「人生は映画だ」と思えば乗り切れる~矢沢永吉さんの生きざま
大きなスクリーンで見る迫力あるシーン。
映像美と共に流れる素敵なBGM。
あるいは、心揺さぶられる音楽と共に、ハラハラ、ドキドキ。
約2時間の映画鑑賞があんなに面白いのは、アップダウンの激しい人生を歩む主人公が出てきて、様々な困難や壁を乗り越え、素敵な「宝物」を手にするからかもしれません。
ある意味、波乱万丈だから面白いともいえます。
でも、これは、人生でも同じことが言えるかもしれません。
苦しかったけど、そのおかげで今の私がいる。
報われたのは、あの日々の努力があったからだ。
ここからが最高のクライマックスの始まり。
いろいろと経験する人生ですが、どんなに辛いことでも、難しい事でも、「人生は映画だ」と思っていたら、乗り切れる気がしてきませんか?
実際、そんな映画のような波乱万丈な人生を歩んでいる方がいます。
ロック界のスーパースター矢沢永吉さん。
その昔、30歳ごろ、信頼している部下(側近)に裏切られ、横領事件のど真ん中に立たされました。なんと被害総額35億円。しかも、自分でではなく、だまされて背負った被害です。
35億とは、何とも想像のつかない額ですが、一般サラリーマンの一生涯で稼ぐ金額が2~3億と言われるぐらいですから、何とも絶望的な数字。しかも、長年一緒に仕事をしてきた仲間に裏切られてのことで、気持ちもボロボロ。当時のマスコミも、面白がるように大騒ぎ。
さすがのエーちゃんも、怒りよりももっと暗い気持ち、「ど~んと胸に空洞があるみたいになった」そうです。そして、酒浸りの日々。
しかし!!
1週間もするとあほらしくなったとか。
なんと、
これは映画だと思えばいい!
35億は、YAZAWAには返せない金額ではない。
YAZAWA、お前ならやれる、これは、俺が主演の映画だ。
と思い、映画では、今からがクライマックスの幕開けだ!と受け止めました。
著書の「アー・ユー・ハッピー?」によると・・・
俺は役を与えられたんだ。矢沢と言う役を。
・・・
俺は歌える。借金を返すのに何年かかるかなんて、そんなもん、たいしたことない。死んだら本当のおしまいなんだよ。やっぱし。
ここからライブ、ライブ、ライブ。
歌って、歌って、歌い続け、でっかいステージをこなし続け、なんと6年で35億の謝金を完済したそうです!!
そんなエーちゃんの一言です。
リストラされたって、借金を背負ったって、それは役だと思え。
苦しいけど、死んだら終わりだから。
本気でその役を生き切れ。
つまり、視点を変えれば、気持ちは切り替わるってことなんだ。
どうして、自分にばかり不幸が、苦しいことが…と思えることも多々あります。
でもそれは、私自身が「主役(主人公)」だからかもしれません。
映画でいえば、何も問題が起こらない人は「通行人」として描かれます(笑)。
ディズニー映画のクリエイターたちは、初めに主人公をどこまで「不幸」にできるかを考えるそうです。なぜなら、そんな不幸をどう乗り越えていくか、主人公が成長していくかをみんなが見たいからです。
同じように、自分が抱える困難や不幸も、神様から与えられたものかもしれません。そして、それは主人公である自分が、乗り越えられないものではないはずです。
さあ、今からがクライマックスの幕開けです。
苦しい事、窮地に陥った時こそ、「主役の座」が回って来たってこと。
本気で生き切ったら、きっと、新しいステージに立っていますね。
エーちゃんのように。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
