【家電猫】第2話
炊飯ニャー

朝日が、差し込むキッチン
今朝は
「トースター猫」が、朝ごはんを作る日。
ロボット炊飯器ねこの
「炊飯ニャー」は
まだ眠ってる

「……ジジッ。アサ、7ジ。スイハン、カイシ。」
炊飯ニャーは
いつも通りに目を覚まして
正確な手つきで、お米を計量し
いつも通りに、お米を洗い始めました。

炊飯ニャーの蒸気口から
シュシュッ!
と勢いよく湯気を出して
炊飯の最終段階に入りました。
ピーン!ピーン!
炊飯ニャーから
炊飯完了の電子音が鳴り響きます。
「スイハン、カンリョウ。オイシク、タケマシタ。」

「にゃ~ん!今日はパンの日だニャ~!」
焼きたてのトーストを
楽しみにしていた
トースター猫は
泣いてしまいました。
「プログラムニ、ヘンコウハ、アリマセン。
スイハンハ、マイニチ、オンナジ。」
炊飯ニャーは
今日も、いつも通りに
おいしいご飯を炊いてくれました。
炊飯ニャー
明日は「パンの日」を
プログラムできるといいね。
つづく
