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世界の重さを並べたら、順番が少し変だった


まず、この表は「地球にいる生き物の“重さの内訳”」をざっくり並べたもの。

全部あわせて、だいたい550。
そのうち植物が450で、ほとんどを占めてる。
次に細菌が70くらい。
動物は全部まとめても、2しかない。

場所で見ると、陸がいちばん多いけど、
地面のずっと下にも70ある。
見えてないところにも、けっこういるらしい。


で、ここから少し不思議になる。

動物の中身まで見ると、数字が急に偏る。

野生の哺乳類:0.007
家畜:0.1
人間:0.06

並べると、家畜 → 人間 → 野生。

これ、ちょっと考えないとピンとこない。

なんとなくのイメージだと、
野生の動物がいちばん多くて、その中に人間がいて、
家畜はさらに一部、って感じがするから。

でも実際は逆。

野生は広くいるけど、薄い。
家畜は場所は限られてるのに、ぎゅっと重い。

人の近くにあるところだけ、やけに密度が高い。


キリンとかゾウとか、
ああいう「いかにも動物」って感じの存在は、実は脇役に近い。

ライオンもそう。

映像で見ると主役っぽいけど、
重さで見ると、ほとんど残りのほうにいる。

いわゆる「野生の動物」は、だいたいそっち側。

人間とあまり関わらない大きな動物ほど、
増えるきっかけがなくて、減る方向にだけ進んでいく。

気づかないうちに、
世界の中身が少しずつ入れ替わってる。

人のそばにいる生き物が増えて、
それ以外は、目立つまま小さくなっていく。


数字はただ並んでいるだけだけど、
見方を一つ変えると、少し落ち着かなくなる。

広く存在しているはずのものが軽くて、
限られた場所にいるものが重い。

そしてその偏りは、だいたい人間の近くで起きている。

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