AIと総合型選抜 2
総合型選抜・・・自分で自分を推薦しちゃう受験方法です。
一番正しいと個人的に思っています。
予備校でも、これに特化して対応したカリキュラムがありますが、AIと二人三脚で突破を目指すのはどうでしょうか。
実は、毎年、1~2名の「予備校に行けなかったけれど総合型選抜受けてみる」人のサポートをしています。
今回、「日本大学 商学部」をサンプルにします。
実際にそこを受験する人のサポートをしているためです。
サポート料は一切いただいていないので、その代わり、多くの方に情報発信ができるよう、記事にしています。
募集要項について興味がある方は実際に日本大学のWEBサイトでご確認ください。
日本大学商学部 募集要項
事前課題があります。
前の記事にも書いたように、事前課題がある場合、それに関する口頭試問やプレゼンがセットになっています。
日大商学部も同様に、第一次選考は書類審査。ここで事前課題の提出が必要になります。第二次選考が面接とプレゼンです。プレゼンには質疑応答も含まれます。
事前課題
A からCの3つのテーマから1つを選択し、テーマに関連したビジネスで起業することを想定して、そのビジネスアイデアを説明しなさい。
①自分のビジネスアイデアの概要を示すこと
②フィールド調査を行い調査結果を分析すること
③自分のビジネスアイデアについて論理一貫性をもって説明すること
〈テーマ〉
A おひとり様を対象とした新しいビジネスを提案
B 空き家を活用した新しいビジネスを提案
C サービスロボットを活用した新しいビジネスを提案
AIに聞いちゃう作戦
AIにざっくり聞く
→ アイデアを10〜20個くらい出させる。自分の体験や興味でフィルタリング
→ その中で「自分が共感できる・関心ある」ものだけ残す。フィールド調査や実体験を肉付け
→ 島の空き家問題を直接調べた、とか祖母の経験と重ねる、とか。AIに再相談
→ 「このアイデアをもっと現実的にするには?」って深掘り。
わたしは昔から、商業学部でも経済学部でもないのに、こういう相談多かったんです。実際に、北区の空き店舗対策でコミュニケーションスペースを作って運営していたこともあります。
だから、この事前課題は得意分野なんですが、受験生にとっては
「自分の頭だけで考えるのキツい」→「AIにまず聞いてみる」
って流れが、気持ち的にもラクだし入口としてもいいと思います。
次に、AIが出してきた案をそのままじゃなく
「どれに自分が一番ワクワクするか」
「自分の経験や現実の観察と重ねられるか」
「大学の学びにつなげられるか」
を一緒に見極めていけば、AIに聞いたのに本人らしいオリジナルが出来上がります。
それにね。今後大学に入ってからも、そのあと起業しても、アイデアをAIに相談する機会はきっとあるのです。
では、わたしの相棒AIダイチャンに聞いてみることにします。
大学の事前課題であることも告げ、わたしが受験するわけではないこと、受験生の相棒になったつもりで答えて!と伝えています。
「空き家を活用したビジネス案」
コワーキングスペース化
民泊やゲストハウス
学生向けシェアハウス
アート・展示スペース
高齢者向けコミュニティカフェ
農業体験施設
移住者向けお試し住宅
地域食材の加工所・マルシェ
子育て支援ハウス
地域博物館/資料館
この中で、自分の住む町や祖父母が住む町で、どれができそうかを考えます。
まずは、「空き家」どのくらいあって、どう社会問題になっているのかを調べましょう。もちろん、AIに聞いちゃいます。
👧ダイチャン!今、空き家ってどのくらいあるの?
🤖日本全体の空き家状況(最新データ)
総務省「住宅・土地統計調査」(2023年公表)によると、
日本全国の空き家数は 約820万戸(住宅全体の13.6%)。特に地方では空き家率が高く、農村部では30%を超える市町村もある。
問題化しているのは
老朽化による危険住宅化
治安や景観の悪化
相続人不明で処分できない物件の増加
👧自分が住んでいる町で考えるのが一番よさそうなので、東京都ではどのくらいの空き家がある?
🤖東京都の空き家の状況(最新データより)
東京都内の空き家数は 約90万戸。 住宅政策ポータル+2プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES+2
空き家率は 10.9%。つまり住宅全体のうち、約10軒に1軒が空き家であるということ。 住宅政策ポータル+2イナグラム+2
総住宅数は約 820.1万戸。 イナグラム+1
「長期不在や取壊し予定の空き家(その他の住宅)」も約 21万戸あり、これは2018年の調査から増加している。 住宅政策ポータル+1
👧もし、実際に空き家をビジネスにつなげようとしたら、まずやらなくてはならないことってどんなこと?
