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芝浦電子のホワイトナイトのミネベアミツミが諦めました。大博打に出るよりも、やめて良かったと思います

ミネベアミツミ(東証プライム:6479)と台湾のヤゲオ(国巨)の間で繰り広げられていた芝浦電子(東証スタンダード:6957)のTOBが、2025年9月12日、ミネベアミツミのTOB不成立の発表により、ほぼ決着しました。

ヤゲオから敵対的買収を仕掛けられた芝浦電子は、ミネベアミツミにホワイトナイトを依頼しました。両者はTOB価格を引き上げて戦っていました。

最終的なTOB価格は、ヤゲオが1株当り7,130円、ミネベアミツミが1株当り6,200円。ミネベアミツミはTOB不成立を公表しました。

ミネベアミツミ

ヤゲオ(国巨)

ちなみに、ヤゲオのTOB価格の株価倍率を計算したのが下表です。

【ヤゲオのTOB価格をもとにした株価倍率】

備考:時価総額は自己株式を控除した株数で計算。
2026年3月期のネットデットは2025年6月末の数値を使用、償却費は2025年3月期の数値を使用。

EBITDA倍率(EV/EBITDA)は2025年3月期の実績値ベース13.5倍、2026年3月期の予想値ベース12.8倍です。高いけど、これくらいなら買収するところはあります。
PERやPBRも同じです。高いけど、出せなくはないでしょう。

ミネベアミツミは、やる気を出せば、ヤゲオよりも高いTOB価格を提示できたと思います。でも、止めました。

ヤゲオのTOB価格で計算した時価総額(自己株式除く)は1,086億円です。ミネベアミツミの時価総額は1,101億円です。
割安感はないのに、巨額の買収資金が……。

それに、芝浦電子は製造業です。日本では、そんなに頑張って買収する業種ではありません。そういう意味でも、止めて良かったのでしょう。

それでは!