見出し画像

CST概論⑭~まとめ~

刺激の組み合わせと感覚の重要性を、少しでも感じていただけたでしょうか。
これまで行っていた治療について、どのような刺激を組み合わせているのか、その時の患者と治療家の感覚はどうなっているのか、改めて考え直してみてください。そうすることで、きっと新たな発見があるはずです。

私は刺激と感覚に意識を向けるようになってから、治療が以前よりも楽しくなりました。楽しくなった理由は、変化を起こせるようになったことだけでなく、さまざまな視点で考える力が向上したため、様々な患者に対応できるようになり、その結果、患者から学ぶことが増え、毎日が驚きと発見の連続になったからです。患者に合わせた刺激を見つけて効果が出たときは、本当に嬉しい瞬間です。患者が良くなり、笑顔になってくれることによって、私も笑顔になります。
その笑顔によって、場の雰囲気がとても良くなります。私は、そのような雰囲気がとても好きです。

このように、患者の体の感覚に合わせた刺激を組み合わせた治療を行うことで、経験年数に関係なく驚くべき変化をもたらすことができます。もちろん、安定した治療効果を得るためには経験が必要ですが、患者の感覚をしっかりと聞き取ることができれば、知識や技術が不足していても変化を引き出すことは十分に可能です。だからこそ、即戦力となるためには、できるだけ早く刺激を組み合わせることと感覚の重要性を教育していくことが重要だと考えています。
学校教育や臨床実習の中でも、この内容を伝えていくことが望ましいと思っています。もちろん、刺激と感覚の知識と技術だけでは、一人前の治療家にはなれません。他にも重要な知識や技術はたくさんあります。しかし、刺激を用いた治療を行う治療家としては、絶対に知っておくべき内容であり、逆に知らなければ損する内容だと私は考えています。
臨床が今よりも楽しくなるきっかけとなれば、私は嬉しいです。
今回、あえて
「Combined Stimulation Therapy(CST)」
という新しい治療の形で表現したのは、再度、刺激に注目し、考え直してもらいたかったからです。冒頭でもお話ししましたが、CST の考え方は、治療家の皆さんがすでに知っている内容が多かったと思いますし、聞いたことがないような内容もほとんどなかったと思います。
しかし、私自身も含め、まだ多くの治療家が持っている知識や技術を刺激として上手に活用できていないと感じたため、今回は CST という新しい言葉を用いて注目を喚起しました。
CST の考えが少しでも臨床のヒントややりがいにつながれば幸いです。CST は治療という視点のみならず、コミュニケーションや様々な場面においても同様に考えることができると思いますので、あたなの専門分野や好きな分野でもCSTの視点を取り入れてもらい、楽しい人生にしていってほしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

CST概論は、A4サイズで29ページあります。そのPDFデータを無料で受け取っていただけませんか?

公式LINEに登録していただくと、CST概論だけでなく、本のデータも無料でダウンロードしていただけます。さらに、メッセージを使って個別の相談にも無料でお答えいたします。

いいなと思ったら応援しよう!