CST概論⑬~無限の組み合わせ~
刺激(種類と量)の組み合わせには、無限のパターンが存在します。その中から、患者一人一人に合わせた刺激を選ぶことができれば、回復を促し、症状を改善または軽減することができると考えています。
患者の感覚にどれだけ合わせることができるかは、治療家の技術にかかっています。意志疎通が難しい患者でも、患者の体の声(反応)を聞くことは可能です。そのためには、治療家としての感覚を高めていく必要があります。感覚を高めることで、患者の体の声を直接聞き取ることができるようになり、より細かな刺激の選択が可能になると考えています。
私もまだまだそのレベルには至っていないので、今後も感覚を磨き続けていきたいと思っています。
患者の体の声を聞く感覚を身につけるためには、まずは意志疎通ができて細かなフィードバックをしてくれる人との練習が近道です。治療家同士での練習はもちろん有効ですが、意志疎通がしっかりとできる患者に対しても、患者の感覚に耳を傾けながら、体の声や治療家としての感覚が一致しているかを確かめながら、日々の経験を積むことが重要です。
感じたと表現の仕方は、本当に人によって全然違います。表現だけ聞くと、えっ!っと驚くようなこともあります。なので、丁寧に感じていることの意味や思いなんかも、引き出して聞いていけると、とても面白いですよ。
そういった意味では、コミュニケーション力がとても大切になってきます。
日頃から自分の体や心と丁寧に対話することを意識しつつ、他人とのコミュニケーションでも、意識していくと、少しずつですが引き出しやすくなってきます。
感覚を磨いたり、知識を増やしたりして、成長するには、自分だけで考えるだけでなく、知ってる人に聞いたり、相談したりすることで、より効率的にスキルを向上させることができます。
色んな視点で、物事を見ていけるような思考パターンを少しずつ意識し、練習していくことで、さらに色んな発想で刺激を組み合わせることができます。
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