買ったまま眠ってた『マンガの原理』、今読み返したら「AI漫画の攻略本」すぎて震えた話。
こんにちは、kinoです。
実は、買ったはいいけどずっと本棚で眠らせていた本がありました。
それが、『マンガの原理』(著:大場渉、森薫、入江亜季)。
『乙嫁語り』の森薫先生や、ハルタ編集長の大場さんが解説しているガチな本なんですが……正直、買った当時はパラパラ見て満足してたんですよね。
でも最近、「AIで漫画を描く」というのが、めちゃくちゃ現実的になってきたじゃないですか。
「これ、もしかして今読むべきじゃね?」と思って開いてみたら……
これ、AI時代のクリエイターにとって「攻略本」そのものでした。
当時より今のほうが、この本の価値が爆上がりしてるのを感じます。
今日は、そんな「掘り出し直したお宝本」からの気づきをシェアします。
AI時代にこの本を読む「3つのメリット」
読み返して、「うわ、これAIやるなら必須教養じゃん」と思った理由が3つあります。
1. プロンプト(指示出し)の解像度が上がる
AIに「いい感じの漫画にして」って投げても、なかなか思うようにはなりませんよね。
でも、この本で「視線誘導」や「コマ割り」の理屈を知っていれば、
「視線を誘導したいから、フキダシは右上!」
「ここは時間を止めたいから、横長のコマじゃなくて大ゴマで!」
みたいに、AIへの指示(プロンプト)に明確な意図を乗せられるようになります。
2. 出てきた絵を「理論」で修正できる
AIが出してきた絵に対して、「なんか変だけど、どこが変かわからん……」ってこと、ありませんか?
原理原則を知っていれば、
「あ、これは『フキダシ→目→顔』の視線移動を邪魔してるからNGだ」
というふうに、「良し悪し」を自分でジャッジして修正できるようになります。これ、めちゃくちゃデカいです。
3. 漫画を読む時の「解像度」が爆上がりする
これが一番楽しい変化かも。
普段読んでる漫画も「あ、ここで『フリとウケ』の法則使ってる!」とか「この構図は時間を流すためか!」みたいに、作り手視点で分析しながら読めるようになります。
インプットの質が上がれば、当然AIで作るアウトプットもレベルアップしますよね。
要は、
「AIに渡す指示が明確になり、仕上がりを自分で評価できて、読む力が上がる」
これが、この本を読むメリットでした。
具体的にどんな「原理」が書いてあるの?
たとえば、「コマ割りと視線誘導」。
日本の漫画は右から左に読みますが、
横の並び = 時間が流れる(スムーズ)
縦の並び = 時間が止まる、あるいは経過する
という「物理法則」があるそうです。
これ、最近流行りの縦読み(Webtoon)を作るときは逆転の発想が必要で、「縦スクロール=時間の進行」になるから、横長のコマを入れると時間が止まる演出になる……みたいな応用ができそうですよね。
あと、「すべてのページに『フリ』と『ウケ』を作る」という話。
クライマックスだけじゃなく、すべてのページ、すべての見開きに「読者の興味(フリ)」と「答え(ウケ)」を用意する。
AIで画像生成するときも、この「フリウケ」のリズムを意識するだけで、読者を飽きさせない構成が作れそうです。
物語とキャラ作りにも活かせる(これから掘り下げる!)
さらにこの本、絵の話だけじゃなくて「キャラ・ネタ・ストーリーの原則」にもガッツリ踏み込んでるんです。
特に面白かったのが、
①キャラクターの外見は“目的・環境・性格”から生まれる
②主人公の目的こそがストーリーになる
③主題には、恋愛・謎解き・成長・復讐の「4大要素」が入る
この3つだけ覚えても、AIで物語を作る時に“迷わなくなる”と思いました。
このあたり、最近話題のAIアニメや動画生成(SoraやKlingなど)で「物語」を作りたい人には、喉から手が出るほど欲しい知識のはず。
(イケハヤさんもAI×物語の重要性は語ってますが、さらに深掘りしたい人は絶対に押さえておくべき本です。)
正直、この「物語・キャラ」の部分はまだ自分も消化しきれてないので、これからじっくり読み込んで、自分のAI創作に落とし込んでいこうと思ってます。
最後に
著者の編集者・大場さんの言葉で、
「知識を増やせ」
というものがありました。
AIという最強の「手」を手に入れた今だからこそ、それを動かすための「頭(原理原則)」が必要なんだなと痛感しました。
積読してた過去の自分を褒めつつ(笑)、これからガンガンAI漫画・アニメ制作に活かしていこうと思います!
今日はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
マンガの話を書いたんですが、普段はこんなことしてます。
AIで音楽・映像を作るのがメインで、YouTubeにMVを公開しています。
もしよかったらぜひ!
▼ 最新のMV
『Daybreak Signal』
