ホルムズ海峡封鎖:イスラエルとアメリカの手口
さて、続きを書きます。
これらからイスラエルとアメリカの手口をまとめるとこうなります。
イスラエル式「生存権剥奪」の8段階プロトコル
1. 脅威を捏造する
存在しない、あるいは誇張された脅威(エミネント・スレット)をデッチ上げ、国際社会に対して「先制攻撃以外に選択肢がない」という偽のナラティブを定着させます。これにより、国際法上の「自衛権」を恣意的に拡大解釈し、侵略の正当性を偽装します。
2. 圧倒的戦力による先制攻撃(ショック・アンド・オー)
宣戦布告なき、あるいは一方的な通告による大規模攻撃を行い、相手の防空網、通信、指揮系統を瞬時に麻痺させます。これにより、組織的な抵抗能力を奪うと同時に、物理的な「既成事実」を強引に作り出します。
3. 「誤爆」を装い、インフラを攻撃
淡水化施設、発電所、食料倉庫、製薬会社、などの文民の生命維持に直結する施設を攻撃します。
これを「軍事目標に隣接していたための誤爆」や「付随的被害」と称することで、国際法違反(戦争犯罪)の追及を巧妙に回避します。
4. 反撃を犯罪扱いする
先制攻撃を受けた側が行う、自衛的措置や報復を切り取り、「国際法違反」として糾弾します。
時系列の「ゼロ地点(原因)」を隠蔽し、報復の結果(現象)のみを強調して相手を「国際法違反者」の地位に貶めます。
5. 「二重用途(デュアルユース)」のラベル貼り
残された病院や学校、避難所などの保護対象施設を「テロリストの拠点」「軍事転用されている」と一方的に宣言します。
これにより、すべての民間施設を「合法的な攻撃対象」へと定義変更し、社会の全機能を停止させます。
6. 生命維持物資の武器化(タクティカル・シージ)
食料、水、燃料、医薬品の搬入を「軍事転用の恐れ」を名目に厳格に制限・遮断します。
飢餓や渇き、疫病といった「静かな死」を人為的に作り出し、それを政治的譲歩を引き出すための卑劣な「交渉カード」として利用します。
7. メディアの独占と「ウソ」の提示
圧倒的なメディア力を用いて、「この政権を排除しなければ、この人道惨状は終わらない」という歪んだ二択を世界に提示します。
先制攻撃によって生じた悲劇の全責任を被害者側に押し付け、国際的な停戦圧力を「敵への加担」として封じ込めます。
8. 永続的破壊
物理的に占領して統治責任(コスト)を負うのではなく、インフラが破壊し尽くされ、自力での復興が不可能な「死に体」の状態を維持します。
相手を恒久的な弱者・依存者に留めることで、反撃の芽を摘み、自国の覇権を盤石にする「非対称な支配」を完成させます。
いつも同じパターンで、戦争を起こしていると指摘されているイスラエル。
そのパターに乗れば、うまく行くと思った(らしい)トランプ。
その勝ちパターンを壊そうとしているイラン。
頑張ってほしいです。
