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あと少しの命、かも知れないけど…(木が教えてくれることを聞いてみる 2026.1.31)

今の社会制度にあっては、
経済って大事、だと思います。
できるだけ自由でありたい、
と思うと、なおさら、ですよね。

ですが。
ものごとには、
ちょうどよいバランス、適量、
というものがあるはずです。

特に今のように、
生物が存続するための土台が
揺らいでいるときは、
経済をこれからも、
最優先にしていてよいものか?
と考えたい気がします。

今日は、そんなことを考えさせる
木々たちと、つかの間の会話です。
では。


人「ここの街道に入って、遠目に
あなたたちの姿が見えると、
ホッとします。
今日もお会いできてよかったです」

木「ようこそ。最近は、
たまーに、この街道を通るみたいだから、
時々は、会えてますけどね

人「ええ。でも今後は
またこの道を通る機会がなくなる予定です」

木「そう」

人「….…(しばらくぶりに来てみたら、
ここの樹林が、
すっかり消えてなくなっていたら、
泣けるだろうな…)」

木「あなたがかつて何度も感じたように、
“一期一会”なんです。
失われたものは、永遠に取り戻せない。
悔いのないよう、大切な木には
こまめに会いにいっておくほうがいいですよ。
これは、木に限らないことだけど」


運のよいことに、ここの豊かな樹林に、
樹木調査で、何度か
入らせてもらったことがあります。
広い屋敷林の中には、
用水の遺構もあります。
文化と歴史を背負った、
とても貴重な場所です。

ですが、この地は、かつて、
道路の拡幅の際に、
かなりのセットバックを求められ、
屋敷の境界に立っている
とても立派なケヤキたちが
切られることになりました。

ですが、それは公共の文化財の扱い
として許されない、ということで、
当時の家主さんのかなりの奮闘により
ケヤキの並木は残されました。

ですが、歴史は繰り返すのでしょうか、
再び道路計画が進められていて、
それが実施されると、
ここの樹林の大半は消える予定、
と聞いています。

だから、バスで通りがかるたびに、
とてもドキドキします。
で、右折して、この街道に入った瞬間、
ここの木立が、遠目に見えるたびに
心からホッとします。
今のところは、だけど、
まだ、木立は立ち続けている、と。

気になりつつ、
いつもバスで、一瞬にして通り過ぎるので、
まともに写真もとれないし、
観察もできない。

ですが、今日、木に言われたように、
「一期一会」であることを忘れてはいけない。

行ってみたら、あの木がいなくなっていた、
という、苦い思いを残さないために。
できるだけ時間を作って
いろんな木に会いに行こう、
と、ここに立つ木々が
思い出させてくれました。

未来永劫、大切な自然、樹木は
当然のように守られていく、
何があっても。
そんな時代の到来を願いつつ、ですね。

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