心理学:プールにおけるナルシシストの行動

こんにちは。Kinnyです。

なんか、おかしいな、と気が付いてナルシシストの研究をかれこれ8年くらいしているのですが、プールで泳ぎ始めて気が付いたことがあるんです。

それは、「○○という事情があるから、あなたに××してほしい」と言ってくる人は、自分の権利だけを主張して、相手の権利を尊重しないってこと。

事例1:
泳いでいたら、女性スイマーがやってきて「リハビリで100m連続して泳ぐように医者に言われている」と主張。別に一緒に泳ぎながら相手は止まらなければいいだけなので、は?と思ったが「お先にどうぞ」と言ったら、場所を譲れという…なんじゃこりゃ?

事例2:
3.3mのプールで端っこのコースで泳いでいたら、初心者なので譲ってほしいと言われる。私も初心者だけど?譲ってあげたら、相手は水泳選手並みの泳力だった。

事例3:
高校生水泳部二人組。市民プールなのに、タイムを計っているから、というのでレーンを独占。おじいちゃん、おばあちゃんが遠慮して泳げない。見ていたら、ひとりはあれこれ支持されて、気の毒な小間使い扱いされていた。権利主張だけして他者の権利は蹂躙。

公共の場であるはずのプールが、彼らにとっては「自分の特権や事情を優先させるための領域(テリトリー)」にすり替えられており、「どちらがその空間を支配・占有するか」という不毛な争いに巻き込まれている状態と言えます。

彼らの目的は純粋に泳ぐことではなく、「自分の都合をねじ通すことで得られる全能感」や「周囲を従わせる支配欲」を満たすことにある。

こちらの正当な権利を守るためには、相手の土俵(占有権の奪い合い)に立たないことが何よりも重要になります。

「搾取(Exploitation)」と「特権意識(Entitlement)」「共感性の欠如(Empathy Impairments)」

なぜ搾取と特権意識が危険なのか?

ナルシシストの根本的な悩みは「自分は特別でユニークでありたい」という強烈な欲求ですが、それは他者からの肯定や関与を必要とします。

しかし、他者との相互的な信頼関係を築くことに不安があるため、「他者の意向を尊重せず、要求を押し通す(特権意識)」ことで、他者を個別の人間としてではなく、自分の目的を果たすための道具として扱ってしまいます。

研究で明らかになった「EE」の有害性

研究(Ackermanらによる分析など)によると、搾取と特権意識(EE)が高い人には、以下のような負の性質が強く見られることが分かっています。

  • 反社会的な傾向: 他者から物を盗んだり、ルールを逸脱したり、職場等で他人を陥れるような画策をしたりする。

  • マキャベリズム: 他者をチェスの駒のように冷徹に扱う。

  • 条件付き自尊心: 外部からの承認やフィードバックに依存しており、それが得られないと自尊心を保てない。

  • 他者の価値下げ: 自分を高めるために他者を軽んじる。

  • 特権意識による怒り(Entitlement Rage): 自分の要求が通らないと激しく怒る。

  • 人間関係の質の低下: 協調性が低く、周囲と良好な関係を維持することが困難である。

対照的に、同じナルシシズムの要素でも「リーダーシップや権威志向」は社会的な成功や自信につながるポジティブな側面を持つこともありますが、「搾取と特権意識」が強い場合は、関係を破壊する最も有害な性質に直結すると博士は警告しています。

50代になってやっと気が付くなんて、遅すぎですね

なんか、クライミングで見たのと一致するんだよなぁ。



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