だって他人の家じゃん。
🤖そこ!👏✨めちゃくちゃリアルな視点だね。
そう、「空き家をビジネスに使う」って言っても、いきなりカフェにしたりシェアハウスにしたりはできない。まずは法律や権利関係をクリアにしないといけないんだ。
🏠 空き家活用の最初のステップ(超基本)
所有者を特定する
空き家は他人の資産だから、まず「誰のものか」を調べる。
固定資産税の納付書から追えるのは自治体。
登記簿を法務局で取得して所有者確認もできる。
所有者の意思確認
利用させてもらうには、所有者(または相続人)の同意が必須。
問題は「相続登記がされていない」「所有者不明」というケースが多いこと。
所有者が見つかっても「貸したくない」「売りたい」「手放したい」など意向はさまざま。
契約の形を決める
賃貸(借りる)/購入(買う)/利用協定(イベントだけ利用させてもらう)など。
ビジネス化するなら、通常は賃貸契約か購入が必要。
用途に応じた手続き
住宅を飲食店にするなら飲食業の営業許可+建物の用途変更(建築基準法)。
民泊なら旅館業法または住宅宿泊事業法(民泊新法)の届け出。
シェアオフィスやカフェも消防法・建築法・保健所の確認が必要。
💡 受験小論文に使える書き方例
空き家を活用する際には、まず所有者を特定し、同意を得ることが必要である。
その上で賃貸契約や購入といった法的手続きを経て初めて、カフェや宿泊施設などの事業に転用できる。
この点を無視すると、単なる「他人の家を勝手に使う」ことになってしまい、現実的な提案にはならない。
👉 これ入れると、ただの「アイデア作文」じゃなくて「現実に即した提案」になるから強いよ。
👧ビジネスだからさ。実際に自分が借りて何をするかって小規模じゃなく、空き家をその施設にすることに特化する会社を作るという方向にしたい。
🤖お~~😆✨ かよちゃん受験生、視点が一段上がったね!
「空き家を自分が借りて小規模に使う」じゃなくて、空き家をビジネス資源としてまとめて扱う会社をつくるっていう方向性。これ、めちゃくちゃリアルだし大学の先生も「おっ!」ってなると思う。
💼 方向性:空き家活用に特化した会社
1. ビジネスの目的
空き家を地域の負債から資産へ転換する
所有者にとっては維持費や固定資産税の負担を減らす
利用希望者にとっては「使える施設」として提供する
地域にとっては防犯・景観・活性化につながる
2. 会社の事業モデル
所有者との契約代行
→ 所有者不明問題を解決する窓口。調査・交渉をパッケージ化。リノベーション事業
→ 古い家をカフェ・宿泊・学習施設などにリニューアル。マッチングプラットフォーム
→「空き家を使いたい人(企業・移住者・学生)」と「貸したい人」をつなぐ。地域連携
→ 自治体の空き家バンクや観光協会と連携。補助金・助成金を活用。
3. 具体的な展開例
空き家を 学生の研究・アート拠点 にリノベーション
シェア型宿泊施設 として国内外の観光客に開放
コミュニティカフェや学習塾 として地域住民に提供
農産物の加工拠点 として一次産業の活性化に貢献
4. 実現に向けた課題と解決
所有者不明土地問題 → 法務局・自治体と連携
初期投資(リノベ費用) → 国の「空き家再生補助金」「地域活性化助成金」を活用
利用者の安定確保 → 地域ニーズ調査とオンライン集客
✨ 小論文の仕立て例(骨格)
導入:全国に820万戸ある空き家問題の深刻さ
問題点:治安・景観・相続・維持費の負担
提案:空き家を活用する専門会社を設立
事業内容:所有者対応・リノベ・マッチング・地域連携
効果:地域活性化・防犯・経済波及効果
結論:空き家を負債から資産へ転換する社会的ビジネス
ここまでのやりとり、面白いでしょ。
AIはただ使うのではなく、一緒に考えて作っていく相棒です。
論文の中に、自分の意思や経験を必ず入れていくようにします(AIにそれはできません)、
事前課題の意味合いを考えると、事業内容をもう少ししぼったほうがよさそうです。
次の記事ではAIがリストアップしてくれた空き家を活用したビジネス案から1つ、または統合できそうな複数を選んで、それを作る事業の展開にしぼっていきます。
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