理系にも文系にもぶっ刺さる、ガウディ。天才と言われるが努力家でもあることがよく分かった。【ガウディ展】
建築マニアのOLが
ガウディ展に行ってきたレポを書いてみます🙌
簡単に感想を言うならば・・・
ガウディは、建築の分野に限った天才というより、右脳も左脳もしっかり使って新しいことを考案する、しかもそれを形にする天才。
インスピレーションに頼る感性特化型のアーティストという訳ではなく、基礎を学ぶ努力も怠らない。
普通に、いち社会人としてまじ尊敬。新規事業やってる身として非常に刺激を受けた。
もしガウディが建築じゃなくてビジネスやってたとしたら、めちゃくちゃ斬新な新製品/サービスをどんどん世に放ってたんやろな〜と。
ガウディといえば、サグラダ・ファミリア。
サグラダ・ファミリアは、私が大好きなゴシック建築(高くそびえ立つ尖塔、ステンドグラス)の傑作という印象があったので、ど素人の私は初め「サグラダ・ファミリアを設計した人なら、ゴシック建築専門だったのかな?」と思っていた。
しかし昨年、芦田愛菜ちゃんが現地取材していたTV番組を見て、木の枝のように分かれながら天井を支えている有機的な柱や、ファサード(正面)が複数あってそれぞれに印象が全く異なること、異常ともいうべき数の彫刻を一つひとつに意味を持たせて配置する(しかも、もちろん左右対称ではなくアシンメトリーでバランスを取っている)細部への拘りを知り
サグラダ・ファミリアって、ただのカッコいいゴシック建築じゃなかったんだ!めっちゃストーリー性あるやん!ええ〜好き!絶対見に行く!!とアガった。
また、番組を見た少し後に知り合いがインスタのストーリーでカサ・バトリョの写真をあげていて
なんだ、この可愛い建物は!!!私のどタイプ!!!造形も色合いも、なんと可愛いのだあああ!!!
とぶっ刺さって調べたところ、なんとガウディの作品だと知り
これは、何が何でも20代のうちにバルセロナに行かねば!!と決心をした。
そんなある日、ガウディ没後100年を記念したガウディ展が開催され、しかも大阪会場にも来ると知り、
東京での開催前から😂、大阪会場での展示期間をスケジュールに入れていた。
そして、待ちに待った当日。
展示を全て読み込む心意気で臨んだ。
最初の展示では幼少期のガウディについて触れられていた。
田舎(自然豊かな環境)で育ったため、光や生物をじっくり観察して時を過ごす系の少年だったそう。
自然からインスピレーションを得た建築モチーフの3D展示もたくさんあった。
同行人と特に盛り上がったのは、にんにく型の換気塔の建築モチーフ。🧄
ビジュアルとして面白い!で最初食いついたら
なんとめちゃくちゃ機能性があるらしく
換気塔の先がにんにくに穴が開いたような形状だからこそ、ただの筒よりも建物内部の空気を排出しやすいっていう!
アーティストって、感性が鋭い場合それをプロトタイプに落とし込むという所までで十分評価されるものだと思っているが、
それに機能性を持たせる所まで一人で完結させちゃうの?
え待って、感性だけじゃなくて、ロジックも強いの?(衝撃)
新規事業に携わっている身としては
新しいものを生み出す際にロジックだけを積み重ねた設計ではなくて外部(自然)からインスピレーションを受けてモノに落とし込むという発想で創っている時点で素晴らしいと思う。
それでいて機能性までバッチリとは・・・!🧐
まじで頭が上がんねえ。そりゃ天才と言われるわ~。
そのあと壁面展示コーナーで、
ガウディ建築の基礎情報として「ロマネスク様式やゴシック様式といった歴史的様式を基礎としつつ、自然界の有機的なフォルムを取り入れた独自性の高いモダニズム建築」といった説明がされていた。
うんうんゴシック様式を基礎としているのは、何となくイメージあるわ。
と思っていたが、よく見たら、びっくり。
ロマネスク様式を基礎としている!?
私が、ロマネスク様式として最近見た建築物たちは


・・・ロマネスク様式って、10世紀後半とかに出始めた、めっちゃ古い様式で「石造りでちょっと高い建物つくってみようぜ!」ってやつでしょ?
木造から石造に建築資材が変化してすぐの建築様式で、石が重いから壁が厚くて窓も小さくて、ゴシックとは割と対照的なのっぺりした倉庫みたいな建物のイメージだったんだが?
ガウディ、そういう系も作ってたんだ・・・?
まじで多岐にわたっている。
これはエキスパートでもある上に、ある意味ゼネラリストじゃん。。。
それにしても、ロマネスク様式とかゴシック様式とか、割と古い建築様式がお好きだったのね。と思っていたら
次のコーナーで、ごりごりバロック様式の設計図が出てきて横転。🫠
初公開?の、ガウディが学生時代に描いた設計図面らしいのだが・・・
ドームあるわ、柱の上部にくるっとした装飾ついてるわ、なんやら豪華そうやらで、めっちゃバロック様式の教会の設計図書いてるやん。
しかも詳細まで丁寧にスケッチされてあって、よくみたら植物みたいな柄の柵ない?え、アールヌーヴォー様式ですか?っていう。
ロマネスク様式(10~13世紀)やゴシック様式(12~15世紀)の建築を基礎としていると聞いてたんだが、バロック様式(17~18世紀)やアールヌーヴォー様式(19~20世紀)まで手広く手懐けている・・・
なんか、やっぱり凄い人は守破離をしっかりしていて
建築様式の基礎は一通りやってるねんな、と感嘆。感銘。スタンディングオベーション。👏
ガウディへのリスペクトが更に増しました。
逆さ吊りのチェーンの実験を、アナログ・デジタルの両方で体験できるコーナーも面白かった。
これもTV番組で見たやつ!と思って興奮。

色合いとかも相まって、ディズニーシーのマーメイドラグーン🐚みたいだ。
というか、ガウディのカサ・バトリョとかグエル公園とかって、マーメイドラグーンに似てない?
と思って調べたら、マーメイドラグーンのキング・トリトン・キャッスル(たった今海から上がってきたばかりという設定のサンゴで作られた城)の造形やタイルで作られたモザイク模様などは、ガウディの作品をモデルとしているらしい!!まじか!!!
TV番組で芦田愛菜ちゃんが座っていた、教会の椅子(レプリカ?)も展示されていて実際座ることができ、歓喜。
※ただ、人間工学に基づいて設計されたという椅子だが、展示室で座ったからか、番組で言っていたような信仰心に対する心理的作用は感じられなかった。。。いつか現地で座ってリベンジしたい。。。
最後の方には巨大スクリーンの空間があり、床面を歩くとグエル公園のトカゲのようなモザイク模様タイルが自分の足跡に生成されるといった体験も面白かった。
これらを含め後半は特に、ガウディや建築に関する知識がほぼゼロでも楽しめる体験型アート空間でもあった。
ギフトショップもあり、一目惚れしたマグカップを購入。

以前から決心してはいたものの、何が何でも20代のうちにバルセロナに行かねば!!という想いは強まった。🔥
体系化されてきた建築様式には当てはまりきらない、独自のデザインに機能性まで計算し尽くすガウディを見習い、私も更なるパワーアップを目指すのであった・・・!
☆おわり☆
