見直される仕事観~「底辺の仕事」がなければ、社会は崩壊します。
年末年始に大掃除をしました。
たくさんの不用品や燃えるごみが出て来たので、「処分」したのですが・・・。
処分と言いつつ、自分が行ったのは、袋詰めだったり分別したりして、しかる場所に持って行ったこと。
そうすることで、
「あ~要らないものがなくなってさっぱり」
「整理整頓ができてすっきり」
という気持ちになっていました。
でも、道路の所定の位置に置いた生ごみが回収されるのも、分別して出したゴミがリサイクルされるのも、その後の事を引き受けて働いてくださる方がいるからです。
ゴミを回収する人がいなかったら、すぐに道路がゴミで溢れ、不衛生になり感染症や病気がはやり、犯罪が増えていきます(実際、昔のニューヨークがそうでした)。
「底辺の仕事」と言われることがありますが、そんなものはないと、今更ながら気づきました。
ちゃんと働いて、税金や社会保険料なども払って、町の安全や衛生面などに貢献している・・・・。他にも、
公衆トイレがきれいにされているのも
購入した荷物が届くのも
道路の植え込みの木々が手入れされているのも
責任感があり、真面目に働く人がいるからです。
あらためて、社会はいろんな職種、さまざまな人がいてこそ成り立っていると感じました。
ちょっと話はずれるかかもしれませんが、月1,2回、地域の公共施設などのトイレ掃除を行っています。
掃除活動に参加する前は、正直な気持ちを言うと、掃除は自分の身体を使って行うことで、誰でもできる事だと「簡単に」思っていました。でも、実際に行ってみると違いました。
体力はもちろんのこと、一緒に掃除する人たちとうまく活動できるように
「コミュニケーション力」も必要です。
特に、月1,2回ということで、普段、一緒に生活していない分、なおさらお互いの意思疎通が大切になります。
また、限られた時間内に、トイレをきれいにするには効率的に作業をする必要があり、
ある種の「要領の良さ」が問われます。
これがないと、綺麗にする範囲が狭かったり、頑固な汚れに対処できなかったりします。
さらに言えば、一緒に掃除する人やトイレを使う人への気遣いや汚れを見つけたり、何か壊れているところなどがないかを発見したりする
注意深さ、場の空気を読む力なども必要になります。
最近、「ブルーカラービリオネア」という言葉が注目されています。
AIの発達により、弁護士や会計士などの定型的な知的作業を仕事にするようなホワイトカラー(知的労働者)より、
専門的な肉体労働者や技能職~配管工、電気工事士、機械整備士、建設現場監督~などのブルーカラーに従することで高収入を得る人々の事を指す言葉です。
手作業や現場で必要な専門スキルは、AIが発達しても代わりに行うことが難しく、まさに、「熟練の職人技」が必要とされるため、むしろ、価値が高まり、新しく「富を生む」状態になっています。
AIによって仕事が奪われるという言い方もされてきましたが、逆に、消防士、警察官、自衛隊員の方々など、体を張って仕事をしている方や、介護士、保育士、学校の先生らのように、直接人と関わり、専門的な対応術が必要な方など、今まで待遇的には、少し低くされてきた方々の仕事の価値がますます見直されていくのかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです
