見出し画像

Eurasia #5 🇲🇳 草原ルートか、荒野ルートか


当noteは「バイクで世界一周」というクソゲーの攻略本兼冒険の書を目指しています。


全エピソードはこちら。(新着順表示がオススメです)


これまで:
ロシア・ウラジオストクよりユーラシア横断の旅を開始。ウランバートルで韓国人ライダーのソンファンが仲間になった。


当面の目標:
ヨーロッパに入域する

直近の目標:
モンゴル西部の国境からロシアへ再入国する




ウラジオストクからおよそ4,500km。
2週間ほとんどぶっ続きで走行し、そろそろ大休止をすべくウランバートルで数日間滞在します。

まずは消耗品の調達です。


KTMのディーラーへ行き、


いろいろと物色。品揃え豊富でした


エンジンオイルとチェーンクリーナーを購入し、ゲストハウスのガレージでバイクのメンテナンスを行いました。


ウランバートルの中心 スフバートル広場



国立チンギスハーン博物館


の内部①


内部②


どこへ行っても馬とチンギスハーンです。

適当に観光を済ませたのち、ウランバートル近郊にある山へ行ってみました。







ウランバートルの南側にはいくつかの山が連なっており、それらをまとめて「ボグト・ハーン山」と言います。

今回はスキー場のある登山口からボグト・ハーン山の最高地点のツェツェー・グンへ行きましたが、道は不明瞭で展望も乏しく、行ったことを後悔するレベルでした。

歩きやすく景色も良いトレイルが他にもあるので、そちらがオススメです。


荒野ルートか、草原ルートか


さて、この先はウランバートルから西へ進み、モンゴルの果てにあるロシア国境を目指します。

Google Mapで調べると、国境までの経路はふた通り出てきます。



ここでは便宜上、それぞれのルートを草原ルート(北側)と荒野ルート(南側)と呼ぶことにします。


草原ルート


距離は1,700km。モンゴル北部の草原地帯を駆け抜けるルートです。

  • モンゴルらしい草原と丘陵の風景が続く

  • 夏場は天気が不安定な場合が多い

  • 長いオフロード区間あり

  • ゆえに、走ったことのあるライダーが少なく、最新情報がほとんどない

まさに「モンゴルを走っている!」と感じられそうなルートで、アドベンチャー感は抜群です。

一方で、オフロード区間の情報が少なすぎるのが最大の不安要素。
もし想像以上に路面が悪ければ、身動きが取れなくなる可能性もあります。


荒野ルート

こちらはモンゴル南部の荒野地帯を横切るルートです。

  • 終始舗装路

  • 世界中のライダーが走行しており、実績や記録が豊富

  • 景色は単調

  • 雨が少ない

  • 暑い

走行距離は草原ルートより若干長い1,800kmですが、(中国の援助による)比較的新しいアスファルトロードのため、バイクへの負担を最小限に抑え、確実に西へ進むなら荒野ルートでしょう。


草原ルートでいきます


というわけで、普通ならどう考えても荒野ルート一択ですが、
当noteは攻略サイトゆえ未知の経路の開拓を兼ねていることから、草原ルートを選択しました。

また、今回は相方のソンファンも一緒なので、スタックしたり転倒した場合に助け合えることも決め手の一つでした。


ただ、現地で情報収集をしていると少し気になる話も聞きました。

モンゴルの方々に聞き取りをしていて、皆さんが口をそろえて言うには、


「(終盤の)オラーンゴムから西は行ったら死ぬよ💜」


とのことで、確かに衛星画像からは砂地のアップダウンに加えてエグい渡渉が何度もあります。

↑ Road to Heaven


一方で、「こっちの道ならまだマシだよ」とアドバイスを受けたので、オラーンゴムからはホブド方面へ南下し、荒野ルートへ合流する作戦にしました。


海外を走ると痛感しますが、Google Mapは「道があること」と「走れること」を区別してくれません。

モンゴルでは特にその傾向が強く、さも当然のようにGoogle Mapは破滅の道へ案内してくるので、バカ正直にガイダンスに従わないよう注意が必要です。


最終的に、こんな経路になりました


それでもなおオラーンゴム~ホブド間には170kmのオフロードがあります。
そして、その道がどんな状況なのか、具体的な情報は見つかりませんでした。

この核心区間では、もし雨が降って路面状況が悪化すれば一気に難易度が上がるどころかそもそも詰んでしまうため、天候を鑑みつつ慎重に進んでいくことになりそうです。

というわけで次回は草原ルートの実態をお伝えします。




走行距離:0km

noteで紹介できなかった写真はインスタに入れています。
ぜひご覧ください。


いいなと思ったら応援しよう!

きつねのあずまや 旅の途中でお世話になった現地の方に、「〇〇さんからのオゴリです」とビールをごちそうします。