愛するしんぱち食堂の健康十訓について医師目線で斬ってみた
しんぱち食堂。
かなりうまい。比較的店舗も多くて、割とどこに行っても近くに存在してくれている。
最近は飯に迷ったらしんぱち食堂、迷わずともしんぱち食堂みたいな感じになってきている。
特にしんぱち食堂の回し者でもなんでもないのだけど、今まさにしんぱち食堂新宿御苑前店で食事をしてきたので、帰り道の電車の中でしんぱち食堂の「あれ」について医師目線で斬っていこうと思う。

ご飯大盛り、小鉢をたくさんつける。
食べてる途中で汚くて申し訳ないです。
その前にざっとしんぱち食堂についてAIに調べさせると、
「しんぱち食堂」は、炭火で焼いた本格的な干物定食をリーズナブルに楽しめる定食チェーンです。江戸時代の食生活をイメージしたカウンター中心の店内で、焼き魚や炊きたてのご飯、こだわりの味噌汁を提供しています。
と出てくる。
まあ嘘偽りなくそういう店だ。
最近はすかいラークが110億円で買収したことでも話題になった。
オペレーションもスムーズで会計までに無駄がない、強いていうならカウンター席の間隔がやや狭いのだけど、まあそれも食堂感があって悪くはない。(自分がでかいせいもある)
この魚と米と(玄米にもできる)味噌汁と、その他小鉢と栄養バランスがいいだろうことは想像に容易いだろうし、何より魚が美味しい。
その美味さについてはグルメな方々にその席を譲るとして、今回は食事そのものではなく、「湯呑み」に注目して医師目線で解説してみたい。
湯呑みに「健康十訓」と書いてあるのである。
いままであまり興味がなかったが、今日はまじまじと見てしまった。

今日はそれぞれ本当なのか、最新のエビデンスをもとに短く斬っていこうと思う。ここには愛もへったくれもない、すかいラークに媚びずにエビデンスだけで斬る。
①少肉多菜:肉を少なく、野菜を多く
概ね正しい
野菜摂取量が多いほど心血管疾患、糖尿病リスクが低くなる傾向にある。あまりにも肉を取らないとそれはそれで筋肉不足を招くが、加工肉は大腸癌の原因として知られているので、とるなら鶏肉や豚ヒレ肉などをおすすめする。
②少塩多酢:塩分を少なく、酢を多く
概ね正しい。
塩はやはりとりすぎると高血圧になる。
酢は血糖値を改善させるという報告もあるがまだものすごい根拠があるわけではない。
③少糖多果:砂糖を少なく、果物を多く
かなり正しい。
清涼飲料水なんかに含まれる砂糖は糖尿病リスクを上げるが、果物の糖分は逆にリスクを下げるというのが最近の定説になりつつある。
④少食多噛:少なく食べて、よく噛む
概ね正しい。
過食を防いで肥満を予防してくれる。
ただ噛む回数に関してはまだそこまでエビデンスがない。
⑤少衣多浴:衣服を少なく、入浴を多く
衣服を少なくというのは医学的によくわからない。入浴自体は血管が拡張して血圧が下がったり睡眠の質をよくしてくれたりで、遠回しに健康効果はありそうだ。
⑥少言多行:言葉を少なく、実行を多く
医学的な根拠はないが、そういう男を目指したいとは思う。
⑦少欲多施:欲を少なく、施しを多く
これも、医学的な根拠はないが、そういう男を目指したいとは思う。
ボランティア活動や利他的な活動をする人ほど、鬱になりにくいという研究はある。
⑧少車多歩:車を少なく、歩くのを多く
これは大いに正しい。
7000歩以上くらい歩く人は死亡リスクが大きく下がることが大規模な研究でわかっている。歩くことによる健康効果は偉大だ。
⑨少憤多笑:怒りを少なく、笑いを多く
笑顔が少ない人は心臓血管のリスクを抱えやすいという日本からの報告はある。こういう人は社会的なつながりも多いだろうから、そういう意味での健康効果はしっかりあるだろう。
⑩少憂多眠:心配を少なく、睡眠を多く
メンタルヘルスという意味では心配は少ないに越したことはない。
睡眠は短すぎても長すぎてもよくない、概ね7時間くらいが健康効果が高いとされる。
さあ、健康十訓であるが、概ね全て正しいことが書いていそうだ。
そういうところまでエビデンスベースでぬかりないのか、しんぱち食堂…また一回りしんぱちのことが好きになった。
将来男の子が生まれたら名前はしんぱちにしよう。嫁に一応相談はしてみよう。
さてさて、くだらないエッセイにお付き合いいただきありがとうございました。
P.S. 小鉢のおすすめはねぎとろです。99円で得られる幸せランキング日本トップレベルだと思います。
