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なんか、そろそろ物語を作る練習をしなきゃいけない気がしている。



そう思ったきっかけがある。

最近、AIの進化が本当にすごい。
少し前まで何十時間も費やしていたミュージックビデオが、極端な話5時間で完成しちゃったりする。


もちろんまだ荒削りな部分もあるけれど、進化のスピードは加速している。


なので、こう思う。
これ、1撃で5分ぐらいのMVできる未来すぐくるんじゃね?


つまり、小手先の技術だけでは差別化できない時代が来る。
ツールは誰でも使えるようになり、出力の品質はどんどん平準化していく。

では、最後に残る差は何か。

語る力。物語の核。

面白い世界、魅力あるキャラクター、心を動かすストーリー。
それを作れなければ、どれだけ映像を作っても中身のない空箱。

そう考えて、ふと思った。

物語を作る力を、いま磨かないと未来で戦えないっ…

もちろん絵作りの知識も必要だ。でも、それだけじゃ足りない。
感情を揺らし、心に爪痕を残す“物語の芯”が要る。

というわけで、この本を手に取っりました。


まずは1本、プロットを作ってみることにした。
そして、できればそのままSunoでコンセプトアルバム化 → MV制作までやりたい。一粒で三度おいしい作り方。我ながら悪魔的。





物語作りは「がむしゃら」ではできなかった


この本で衝撃だった考え方があります。

物語は結末から逆算するのが効率的


そして、結末の型は8つに分類される。

  • 問題を解決する / しない

  • 敵を倒す / 倒さない

  • 目的を達成する / しない

2×2×2で、これで8パターン。



まず終点を決めれば、途中で迷子にならない。


そして、物語を動かす火種が必要だと、この本は主張する。

「始まりの災厄」――何かが失われるところから始まる

  • 世界から何かが消える

  • 被害者が生まれる

  • それを取り戻すため主人公が動く


主人公が動く理由は次の3つで考えるとシンプルでいい。
「奪還」「復讐」「獲得」。


こうして物語の骨格が見えてくる。



【実践】AIと「始まりの災厄」からプロットを作ってみた

理論を理解したので、実際にAIとプロットを作ってみた。

# 役割 あなたは、優秀なストーリーテラー兼一流の小説家 #やってほしいこと 物語のプロットをつくるので、対話を通じて構成をつくってほしい。 #前提 プロットをつくって、それをもとにSUNOでコンセプトアルバム(8曲程度)をつくりたい。 そのうえで、MV、アニメ化したい。

舞台は「女子十種競技」

前から「十種競技って絵になるな」と思っていた。(超絶古いけど、『デカスロン』という漫画が好き)
跳ぶ、投げる、走る――全身を使うダイナミズムが映像にも良い。

ってか、うちの子に槍投げとか、走り幅跳びさせたい。

そこで舞台に選んだ。


まず10周競技を舞台にしたいと思っている。
まず初めの問題として、輪島市の朝市が燃えるところから物語始まる感じ
基本、10種競技の才能があって大会に出るようになるみたいな。
そこでライバルというか敵が現れてなんだかんだかって優勝して問題を解決するみたいな。

私の雑な投げかけを抜粋



始まりの災厄:能登の朝市火災

僕の地元・石川を災厄の舞台にしました。
輪島の朝市が燃えた喪失の記憶。
その景色が主人公の心に影を落とす。

当たり前の“日常”を奪われる

ついでに、コーチの父がそこで命をおとすことに。(進撃の巨人の、エレンのお母さんのイメージ)




目的:失われた日常の奪還

主人公は女子高生 Obsidian。
奪われた日常を取り戻すため、父の夢だった十種競技に挑む。

目的=日常の回復(奪還)


AIの提示




敵と動機:承認への渇望

最強の敵も「奪還」

立ちはだかるのは努力で頂点に立った絶対女王。
“本物でありたい”という承認欲求に突き動かされている。

氷のような強さ。ガラスの仮面の姫川亜弓的な存在。(わからなかったら、すいません)



深まるドラマ

対話の中で、父の存在が輪郭を持ち始めた。

  • 父も元十種競技選手

  • 火災で命を落とす

  • 最期の言葉は「大会、がんばれよな…」

怒りを燃料に戦う主人公。
だがその怒りが、勝利を遠ざけていく。



結末:負けても心は勝つ

この本に8パターン別のラストを提示するプロンプトがついていた。
それをプロットに投げたところ、当初は「女王に勝利して完結する」というラストに変更しました。

僅差で敗北。
だが怒りを手放し、新しい日常へ進む。

こっちのほうが余韻があって個人的には好きだったので。



勝利こそすべてではない。
希望のある喪失というラスト。




AIは「思考の増幅器」だった

今回の気づき。

AIは作業代行ではなく、
思考を深め、整理し、新しい光を当ててくれる相棒

フレームワーク × AI が創造性を指数関数的に広げる。
型があるから自由になれる。
AIがいるから遠くへ行ける。

物語を作りたいなら、今回の型を片手にAIと話してみてほしい。
(書籍購入がおすすめです)



📌できたプロット概要

本当はもっと長いのですが、概要を貼っておきます。
結構いい感じにできたのでは?と思っています。

タイトル案
『JYUSSYU -10種類-』

テーマ
喪失と再生。怒りの解放と許し。

あらすじ

輪島の火災で父と日常を失った女子高生 Obsidian。
最期に託された言葉を胸に十種競技へ。
怒りを燃料に勝ち進むが、絶対女王に敗れる。
競技の裏で涙する女王を見て、怒りの正体と向き合う。

許しと解放を得て、再び走り出す。
結果は僅差の敗北。しかし心は勝利していた。

これは、灰の中から光を拾い上げる物語。



 やってみて思ったこと

やっぱり、物語ってつくれたほうがいいよね。
そう思って本を開き、プロットのヒントを頼りに、今日はひとつ形にしてみました。

AIの進化がすごい時代だけれど、
きっと、最後に残るのは「何を語るか」ではないでしょうか。

これからも少しずつ、物語をつくる練習を続けていきます。
みなさんの、創作のヒントになれば幸いです。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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