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黒潮大蛇行の終了と、今後予想されること

気象庁の発表

2025年8月29日、気象庁は2017年8月に発生した黒潮大蛇行が2025年4月に終息したと発表しました。黒潮の蛇行は過去最長となる7年9か月の間続いていたことになります。

黒潮大蛇行とは

黒潮(日本海流)と本州の間に冷水の塊(渦)がはさまることで、黒潮の流れが大きく曲がってしまう現象です。漁場や天気に影響をもたらします。
参考:ウェザーニュース

銚子でイワシが大豊漁

銚子港のイワシの漁獲量が、昨年8月はわずか8.4tだったのに対して、今年8月は15,880tと実に1,890倍にもなったとニュースで報じられました。
ただし昨年が記録的な不漁だったことに注意が必要です。

銚子でのイワシ大豊漁について山田吉彦参議院議員(前東海大学教授)がX(旧Twitter)で以下のように分析しています。

黒潮大蛇行終了の影響で、北上する黒潮が、茨城県から福島県沖で太平洋中心部へと進路を変えている。そのため黒潮に乗ってきたイワシが銚子沖で滞留している可能性がある。また、付近の海域で暖流の黒潮と寒流がぶつかり湧昇流が起き、イワシの餌となるプランクトンが豊富になっている。以上をイワシ豊漁の原因と考える。

一方で釧路港でのイワシの水揚量が低迷しているというニュースもあり、黒潮大蛇行の終了によりイワシの漁場が南に戻ったと考えるのが妥当なようです。
2023年、2024年と水揚量全国一位は釧路港でしたが、黒潮大蛇行の終了に伴う漁場の変化を見ると、2025年は銚子港が一位の座を取り戻すかもしれません。

天候への影響

黒潮大蛇行は、記録的猛暑や大雨の要因となっているとも考えられています。来年の夏は少しは穏やかな暑さになってくれればよいのですが…

最後に、黒潮と親潮の潮目をとらえた興味深い映像がありましたのでご紹介します。


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