【こんな映画でした】1098.[ウエスト・サイド物語]
2019年11月26日 (火曜) [ウエスト・サイド物語](1961年 WEST SIDE STORY アメリカ 152分)
ロバート・ワイズ監督作品。何とも懐かしい。一体いつ観たのだろう、最初は。もちろん映画館で。資料によるとリバイバル上映が1972年以降にあったようなので、そのあたりかもしれない。いずれ記録ノートが出てきたら判明するだろう。
中身をすっかり忘れていて、当然印象深く残っているはずのラストシーンすら覚えていなかった。しかしこんな昔に(?)よくこんな作品が作られていたものだと思う。私が小学校5年頃なのだから。
今観てもその踊りは凄いと思う。裏話によると、そんなダンスシーンの一つで、わずか時間にして3分半のところを、撮影では3週間掛かったとか。その大変さがうかがわれる。ダンサーにしても相当キツかったらしい。
音楽はレナード・バーンスタインで、よく知るナンバーだ。中でも「マリア」・「トゥナイト」・「アメリカ」そして「クール」などが名曲だろう。しかし最初の数年間はまったくヒットしなかったとか。分からないものだ。
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ストーリーはシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』なので分かりやすい。ただそれを現代のニューヨークに置き換えて、というところに面白みが出てくる。そして何よりハッピーエンドではない。
セリフのやりとりや「アメリカ」の歌詞の中には、しっかりと当時のアメリカ(今もそうか)の批判がされているところにあらためて気付かされた。もっとも最初に一度映画館で観たくらいでは、そんな細かなことまでは分からなかっただろう。
よく考えられ、よく練られた作品であると見直した次第。俳優では主演のナタリー・ウッドが良い。撮影当時22歳くらいか。男性では、私にはまずジョージ・チャキリスだが、テロップでは二番手扱いであった。一番手はトニー役・リフ役・アニタ役の三人。作られたときはそういう感じだったのだろう。
その後ベルナルド役のジョージ・チャキリスの人気が出たということかもしれない。映画の解説の中で、このジョージ・チャキリスがロンドン公演の際にはリフ役をしたとのこと。やはりリフのほうが上の扱いだったということかもしれない。
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いずれにせよ懐かしい映画であった。最近新聞の天海祐希の記事で、彼女はこの映画を観て、そして何とトニー役に憧れて宝塚歌劇団に入ったとか、紹介されていた。
人それぞれ観た映画によって、その人生に様々な影響を受けるものだと実感する。最初に観た時の私は何を感じ・考えたのだろうか。知りたいものだ。それにしても本なら再読、映画なら再見が必要だということだ。
青春時代というか青年の頃に観たのと、今69歳で観るのとでは相当に違いがあるはずだ。それでもやはり観るものだ。二十歳台で観た映画をもう一度観ていきたいと思う。そしてその頃、気がつかずに見過ごしてきた映画も。
