「ただいま」という不思議な言葉
私たちは毎日のように「ただいま」と言ってると思います。
家に帰った時に言う言葉は、「ただいま」
それから、
「ただ今、会議中です」
「ただ今、準備中です」
という時にも「ただ今」という言葉を使いますよね。
同じ発音なのに、よく考えると不思議な言葉です。
まず、「ただいま帰りました」の「ただいま」は、漢字で書くと「只今」。
意味は「ちょうど今」「まさに今」です。
つまり、
「ただいま帰りました」
は、
「今ちょうど帰りました」
という意味になります。
一方で、
「ただ今、会議中です」
「ただ今、準備中です」
こちらも同じく「只今」と書きます。
こちらは、
「まさに今、その最中です」
という意味です。
どちらも、「今この瞬間」を表している言葉だけれど、少し視点を変えてみると、面白い違いが見えてきます。
帰宅するときの「ただいま」は、
外の世界から自分の居場所へ戻る時に言う言葉。
仕事や作業の「ただ今」は、
今という時間の中に意識を置く言葉として使われてる。
帰るときに使うただいまは、場所に帰る。
ただいま会議中のただいまは、「時間」にいる。
同じ言葉なのに、向いている先が違う
さらに考えてみると、
帰宅した時の「ただいま」は、
「私はここへ戻ってきました」
という意味。
「ただ今、作業中です」は、
「私は今ここにいます」
という意味。
どちらにも共通しているのは、
「今、ここ」
という感覚なのかもしれません。
私たちは忙しくなると、
過去の後悔や未来の不安に心が向きがちです。
けれど「ただいま」という言葉は、
その心をそっと「今ここ」に戻してくれる言葉のようにも感じます。
家に帰って言う「ただいま」。
仕事中に目にする「ただ今」。
どちらも、
「私は今、ここにいます」
という意識を自分にむける言葉なのかもしれません。
そう考えると、「ただいま」は単なる挨拶ではなく、自分自身を今この瞬間に連れ戻してくれる、日本語の美しい言葉のひとつなのだと思います。
ただいまー只今
を使う時そんなこと、ちょと意識して使ってみてください。
今日も、読んでくださって、ありがとうございます💞
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