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フジテレビジョンの問題について思うこと

中居正広さんのトラブルから火がついたフジテレビジョンの問題について、私が思うことを記します。
(以下の情報は、投稿日・投稿時間現在のものです)


現在のフジテレビジョンの状況


まず、これまでの動きをまとめます。
中居正広さんをめぐる問題について(これについては、当記事では別扱いとします)、フジテレビジョンは記者会見を開きました。しかし、この会見は記者クラブに加盟していないメディアやフリーのジャーナリストは一切排除、映像撮影は禁止、社員にも共聴されることもなかったという、危機意識に欠けるものでした。
この記者会見における上層部の態度を重く見たスポンサー企業が、相次いでACジャパンへのCMに差し替えたり、契約の見直しについての発表がなされています。1社提供番組においては、キッコーマンが「くいしん坊!万才」の放送中止を要請。塩野義製薬は「MUSIC FAIR」の企業ロゴ削除要請を行いました。いずれも半世紀以上続く長寿番組…これまでフジテレビとスポンサーとの間で築きあげられてきた信頼関係が崩れていく姿を、いま、目の当たりにしています。

また、九州電力・西部(さいぶ)ガスも、九州地区で放送していた、フジテレビジョン制作番組におけるCMを差し替え(九電はローカル番組に限り継続)、来月以降の契約見直しを発表。この騒動は、フジネットワークの地方局にも及んでしましました。

株式を保有する米ファンドも、強い口調の書簡を2通も送付する始末。そもそも、このファンドから言われて、やっと動いたのですから、情けない限りです。日本人って、なぜ海外の人から言われないと動かないのでしょうか?

他局の動きと元社員の反応

この問題を受け、他の放送局も、中居さんが出演する、ラジオを含む全番組の終了を発表、企業内調査に着手するなどの動きを見せています。

余談ですが…「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」は好きな番組のひとつでした。番組レギュラーだった飯島愛さん(2008年死去、享年36)の命日に近い日には、飯島さんのために必ず時間をとっていました。今回の騒動で番組がなくなると、飯島さんのことが忘れられてしまう恐れも…彼女は、あちらの世界で、何を思っているのでしょうか?

また、元フジテレビジョン社員である、神奈川県知事・黒岩祐治さん、ジャーナリスト・長野智子さん、弁護士・菊間千乃さんなどといった方々からも、フジテレビジョンの対応について厳しい声が相次ぎました。古巣のことで、そんなことは言いたくなかったはず…。

私の意見

フジテレビのホームページから。アナウンサーページのみに記載された文章が、文言を改めた上でトップページに移されました。はじめから、そのようにできないのはなぜだろうと…

今回の騒動を見ていて思ったのは「皆、何かしら他人事になっていないだろうか」ということです。

一連の騒動とは無関係の社員も、会社としてのあり方を発言せざるを得なくなったり、誤った情報を否定する必要に迫られたほか、誹謗中傷の被害に遭っていることも看過できません。フジテレビジョンとしては、当然のごとく、一連の騒動とは別件として、毅然とした対応を取っていますが、視聴者サイドからの批判が止むことはありません。
無論、こうした行為は許されるものではなく、人間としてあってはならないこと。このことに関しては、私自身も強い憤りを感じています。自分のことを差し置いて、人にばかり批判したがる人の、なんと多いことか。
しかし、今回の場合、そんな状態にさせてしまったのは、「フジテレビジョン」という会社であることも、忘れてはいけません。

一方、あるアナウンサーが、番組で「職場をやめようと思ったことはない」と、涙ながらに悔しい思いを話していたようです。もちろん、その気持ちは十分伝わりますし、心から頑張ってほしいと思っています。しかし、それは、番組で言うことではなかったのではないか…
また、別のアナウンサーは、番組で会社に対して「こうしてほしい」とハッキリと発言されました。社員からこんなことを言われる会社は、最早成立していないと考えます。その提言には同調します。しかし、その前に言うべきことがあった…それは、視聴者やスポンサー企業などに対して、社員としての「お詫び」の言葉。それがなかったのは残念でした。

この問題は「今の歪んだ日本社会を露呈しているもの」だと考えます。そういう社会にしたのは、他の誰でもなく、私達自身なのです。
なぜ、この問題を、もっと「自分自身のこと」として捉えられないのでしょうか?こういうことが、自分の身の回りでも起こらないようにするために、私達は、一体何をすべきかを考えなければならないはず。でなければ、これからも、忘れた頃に同様のことが繰り返されることになるでしょう。
批判するのも大いに結構ですが、まず、自身の身なりを整えることをはじめたいものです。もちろん、私も含めて。

そして、フジテレビジョンには、いままでの慣習を改め、保身に回ることなく、中居さんと関わった女性のプライバシーに留意しつつ、包み隠さず話して欲しい。私ならそうしますし、そうしなければならないはずです。でなければ、何も考えていない輩に成功体験を与える形となり、それが、結果的には「何も発言できない社会」になってしまいかねないのです。会社存続のみならず、それだけの危機的状況を作り出してしまったという自覚を持っていただきたいと思います。



追記…中居正広さんへ一言


この投稿の直後、騒動の当事者の一人である中居正広さんが、ファンクラブのサイトで芸能界引退を発表しました。
すでに、女性との示談が成立しているとのことですので、それ以上のことは何も申し上げませんが、この騒動は、社会全体に波及しています。
引退されるのは結構ですが、それは、きちんと説明責任を果たしてからにしていただきたいなというのが、私の考えであり、多くの方もそう思われているはずです。もう一度だけでいいので、公の場で、話せる範囲でいいので、きちんと向き合って欲しい…好きなタレントの一人でしたので、残念でなりません。
(2025/01/23 14:53)



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