HL OLD & RARE 信濃屋創業95周年記念ボトル ダルモア30年(1991-2021)

HUNTER LAING OLD & RARE
ダルモア30年 (1991-2021)
FROM A BOURBON CASK
58.7%
開栓初日
Rating : 91+
Note : 91
品良く熟れたストーンフルーツに雫滴る蜜、どこか古風だが洗練されたクリーンな麦芽香、煮詰めたオレンジに香ばしいマドレーヌ、奥から僅かに枯れたオーク、湿った黒土に時間経過で完熟のマンゴー、時折瓜感も
Taste : 91.5
優美でスムースな口当たりから溢れんばかりの黄桃やアプリコット、仄かなスパイスにフィナンシェ、白い花園のフローラルからダンネージの黒土、白粉を思わせる素朴な麦感
Finish : 91
タンニンが品良く収斂し、果実の残り香が柔らかな麦と渾然一体に昇華する素晴らしい余韻
試飲会での高評価と間違いの無いスペックで話題になった、信濃屋創業95周年ボトル
ハイプルーフで超熟なバーボンカスクのOLD & RAREということで、ある程度の硬さも覚悟してテイスティングしたものの…開栓初日から良い意味で期待を裏切る素晴らしいフルーツ爆弾でありつつ、オールドハイランドに求める古風な麦感や何処とない侘び寂びも感じられる、正に非の打ち所がない素晴らしいリリースだったように感じます
これからバーでの提供が本格化し、2025年を代表するボトルの1つになるのではないでしょうか
ハンターレイン社のプレミアムレンジであるOLD & RAREは酒質のポテンシャルを最大限引き出すコンセプトで、故に熟成樽も長期熟成に耐えうるリフィル樽がメイン所となっています
それでも30年オーバーの長期熟成に耐えうる樽はほんの一握りであり、多くのストックはブレンデット原酒への提供や短熟リリースに回される中、選び抜かれた正に珠玉の1樽が超熟原酒となり、テイスターによってピークを見極めた物がボトリングされるようですが、枯れる直前の収斂味と溢れんばかりの果実香が共存したタイミングはまさに一期一会だったのではないでしょうか
スペック的にまだまだ変化を期待できるスケールの大きな1本、長く付き合っていければと思います
改めて95周年、おめでとうございました!
