温泉に入っても、まだ力が抜けていなかった話
温泉に行きました。
温泉は、
「緩む」の代名詞のような場所ですね。
湯船につかって、
何も考えずにぼーっとしていた……
つもりでした。
けれど、ふと気づきました。
顔に力が入っている。
肩も、ぎゅっと上がっている。
「今も、力が入っているな」
そう思って、
意識して息を吐き、肩を下ろしてみました。
すると、
体の奥のほうが、じわっと緩んでいくのがわかりました。
今回は、娘が
「お父さんと入りたい」と言って、男湯に行ってくれました。
久しぶりに、
完全にひとりで温泉に入る時間です。
「周りの人に迷惑にならないように」
「走って転ばないように」
「そろそろ出たいって言われるかな」
そういう気を配らなくていい、
ひとりの安心した時間でした。
だからこそ、
「自分の体に何が起きているか」
に気づけたのだと思います。
実は最近、
日常の中でも、肩や体に力が入っていることに
少しずつ気づけるようになっていました。
でも、少し前までの私は、
力が入っていること自体に、まったく気づいていませんでした。
ずっとそれが「普通」だったから。
『肩に力が入っている』という状態を
リアルにやっていました。
体に力が入り続けていると、
疲れますよね。
だんだん余裕がなくなり、
小さなことでイライラしやすくなります。
「なんでこんなことで怒ってしまうんだろう」
それは、性格の問題ではなく、
体が緊張したままになっているせい
ということも、よくあります。
休んでいるのに疲れるとき。
それは、
休んだつもりでも、
緩めていないのかもしれない。
温泉でのこの気づきは、
私にとって、とても大きなものでした。
ただ、ここでひとつ
疑問も浮かびました。
温泉のような特別な時間でなくても、
私たちは普段の生活の中で
本当に緩めているのでしょうか。
一人時間をもらって、
カフェに行ったり、
買い物をしたりしても。
「リフレッシュしたはずなのに、
家に帰ると、また元に戻ってしまう」
そんな感覚は、
多くの人が経験しているのではないかと思います。
次回は、
「休んでいるのに疲れる理由」について書ければと思います。
なぜ一人時間を取っても、
気持ちが長続きしないのか。
私自身の体験と、
これまでのセッションで見てきたことをもとに、
少し整理していきます。

