ちされた自信を感じます。そして、ほんとうに、話し始めから彼の語りに惹き込まれ、気付いたら泣いている。



わたしはPを辞めてからも、こうした他のアイマスPたち、自分が人生を賭けて愛すると決めた対象にどこまでも本気でまっすぐな彼らのことを本当に尊敬しています。「好き」に本気な彼らに、彼らのまばゆい「好き」にあこがれます。

もしかしたら、こうした方々と比べて引け目・負い目を感じることもあるかもしれない。「わたしはこんなに自分の『好き』に本気になれない」って。

でも、「俺達の少女A」の作品を見ていると、そうした感情すらもどこかへ飛んでって、「好き」を本気で表現することはこんなにも楽しいんだよって思わせてくれるような気がするんです。

だからわたしはこの企画が、アイマスが、「好き」を語る人が大好きなんです。

あなたの「好き」にあこがれて、自分の「好き」をより信じることができるから。



さて、このnoteで紹介できたのはごく一部に過ぎません!

ニコニコ動画にて「俺達の少女A」でタグ検索すれば、それぞれのアイドルの担当たちによる熱い「好き」語りがた〜っくさん聴けます!爆笑必至なものから涙腺崩壊なものまでよりどりみどりです。

また、本noteにて「俺達の少女A」を知ったという方には、不定期開催ではありますが、次回以降の生放送をぜひリアルタイムで観てほしい。

生ならではの空気感や、主催者の方々のコメントによってそれぞれのプレゼンが更に魅力的に引き立ちます。Twitterで主催者の方々を今すぐフォローだ!

(本noteで紹介させて頂いた動画の作成者の方々へ、何か問題がありましたら対応いたしますのでご連絡下さい。)



なお、わたしのこれまでの「好き」語りは過去のnote記事をご覧ください。これからも、好きなときに好きなだけ好きなことを語っていこうと思います。それでは。



他人の「好き」に感動できるヤツもカッコいい



【6/7追記】
伝書鳩Pさんが、このnoteを読んで感想noteを書いてくれました↓
「俺達の少女A」の良さを伝えることが出来て、書いた甲斐がありました。各動画へのコメントがわたしよりも遥かに上手ぇ…。本当にありがとうございました!




次作




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