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茶会のすすめ|【国府宮はだか祭り~なおい茶会】で茶を嗜む|はだか祭限定の御朱印もいただこう

こんにちは、年間100個以上の和菓子を食べるきりこです。

本日3月8日、尾張大國霊神社おわりおおくにたまのかみでは「なおい茶会」が開催されます。
毎年訪れていたのですが、今年は所用があり行けず残念至極。
せめて、振り返りをして楽しもう!ということで「なおい茶会」の様子を綴ってみたいと思います。

📝「なおい茶会」とは
神男しんおとこが参籠をして身を清めた儺追殿なおいでんを会場に、古くは薬用として飲まれていた茶を飲むことで厄災よけを願う【はだか祭り(儺追神事)】の締めくくりとなる伝統行事です。


開催場所:尾張大國霊神社 儺追殿
茶券:当日券 2,500円(「なおい茶会」「献花席」含む) 
※絵馬銘々菓子器・なおいきれ・大鏡餅の進呈あり



着物で参加した年もあるのですが[大寄せ]とはいえ、毎年参会者が約2,000人にもなるため何せ待ち時間が長い…(2時間近く待つことも)。
あまりの寒さに専らロングスカート&タイツ、白靴下持参で参加しています。

📝【はだか祭(儺追神事)】とは

毎年旧暦正月13日、42歳と25歳の厄年の男(裸男)を中心に「なおい布」を結びつけた「なおい笹」を担ぎ境内へと奉納する。クライマックスでは精進潔斎につとめた「はだか祭」の主役である神男に触れて厄を落とそうと、一斉に裸男達が神男に殺到し凄まじい揉み合いになることで広く知られる神事。
奈良時代の神護景雲元年(767年)称徳天皇の勅命によって全国の国分寺で悪疫退散の祈祷が行われた際、尾張国司が総社である尾張大國霊神社においても祈祷をしたことが始まり。
江戸時代末期に今の裸男が揉み合う「はだか祭」の形態になったと云われている。

「なおい茶会」の御菓子は《両口屋是清》の「干支菓」

儺追殿には一度に100名弱の参会者が同席します。利休七則“相客に心せよ”のとおり、和やかにお茶会を楽しみます。

端の方に座った私の横に松尾流の先生方のおひとりがお出でになり、色々お話しを聞かせてくださいました。
お茶会不慣れな方々に配慮なさっていたり、お運びをなさっている巫女(お弟子さん)のお嬢さん方を見守っていたり…
「尾張大國霊神社」所蔵の御茶碗


「なおい茶会」でふるまわれた御菓子は《両口屋是清》さんのこなし製のもの。

2024年『龍の玉』
菓器は持ち帰れます!


2025年の菓銘は特になく、干支・乙巳(きのとみ)をモチーフにお作りいただいたものだそうです。
【乙巳】は「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく」年といわれています。

2025年

鶏冠石(けいかんせき)と藤黄(色)との二色に染め分けされたこなしに上昇するように描かれた蛇の姿は正に!といったところでしょうか。
下の層は小豆餡のみと思っていたら苔色のこなしの層があり、鮮やかな上の層とのコントラストに見惚れてしまいました。


「なおい茶会」の所要時間は30分程度。
ただ、大人数のお茶会ですので待ち時間が長い!
昨年は、12時頃受付して儺追殿に入れたのが1時15分頃。
儺追殿前の通路では正座して待つことになるので足が痺れてしまうかもしれません。寒さの残る時期ですので受付で防寒着を預けてしまうと、廊下で待っている間、寒さで震えることになります。ご注意くださいませ。

お茶会後、参会者たちは間近で茶道具を拝見しようと集まってきます。

茶釜の鐶付は【はだか祭】の様子が施されたもの
【鐶付(かんつき)】とは 茶釜の胴の両側に付けられた釜を持ち上げるときに釜鐶を通す孔を開けた耳のこと


会場の儺追殿を出ると「なおいぎれ」と「大鏡餅」がふるまわれます。「厄除」とが描かれた絵馬銘々菓子器もお持ち帰りできるのでこの時点で手がいっぱいです。

【はだか祭(儺追神事)】で奉納された「大鏡餅(50俵の鏡餅)」の切り餅は、本来ならば儺追神事の翌日から3日間ほど(小サイズ100円・大サイズ1,000円)授与される代物です。
「なおい茶会」参加者は「なおいきれ」とともに進呈されるとのこと。有難いですね。


大寄せ茶会~どんな着物を着ていく?

着物を着たい方のためにどんな着物がよいか、参考までに…寒さと長丁場で私は着物をそうそうに諦めてしまいましたが(笑)

🔹初釜・炉開き・口切り:茶道の年中行事の中でもおめでたくて格式が高いお茶会
🔹月釜:毎月、親しい仲間内で開催されるお茶会
🔹大寄せ:数十人の客を一同に招いて開催される初心者の方には最適なお茶会
🔹野点:野外で行われる、一般の方も参加できるお茶会

「大寄せ」は格式高い茶会ではないので、紋なしの色無地や江戸小紋でも良いとされています。フォーマル寄りの「大寄せ」もありますが、拝見したホームページでは洋装(普段着)の方もいらしたので気楽なお茶会かな?と判断しました。

選んだ着物は藤色の江戸小紋(寄せ小紋柄)。
“ いろはにほへと ” が型染めされた「栗山紅型」の帯を合わせ、場に馴染むよう色目が控えめな装いを心がけました。
70代くらいの茶道の先生方がぴしっとした着姿でいらっしゃるのを見て、私なんぞまだまだ若輩者だなと思わされましたね…年を重ねてしっくり身体に馴染んだ着物姿ってなんて素敵なんでしょう。

尾張大國霊神社(国府宮)へのアクセス

□住所:愛知県稲沢市国府宮1丁目1番1号
・ 名鉄本線「国府宮駅」下車 北口より徒歩3分
・ JR東海道本線「稲沢駅」下車 徒歩15分
□電話番号:0587-23-2121
□駐車場:あり
※儺追神事前後三日間は神社周辺で交通規制が行われ、神社駐車場が全く使用出来ません。参拝時は公共交通機関をご利用下さい。


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きりこ@日日是好日 最後まで読んでいただきありがとうございます。 頂いたサポートでこれからも良い記事を書いていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。