「私のこと、もう忘れたの?」と泣きたくなるあなたへ。認知症の親の心に残る『感情の貯金箱』の話。
こんにちは、なっちゃんです!今日もいっしょにキラっと行こっ♪
まず、この記事の答えを最初にお伝えします。

認知症の方は、出来事は忘れても、 「その瞬間に感じた気持ち」は忘れません。
あなたが届けてきた愛は、 ちゃんと親御さんの心に残っています。
今日は、その話をします。

「お母さん、さっき言ったことも忘れちゃうし……。もう、誰が来ても同じなのかな」
「名前を呼んでくれなくなった日、声に出さずに泣いた。」
「毎日会いに行っているのに、『初めまして』と言われた。」
「私が来ても表情が変わらなくて、来ること自体が怖くなってきた。」
「あんなに仲の良かったお母さんが、遠くに行ってしまったみたいで寂しい。」
「認知症になる前の記憶が、少しずつ薄れていくのが怖い。」
「怒鳴ってしまった後、覚えていないかもしれないと思うと、余計に罪悪感が消えない。」
どれか一つでも当てはまったあなたへ、今日はこの記事を書きました。
第1章:名前は忘れても「好きな人」は分かる

施設の現場で、こんな光景をよく目にします。
認知症が進行していて、職員の名前も、自分が今どこにいるのかも分からないはずの方。
なのに、ある職員が部屋に入ってくるとパッと顔が輝き、別の職員だと少し身構えてしまう……。
「相性のいい職員」と「そうでない職員」が、はっきり分かれることがあるんです。
これは決して、その職員が優秀かどうかという話ではありません。
その職員がそばにいる時に、本人が「大切にされている」「安心できる」と感じる瞬間がどれだけ積み重なったか。
逆に、「急かされた」「叱られた」という小さなトキメキならぬ「トゲ」がどれだけ刺さったか。

「何をされたか(出来事)」は忘れても、「その人といてどう感じたか(感情)」だけは、心の中に蓄積されている。
これこそが、認知症になっても「感情は生きている」という、何よりの証明なんです。
第2章:壊れない「感情の貯金箱」

医学的にも、記憶を司る脳の場所がダメージを受けても、喜びや不安を感じる場所は最後まで力強く動いていると言われています。
認知症の方たちの心の中には、大きな「貯金箱」があると思ってください。
優しい声かけ、温かい手のぬくもり、一緒に笑った時間……。
これらは「プラスの感情」として貯まります。

強い口調、無視、無理強い……。
これらは「マイナスの感情」として貯まります。
貯金箱の中身がプラスでいっぱいになれば、ご本人は「なんだか分からないけど、ここは安心だ」「自分は愛されている」と、穏やかな気分で過ごすことができます。
逆にマイナスが貯まってしまうと、理由もわからずイライラしたり、不安で落ち着かなくなったりしてしまうんです。
第3章:完璧じゃなくていい。1秒の「快」を増やすだけ

これを知ると、「じゃあ、24時間ずっと優しくしてなきゃいけないの?」とプレッシャーに感じるかもしれません。
でも、そんな必要はありません。
私たちの目的は、完璧な介護をすることではなく、親御さんの貯金箱に、ほんの少しずつ「プラスのコイン」を落としていくことです。

髪を優しく撫でる1秒。
「今日もきれいだね」と声をかける3秒。
好きな曲を一緒に聴く5分。

その瞬間、ご本人が「あぁ、心地いいな」と感じたら、それは立派なプラスの蓄積になります。
たとえ1分後にその出来事を忘れてしまっても、その時に感じた「心地よさ」は消えずに、貯金箱の中に残り続けるんです。
終わりに:あなたは、親御さんの「安心」の象徴

もし、親御さんがあなたの名前を呼べなくなっても、悲しまないでください。
あなたが部屋に入った時に、親御さんの表情がふっと緩んだり、安心したような顔をしたりするなら……。
それは、あなたがこれまで届けてきたたくさんの愛が、親御さんの「感情の貯金箱」の中に、溢れるほど貯まっている証拠です。
あなたの優しさは、決して無駄にはなりません。
今日も1枚、プラスのコインを貯金箱に入れてあげましょう。
今日だけ、1つだけやってほしいことがあります。
次に親御さんに会うとき、
言葉以外の「サイン」を一つだけ探してみてください。
表情がふっと緩んだ瞬間。
あなたの声に少し反応した瞬間。
そばにいると体の緊張が解けた瞬間。
それが見つかったとき、
それはあなたの愛が届いている証拠です。
今日、親御さんの「言葉以外のサイン」に気づいた瞬間はありましたか?

表情の変化でも、体の緊張が緩む瞬間でも、何でもいいです。
「あった」
「最近気づけていない」
「これから意識してみる」——
コメント欄で教えてください。
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今日もいっしょにキラっと行こっ♪
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