【映画批評】#85「MaXXXine マキシーン」とにかくスイングしなかった三部作目
タイ・ウェスト監督&ミア・ゴス主演によるスリラー映画「X エックス」「Pearl パール」に続くシリーズ第3作「MaXXXine マキシーン」を薄口批評!
なんかオシャレだし、マキシーンがイケイケのキメキメになって大立ち回りをするという事実だけ並べると面白そうなのだが、とにかくスイングしなかった。なぜ面白くないかもよくわからない。
鑑賞メモ
タイトル
MaXXXine マキシーン(103分)
鑑賞日
6月13日(木)17:15
映画館
TOHOシネマズなんば(なんば)
鑑賞料金
実質0円(ムビチケエポスポイント購入)
事前準備
予告視聴
体調
すこぶる良し
点数(100点満点)& X短評
30点
【新作映画短評】#マキシーン
— 近鉄 ″Throat Thrust″ 太郎 (@egoma_senbei) June 13, 2025
3部作のシメという立ち位置なら、もっとめちゃくちゃにしても良かったのでは?という疑念が拭えない。ダメな映画だとは思わないが、とにかく自分とスイングしなかった。こんなに合わなかった映画はなかなかない。結局「X」が一番良かった。 pic.twitter.com/wL6FqGFfcZ
あらすじ
1985年、ハリウッド。
巨大な撮影スタジオに現れたブロンドの女、その名はマキシーン。
ポルノ界で人気を極めた彼女は、新作ホラー映画『ピューリタンⅡ』のオーディションに参加していた。“本物のスター"になるために。その頃のLAは、連日連夜ニュースで報道される連続殺人鬼「ナイト・ストーカー」の恐怖に包まれていた・・・。
一方マキシーンの周りでは、ヒルズのパーティーに呼ばれた女優仲間が次々と殺される怪事件が起きる。騒動の中、オーディションで主演の座を射止め、スターダムへ上りはじめたマキシーンの前に、6年前、マキシーンの身に起こった猟奇的殺人事件のトラウマ知る謎の存在「何者」かが近づく・・・・・・。
ネタバレあり&考察
X>>パール>>>>>マキシーン
とにかく自分とスイングしなかった3部作目
思ってたのと違った、とか抜きにしても、ひたすらつまらんかった。
80年代をうまく再現していると思うが、だから何?って感じでどうでもいい。そしたら案の定、まーたA24か、みてくれだけうまく取り繕うだけのスカスカ映画撮りやがってって感じだった。一人の女性が抑圧に屈せず、清濁併せ吞みながら痛快にアベンジするフォーマットをいかに汚く、オシャレに見せるかを追求している感じ。もういいよそういうの。飽きた。
3部作目でめちゃくちゃするチャンスだったのに、サブスタンスの記憶がまだ残っている時期にこんなのみせられてもなぁ、と。テンションが上がらず終わってしまった。3部作のラストが一番冒険してないってどうなのよ?
一作目の「X」はダメなとこは理解しながら、着眼点が面白くて悪趣味で好きだった。普通にエンタメスリラーとして楽しめたからよかった。
二作目の「パール」は自分が思っていたパール像とかけ離れて矮小化されたような気分になり、イマイチ好きじゃない。要は元から壊れていた人でした~ってことなら何で続編作ったんだよ、みたいな。ただ、新たなシリアルキラー誕生という視点で観れば傑作と言われるのも、まあ納得はできる。
そして本作。
何となく、倒すべき相手は「X」でフリまくってたから分かってたし、まああそこでマキシーンが日和るわけないしな、ということでラストも普通。夜のシーンが多いことはしょうがないにしても、あまりに暗すぎて観にくい。ケビン・ベーコンが出てきてテンションは上がったが、このまま「狼の死刑宣告」にでも挿し変えてくれないかな?と言いたくなるぐらい、退屈だし何せつまらない。
※↓「狼の死刑宣告」のネタバレ注意!
印象に残っているのは、ベーコンとエリザベス・デビッキとエリザベス・デビッキの肩幅だけ、って感じだった。そこまで好きなシリーズではなかったとはいえ、それにしてもここまでスイングしない映画は久しぶり。

このシリーズのファンからは良い感想が上がっているけど、「ホンマに言ってる?」って疑念が拭えない。否定したくなくて、引くに引けなくなってるだけじゃないかって。映画.comとかFilmarcsの評判の方がはるかに正な気がする。ダメな映画じゃないけど、どうでもいいんよな。こんななら「パール」で終わっとけよ、としか思わなかった。
シリーズの統一感とかミア・ゴスのキャラクター変遷を楽しむものだろうが、本当に刺さるものが何もなかった。以上。
まとめ
そう考えると「X」と「パール」は良かったですよ。
最後に
ソフィー・サッチャーがチョイ役で出てたのは嬉しかったかも!!!ハリウッド女優でいま一番カワイイと思います。


