HSP+逆転親子=愛着搾取
こんにちは。だいぶラスボスに近づいてきたKinnyです。
愛着を築くときに、自分よりも、精神的成熟が未熟な相手に、愛着を築いてしまう
ということが、逆転親子の克服のひとつのポイントかも?です。
この記事を書いたのですが…
私は子供のころ、親の親をしていたので…それで、子供っぽい大人の投影を受け取りやすく、子供っぽい人に対して、相手に好意を持ちやすいわけですね。
子供のころに「親の親」をしていた影響
現実の課題
心理的に未熟な大人に好意を持つのが自然となる。
だけれど、相手の子供っぽさゆえ、境界線が侵されやすく疲弊する
「自分が支える側」にならなくてもいい場面で、無意識に巻き込まれやすい
セルフセラピー的視点
認識することが第一歩
→ 「これは私の自然な反応だが、相手の未熟さは私の責任ではない」と明確にする境界線を設定する
投影と距離の理解
→ 相手が自分にぶつけてくるものは、相手自身の課題
境界線を侵害されつづけると、相手に好意を持つことは不可能になります。
結果、愛着を持ってはいるけど、相手に愛情や尊敬は感じられない、ということになる。
これが私が感じる母への気持ちなんですよね。
たとえば、母が死に目に娘に一目会いたい!と思うのは、非常に共感でき、理解できる。しかし、だからと言って、老後をみて!みたいなのは?違うだろって感じです。
この辺は日本人は非常に混線していると思います。愛着対象としての親の機能は、子の巣立ちで終わったわけです…。老後の親子関係の健全な事例としては、フォレストガンプを見るのがいいのかなぁ。
愛着と愛情の違い
愛着(Attachment)
安心感やつながりの欲求に基づく心理的傾向
「関わりたい」「気にかけたい」という感覚
境界線が侵害されても、相手に注意を向けたり、世話をしたくなる傾向は残る
愛情(Affection / Caring)
相手に対して温かさや好意を感じる感情
安全・安心が前提
境界線が侵害されると、防衛反応に切り替わるため、愛情は生まれにくい
親は子供には愛着がありますからね。愛着はものすごく引力が強いものです。会いたいという思いってことですね。それは万人が理解できるものです。親自身の人生のハイライトが子どもだったりしますし。
一方で、子供の立場だと、愛着基地として親にアタッチメントは持っていても、個人として愛されていた実感がなかったら?アタッチメントは理解できても、当惑しますよね。愛されていないけど、所望はされている。
愛されていないけど所望はされている感
仏教では愛情は煩悩。英語では、煩悩はアタッチメントなんです。
だから、結局、私の母が子に持っていたのは、自分の愛着ニーズを満たしてもらいたい!って思いだったんですよね。
このことをカウンセラーさんに、わかってもらうために、このお話を書きました。
この寓話が伝えていること
母は「愛情深い」と呼ばれながら、実際には「自分の愛着ニーズ」に縛られている。
子どもたちはそれぞれ違う形で母の愛情の不在を経験する。
読者にとっては「愛情」と「執着」の区別を考えさせられる寓話。
子どものころから、母の愛情が愛というよりは執着に近いことは、分かっていましたが…。だから早く大人になって自由になりたかったですよ…。
しかし、まだ子供だったので、これは愛情じゃない!と跳ね返す力はなかったです。
ペアレンティフィケーションの成人後の典型的影響
1. 他者からの投影を受けやすい
「親の親」をしてきたため、未熟な側を受け止めることに慣れている。
そのため「怒りたい人・怖がりたい人・依存したい人」からの八つ当たり(投影)の的になりやすい。
2. 境界線が弱く、回避で対処しがち
本来なら「それはあなたの問題」と跳ね返せばいいところを、幼少期から「受け止めざるを得なかった」ため、反発せず、回避や沈黙で対応する。(反発が正しい反応=行動を修正する)
3. 回避の結果、過剰適応へ
回避すると「相手を落ち着かせるために、自分が頑張らなければ」となる。
結果として過剰適応(相手に合わせすぎる・自分を抑えすぎる)につながる。
4. 愛着と愛情の感覚の混線
幼少期から「親のニーズに応じる=愛着維持」と学んでしまう。
そのため、「相手に必要とされていること」と「愛されていること」を区別しづらい。
5. 愛着の搾取を受けやすい
「この人は愛情を与えなくても、愛着だけで繋がり続けてくれる」と他者に見られる。
その結果、ストーキングや依存などの愛着搾取的関係に巻き込まれやすい。
実体験とのリンク
中学生のころからストーキングされることが多かった
→ 「愛情を返さなくても、この人は私を見捨てないだろう」と他者に感じさせる雰囲気を纏っていた。
→ それが「愛着搾取を許容してしまう人」として見られてしまった。
この「愛着搾取に許容的に見える」という分析はオリジナルです。
実際にペアレンティファイド・チャイルドは、「受容性が高い」「NOが弱い」と周囲から察知されやすいので、ターゲットになりがちです。
私はよく相談相手にも選ばれるのですが、こんな人がカウンセラーになったら、クライエントから搾取される一方ですね。
