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そこそこのヴィオラを手にしてからの話

「そこそこのヴィオラ」を手にしてからの話。
新世界のキンキンする高音にうんざりしていた私は、オケでヴィオラに移る可能性を考えていた。

ちなみに、高音がキンキンするのは、ドヴォルザークのせいでもなく、新世界のせいでもなく、単に私の技術の問題である。低音域なら美しい音が奏でられるのかと言われれば、黙るしかない。

それでもヴィオラを手にした私はウキウキして、ヴィオラ音階トレーニングの本やハ音記号習得アプリなどで、楽しくヴィオラにチャレンジしていた。
ヴィオラを練習した後にヴァイオリンを練習すると、めちゃくちゃ弾きやすい!
先生から何度も指導を受けているボウイングも上手くいく。これは一石二鳥ではないか。

おそらく、楽器の大きさ的に楽器の位置が固定されるので、正しいボウイングになるしかないのかもしれない。大リーグ養成ギブスのようだ。

それでも、オケでヴィオラに移ります、というコミットはせずに、一部の仲の良い人たちにヴィオラを始めたことをコッソリ話しただけである。
まずはオケで毎年必ず演奏する定番曲を練習してから検討しようと思った。

とにかくオケは曲が多いので、ハ音記号をある程度速く読めるようになってからにしたかった。
これまでヴァイオリンで1st、2ndを一通り何度かずつやって、ようやく定番曲は楽に弾けるようになってきたのに、また新曲を含む全曲の譜読みをハ音記号でこなすには、少し時間がほしかった。

だが、ヴィオラの練習は楽しいのだが、1時間が限界に感じるようになってきた。
首が疲れるのだ。

ヴァイオリンのサイズは大体決まっていて36cm前後だが、ヴィオラは38.5cmから42cmを超えるものもあるらしい。
色々試奏させてもらった時に、38.5cmのもあったのだが、あまりヴィオラらしい音がしなかった。ヴァイオリンとあまり変わらない。
せっかくヴィオラなのだから、もう少し深い音色が欲しいと思って39.5cmのものにした。40.5や41.5も試したがこれは小柄な私には大き過ぎた。

家で楽しく弾く分には構わないが、3-4時間のオケ練や本番に耐えられるのか?という点に自信が持てず、ヴィオラ移籍案は保留のままである。

もし、ベートーヴェンの7番とかを演奏することになれば、ヴィオラ行きます!と言うのだが、悩ましいところである。
ちなみに、7番はトロンボーンの出番がないので、うちのオケでは選曲されない可能性が高い。

このまま、家遊び用になるのかもしれないが、それはそれで良いかもしれない。

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